入会林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律第2条

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条文[編集]

(定義)

第条  
  1. この法律において「入会権」とは、民法(明治二十九年法律第八十九号)第263条 及び第294条 に規定する入会権をいい、「入会林野」とは、入会権の目的となつている土地で主として木竹の生育に供され又は採草若しくは家畜の放牧の目的に供されるものをいい、「入会権者」とは、入会林野につき入会権に基づいて使用又は収益をする者をいう。
  2. この法律において「入会林野整備」とは、入会林野である土地について、その農林業上の利用を増進するため、入会権を消滅させること及びこれに伴い入会権以外の権利を設定し、移転し、又は消滅させることをいう。
  3. この法律において「旧慣使用権」とは、地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第238条の6第1項 に規定する権利をいい、「旧慣使用林野」とは、旧慣使用権の目的となつている土地で主として木竹の生育に供され又は採草若しくは家畜の放牧の目的に供されるものをいい、「旧慣使用権者」とは、旧慣使用林野につき旧慣使用権を有する者をいう。
  4. この法律において「旧慣使用林野整備」とは、旧慣使用林野である土地について、その農林業上の利用を増進するため、旧慣使用権を消滅させること及びこれに伴い旧慣使用権以外の権利を設定し、又は移転することをいう。

解説[編集]

  • 民法(明治二十九年法律第八十九号)第263条(共有の性質を有する入会権)
  • 第294条(共有の性質を有しない入会権)
  • 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第238条の6(旧慣による公有財産の使用)

参照条文[編集]

判例[編集]

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