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トーク:高等学校日本史B/立憲体制の確立

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話題追加
出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
最新のコメント:2 年前 | 投稿者:2404:7A86:8800:1C00:FC4A:E155:3265:3EB8

(すじにくシチュー)センター日本史に関する不信感を、告発も兼ねて書いておきますね。

下記のような編集が、編集合戦になった。編集の当事者はもちろん私。

:※ 平成30年度(西暦2018年)のセンター試験の日本史で、ビゴーの風刺画(伊藤が神棚でビスマルクを崇拝している)をもとに、伊藤がどのような国を作ろうとしたかを答えさせる問題が出た<ref>[https://www.mext.go.jp/content/20200322-mxtsyogai02-10001418_2.pdf ]</ref>。おかしくないですかね?それはビゴーの想像する、あくまで想像上のノンフィクションの伊藤にすぎず、現実の伊藤博文の心理なんて伊藤本人以外には不明だと思うが。美術評論を歴史学に持ちこまないでほしい。迷惑。しかも、上述の山川の『大学の日本史』など近年の研究成果も反映されておらず、2018年のセンターは愚問としか言いようが無い。日本の歴史教育のダメさの証拠としてwikiに残しておく。どうも入試問題などを通じて自己の学説を既成事実化しようとするだけの質の悪い学者が、残念ながら日本の人文系には多いようである。
:センター試験は過去にも、たしか1990年代後半や2001年ころ、歴史学者でも議論が紛糾していた「南京大虐殺」問題や従軍慰安婦問題やらで、出題者の意見を押し付けるような出題をやらかしている前科がある。このことは、たしか保守系のオピニオン雑誌『正論』に当時書かれており、中学歴史教科書「あたらしい歴史教科書をつくる会」の執筆人・協力者たちの学者がその雑誌でセンター試験・日本史のこのような実態を告発していた。2010年以降の今では検定教科書ですら、南京大虐殺の死亡者の数には議論があると書かれている。しかし90年代後半あたりにセンター試験に「南京大虐殺があった」かどうかだけを答えさせる、なんの思考力も測れないイデオロギー検査のような愚問を出題した学者はもちろん、なんの責任も取らない。これが日本のセンター日本史の愚劣さの実態である。

:なお、南京大虐殺の従来説が根拠不足だというのは、1990年代の時点でテレビ朝日の深夜の討論番組「朝まで生テレビ」(朝ナマ)ですでに議論されており、その番組の時点では、従来説は根拠不足であった。これは、従来説を主張していた陣営(つまり「つくる会」の敵対陣営)の権威である吉見教授自身がそう田原の質問に答えている。これは朝ナマの司会のキャスター・田原総一郎が証人である。しかも朝ナマは左翼系も多いテレビ朝日の番組である。(つまり、けっして右翼系の多いフジ産経グループだけが主張しているのではない。)こういう事態なので、まともな学者だったら、少なくとも90年代後半~2001年ころなら、センター入試に従来説を出題するのは気がひけるべきである。(けっして「学会で学説を主張するな」と言ってるのではなく、入試に出せるような議論の固まっている状況では到底ないということ。)少なくとも90年代後半~2001年の時点では従来説は根拠不足であり、これはテレビ朝日の田原総一郎が証人であるということだ。
:だからもし、まともな学者だったら、学者内部ですらホットな議論になっている真っ最中のような話題は、中立性などを考えて入試には本来なら出題しないだろう。しかし残念ながら日本の人文系の大学教員たちはそうではないようである。もし出題するにしても、たとえば「南京大虐殺があったとするのが現代の日本政府の公的な見解である」というような出題なら、これは現代の政府公文書などで確認できる史実なので、こういう出題なら学問的に誠実であろうし思考力を測る問題にもしやすいだえろうる。だがそういう出題の工夫をするのでもなく、入試問題などを通じて自己の学説を既成事実化しようとするだけの、質の悪い学者が、残念ながら日本の人文系には多いようである。そんな低品質なイデオロギー的な出題に税金が使われてしまってきた。
:南京事件では、「つくる会」は便衣兵(ゲリラ)の問題を当初から主張していたが、しかし反対派はそれを無視して「南京事件否定派」とレッテルを貼る始末であった。南京の住民が犠牲になったことは「つくる会」らは否定していない。しかし『南京事件論争史』のような、つくる会が南京事件そのものを否定しているとレッテルを貼るだけで議論を避けようとするプロパガンダ本が歴史教育書を名乗っているのが日本の歴史教育のダメさの現状だと告発しておこう。
:近年の歴史教育は、指導要領などによる理念では、歴史を羅列的に暗記させるのではなく横断的に考えさせるらしいが、どうもそれを悪用した、出題者個人の意見の押し付けのようにしか思えないが。
:なお慰安婦問題については、近年2010年台のの歴史教科書で、戦時中の話題に限らないが、日本から売春などで中国などへ出稼ぎに行く「からゆきさん」問題を清水出版が紹介していた。さて、慰安婦が性奴隷なら、じゃあ「かさゆきさん」は性奴隷なのか否か?。

南京事件については、戦時中の当時マスコミでも議論になっていたが、ただし、あくまで伝聞であった(だからといって、それだけでは虚構とも限らない)。のちの東京裁判でも、南京事件は取り上げられている。だから、当時から議論にはなっている。ただし、東京裁判で議論になってることは、けっして実際に風聞のとおりであるかどうかの証明ではない。だから歴史学者のすべき事としては、単にその風聞を検証すればいいだけである。なのに、それを検証しないのが、日本の左翼学者・マルクス学者にのっとりをされていた戦後の歴史学であった。

そもそも、うわさを検証するのに、そのうわさ自身を根拠にしてはいけない。当たり前のことである。学説を証明するための根拠は、その学説自身とは異なる別のもの(たとえば種々の統計などや別の史実)に由来しなければならない。
歴史研究に限らず、なにか学説を証明する際、その学説自身は根拠にならない。学説の結論そのものを根拠とするのは、間違った推論法のひとつであり、「循環論」(じゅんかんろん)という。

数学の定理の証明でも、けっして、定理の結論を証明の根拠にしてはいけない。そのような結論を根拠とする推論をしても、数学では証明とは認められない。

大衆には頭の悪い人も多いので、循環論で主張するだけの主張でも、自分の信じたい内容が書いており、それを学者が書いていれば鵜吞みにする馬鹿も多い。そういう馬鹿にならないためには、循環論をけっして許さない数学の勉強が必要である。

別に役人の採用試験とかだったら政府の見解どおりを暗記するんでもいいけど、でも日本の左翼の歴史学者って反権力を主張していたりするわけでしょ、そういうヤツが都合のいいときだけ政府見解だからってセンター出題を主張するのはダブル・スタンダードでインチキ野郎だと批判しておくわ。

朝生の議論とか不都合な結果を無視する左翼学者にも不信である。

東大内で意見が割れているのを、入試で一方の陣営が一方の見解にもとづいて出題するのは常識的にアカンでしょ。そういうアカンことがまかり通ってるのが、日本のセンター試験だって告発しますわ。

じゃあ、あとヨロシク。あんま興味ないし、そもそもこのコラム的記事の主題は南京事件ではなくビゴーの風刺画にもとづく出題の是非と、そのような出題を可能にするセンター試験の左翼学者による私物化の疑惑であるので。

センターのビゴー問題の出題者は、山川『大学の日本史』にケンカを売ってるのかしらね?--すじにくシチュー (トーク) 2022年3月13日 (日) 23:46 (UTC)返信

よう。月曜の朝からお盛んだね。俺は、朝からアンタの駄文に付き合う羽目になってブルーだったけどな。暇人で朝から晩まで張り付く余裕のあるすじにく大先生と違って、俺は年度末で忙しいからまぁ、手短に書くわ。
第一点朝生なんて声の大きい奴が勝つディベートごっこじゃん。これを学界・言論人の論争と同次元として扱うこと自体が知的レベルの浅さを示していますな。理系様のすじにく大首領様の御為に例えれば、健康番組の実験モドキをまっとうな「実験」とみなすのと大差ないね。朝生じゃなくて、ちゃんとした研究者の書いたものを読んでからにしろよ。まぁ、つくる会関係者の歴史学者(しかも近現代史専門)って、伊藤隆くらいだからねぇ(藤岡はいわゆる「社会認識教育学」の人間だからね)。
第二点。東大云々のくだりな。多分、すじにくが想定しているのはつくる会ができた頃だと思うので、そのあたりを念頭に置くよ。東大で意見が割れているって……伊藤隆と藤岡くらいじゃんw(正確にはその頃伊藤はもう東大を定年しているけどね) それに、「東大だから何?」という感じだよ。権威主義丸出しじゃねーか。んで、「東大だから偉い、そのほかの大学は論外」ってか? 言いたかねーけどさ、法政大中退のすじにく先生に言われたくはないですな。
第三点。歴史学者(特に近現代史専門)の間では少なくとも南京事件の有無自体は割れていないよ。だから、「1937-38年にかけて南京事件が起きた」という問いそのものに問題はない(これを否定するのは、狂信的な極右ってところだ)。ま、「南京事件で何人虐殺されたか」って問題を出したらさすがに大問題になると思うけどな。さすがにこんな問題出したら俺も見識を疑う。で、件の問題も別に「南京事件で何人虐殺されたか」っていう問題じゃないだろ?
百万歩譲って「論争」になっているとすれば、規模(例:秦郁彦は事件の舞台を南京城内(といっても山手線くらいはある)に限定しているのに対して、笠原十九司や吉田裕なんかは南京市を舞台にしている)くらいのものよ。
大先生は「ほーら、規模が論争になるだろ(ドヤッ)」という顔をする程度の知性だろうから、釘を刺しとくけど、こんなので「論争になるから出せない」って言うんだったら、多くの問題がアウトになりますよ。例えば、桶狭間(奇襲か否かで「論争」)や長篠の合戦(鉄砲の数で「論争」)もダメ。下手すれば関ケ原も最近の調査でいろいろな知見が得られているようだから駄目ですな。
第四点。「センター試験の左翼学者による私物化の疑惑」って……藤岡信勝の妄想を真に受けてんのかよw あ。もしかして、加藤陽子や半藤一利や保坂正康が左翼に見えるタイプ? だったら仕方ないね。
まぁ、さ。すじにく大先生の知的能力って高校から大学1・2年くらいがピークだったんですな。その頃に流行ってた小林よしのりとか浅羽通明とか田原総一郎とかとかを未だに後生大事に抱えているって……(失笑)。いやいや。雀百まで踊り忘れず。知性のアップデートを怠ったオッサンの繰り言の記録として保存しておくかw 電子資源の無駄遣いの気もするけどねw--2404:7A86:8800:1C00:6DBA:3ED:F1B2:261 2022年3月14日 (月) 11:21 (UTC)返信
(補足)折角なので、ビゴーの下りもみたよ。うん。勉強のできない小中学生の「作者の気持ちなんか作者に聞けばいいジャン」っていう屁理屈と同レベルだね。--2404:7A86:8800:1C00:6DBA:3ED:F1B2:261 2022年3月14日 (月) 12:40 (UTC)返信
(補足2)一昨年、日本史Bを使う大学受験生の指導していたから「アレ? センターでビゴーの風刺画出てたっけ?」と思っていたんだよ。そしたら、よくよく見たらすじにくが言ってたのって旧センター試験じゃなくて、高卒認定試験(旧大検)の「日本史A」じゃん。あのさ。すじにく大先生様、センター試験と高卒認定試験の区別もつかねぇんですか?www 高卒認定試験は最低限の学力保障のようなものだから、そりゃ無難な通説(この問題だと1番)を答えにするよな。--2404:7A86:8800:1C00:FC4A:E155:3265:3EB8 2022年3月15日 (火) 12:56 (UTC)返信
(補足3)あとは、いつもの捨て台詞か。「興味ないので」って言うけど、お前未練タラタラだろw(古文の方で、未練がましく古文単語集なんていう頁作っていたしな)。まぁ、興味ないなら、二度と来るなよ。--2404:7A86:8800:1C00:FC4A:E155:3265:3EB8 2022年3月15日 (火) 13:54 (UTC)返信