コンテンツにスキップ

会社法第890条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学民事法商法コンメンタール会社法第7編 雑則 (コンメンタール会社法)会社法第890条

条文

[編集]

w:特別清算開始の命令)

第890条
  1. 裁判所は、特別清算開始の命令をしたときは、直ちに、その旨を公告し、かつ、特別清算開始の命令の裁判書を清算株式会社に送達しなければならない。
  2. 特別清算開始の命令は、清算株式会社に対する裁判書の送達がされた時から、効力を生ずる。
  3. 特別清算開始の命令があったときは、特別清算の手続の費用は、清算株式会社の負担とする。
  4. 特別清算開始の命令に対しては、清算株式会社に限り、即時抗告をすることができる。
  5. 特別清算開始の申立てを却下した裁判に対しては、申立人に限り、即時抗告をすることができる。
  6. 特別清算開始の命令をした裁判所は、第4項の即時抗告があった場合において、当該命令を取り消す決定が確定したときは、直ちに、その旨を公告しなければならない。

解説

[編集]

関連条文

[編集]

前条:
会社法第889条
(他の手続の中止命令)
会社法
第7編 雑則
第3章 非訟
次条:
会社法第891条
(担保権の実行の手続等の中止命令)
このページ「会社法第890条」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。