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不動産登記法第146条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学民事法コンメンタール不動産登記法

条文

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(手続費用の負担等)

第146条
  1. 筆界特定の手続における測量に要する費用その他の法務省令で定める費用(以下この条において「手続費用」という。)は、筆界特定の申請人の負担とする。
  2. 筆界特定の申請人が二人ある場合において、その一人が対象土地の一方の土地の所有権登記名義人等であり、他の一人が他方の土地の所有権登記名義人等であるときは、各筆界特定の申請人は、等しい割合で手続費用を負担する。
  3. 筆界特定の申請人が二人以上ある場合において、その全員が対象土地の一方の土地の所有権登記名義人等であるときは、各筆界特定の申請人は、その持分(所有権の登記がある一筆の土地にあっては第59条第四号の持分、所有権の登記がない一筆の土地にあっては第27条第三号の持分。次項において同じ。)の割合に応じて手続費用を負担する。
  4. 筆界特定の申請人が三人以上ある場合において、その一人又は二人以上が対象土地の一方の土地の所有権登記名義人等であり、他の一人又は二人以上が他方の土地の所有権登記名義人等であるときは、対象土地のいずれかの土地の一人の所有権登記名義人等である筆界特定の申請人は、手続費用の二分の一に相当する額を負担し、対象土地のいずれかの土地の二人以上の所有権登記名義人等である各筆界特定の申請人は、手続費用の二分の一に相当する額についてその持分の割合に応じてこれを負担する。
  5. 筆界特定登記官は、筆界特定の申請人に手続費用の概算額を予納させなければならない。

解説

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参照条文

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前条:
不動産登記法第145条
(筆界特定手続記録の保管)
不動産登記法
第6章 筆界特定
第4節 雑則
次条:
不動産登記法第147条
(筆界確定訴訟における釈明処分の特則)


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