内乱記/内容目次
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『内乱記』の各巻の目次
左右並列対訳
[編集]詳解対訳
[編集]- 『内乱記』の各巻の章・節の概略を記した目次
内乱記 内容目次 |
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- 内乱前夜
- カエサルのイタリア侵攻
- ドミティウスのコルフィニウム籠城
- ポンペイウスのブルンディシウム出港
- 属州サルディニア・シキリア・アフリカの情勢
- カエサルとローマの元老院
- マッシリア攻囲戦(1)
- ヒスパニア戦役(1)─イレルダの戦い①(前哨戦と洪水)
- 37節 カエサルの副官ファビウスが先遣隊を率いてヒスパニアに侵攻
- 38節 ポンペイウスの副官アフラニウスとペトレイウスらが迎撃態勢を整える
- 39節 両軍の動員兵力と構成。カエサルが金銭をばらまく
- 40節 アフラニウスとペトレイウスが、ファビウス麾下の部隊を襲撃
- 41節 カエサルが戦地に到着。イレルダ近郊で対峙しながら陣営を造り始める
- 42節 アフラニウスとペトレイウスの挑発に乗らず、新たな陣営を完成
- 43節 アフラニウス軍がカエサル軍を撃退して、急所の小山を占領
- 44節 カエサルが敗退の理由について弁解
- 45節 カエサルが増援し、イレルダの山麓で一進一退の激戦
- 46節 イレルダの山麓の斜面で激しい退却戦
- 47節 戦いの優劣について、双方で評価が分かれる
- 48節 突然の嵐と洪水により橋が壊れて、カエサル軍は孤立して糧秣不足に陥る
- 49節 他方、アフラニウス軍には、潤沢な糧秣があふれる
- 50節 カエサル軍が橋の修繕を試みるが、洪水と敵からの攻撃に難渋する
- 51節 カエサル方のガリア人後続部隊が川に阻まれ、アフラニウス軍に襲撃される
- 52節 カエサル勢が糧秣の欠乏に苦しみもがく
- 53節 アフラニウスとペトレイウスらが、勝利の見通しを首都ローマの味方に伝える
- 54節 カエサル勢がシコリス川の上流に新たな橋を架け、兵站線が回復する
- 55節 カエサル勢が、川の東岸でアフラニウス勢を略奪・殺戮する
- マッシリア攻囲戦(2)
- ヒスパニア戦役(2)─イレルダの戦い②(アフラニウス勢の南下とカエサル勢の追撃)
- 59節 アフラニウス勢の糧秣徴発員たちが、カエサルの騎兵隊を怖れるようになる
- 60節 イレルダ周辺の諸部族が、アフラニウスから離反してカエサルに帰順し出す
- 61節 アフラニウスとペトレイウスが、戦場をヒベルス川南岸へ移そうと企てる
- 62節 カエサルがシコリス川に浅瀬を作るが、アフラニウスもヒベルス川に橋を架ける
- 63節 アフラニウス勢がヒベルス川方面へ発つが、カエサルの騎兵隊が喰らい付く
- 64節 カエサルの軍団兵もシコリス渡河を敢行して、アフラニウス勢に追い付く
- 65節 カエサル勢がアフラニウス勢の南下を妨害し、両軍が宿営する
- 66節 カエサルがアフラニウス勢の深夜の出発を妨害。両軍が地勢を偵察
- 67節 アフラニウスとペトレイウスの陣営で、出発時刻について討議される
- 68節 カエサル勢が、先回りをするために道なき岩場を登り始める
- 69節 アフラニウス勢が、カエサル勢の先回りに気付いて動き出す
- 70節 カエサル勢が先回りに成功するが、アフラニウス勢は路線変更に失敗
- ヒスパニア戦役(3)─イレルダの戦い③(和平の機運)
- ヒスパニア戦役(4)─イレルダの戦い④(アフラニウスとペトレイウスの降伏)
- 78節 糧秣の不足に窮したアフラニウス勢がイレルダへ引き返し始め、カエサル勢が追撃
- 79節 アフラニウス勢が、追撃するカエサル勢と戦いながら山や谷を越える山岳戦
- 80節 脱兎のごとく逃げ出すアフラニウス勢に、カエサル勢が喰らい付く山岳戦
- 81節 両陣営のにらみ合い。アフラニウス勢が糧秣不足に苦しむ
- 82節 カエサル勢が、決戦を避けつつ、包囲網を狭める
- 83節 両軍が戦列を整えて対峙し、膠着状態が続く
- 84節 兵糧攻めに耐えかねたアフラニウスが、カエサルとの和平交渉を申し入れる
- 85節 カエサルが長い反論演説でアフラニウスらを非難し、最後通牒を突き付ける
- 86節 アフラニウスとペトレイウスの兵士たちの除隊が取り決められる
- 87節 アフラニウスとペトレイウスの兵士たちの除隊と護送が執り行なわれる
- マッシリア攻囲戦(3)
- 01節 カエサルの副官トレボニウスが、マッシリア攻囲に着手する
- 02節 マッシリア勢が激しい抗戦により、トレボニウス勢の城攻め工事を遅らせる
- 03節 ポンペイウス配下のナシディウスが、艦隊を率いてマッシリアに来援する
- 04節 マッシリアの艦隊が、ナシディウスの艦隊と合流して、再戦に臨む
- 05節 カエサルの部将ブルトゥスも再び艦隊を出帆させる。マッシリア市民たちが戦勝を祈願
- 06節 マッシリアの艦隊とブルトゥスの艦隊の激突(タウロイスの海戦)
- 07節 マッシリア艦隊が壊滅し、ナシディウスはヒスパニア方面へ敗退
- 08節 トレボニウス勢が、マッシリア攻囲に役立つ高層の塔を考案
- 09節 トレボニウス勢が建造した木骨れんが塔の構造
- 10節 トレボニウス勢が、移動式アーケードを建造して、マッシリアの城壁に迫る
- 11節 マッシリア勢の防戦もむなしく、トレボニウス勢が城壁塔を崩落させる
- 12節 略奪を怖れたマッシリア人たちがあわてて休戦を願い出る
- 13節 マッシリア人たちの嘆願により休戦するが、攻め手の兵士たちに不満が募る
- 14節 トレボニウス勢の不意を衝いて、マッシリア勢が攻め手の工作物を焼き討ちする
- 15節 トレボニウス勢が、破壊された堡塁に代わる新たな堡塁をたちまち建造する
- 16節 マッシリア勢が、もはや徹底抗戦は不可能と判断して、再び和を請う
- マッシリア攻囲戦(4)─(マッシリアの降伏)
- 22節 ドミティウスが逐電し、ついにマッシリアがカエサルの軍門に降る
- アフリカ戦役(1)─ウティカの戦い
- 23節 カエサルの部将クリオが、シキリア島を発って、アフリカ属州に上陸する
- 24節 クリオ勢がウティカを目指して行軍し、周辺を偵察する
- 25節 クリオ勢が、元老院派アッティウス・ウァルス配下のヌミディア騎兵を破る
- 26節 クリオ勢が、ウティカの近くに陣営を築き、ヌミディア王ユバの援兵を撃退する
- 27節 クリオ配下の一部の将兵がアッティウス・ウァルス陣営に寝返り、両軍が対峙する
- 28節 アッティウス・ウァルス配下のクィンティリウス・ウァルスが、クリオの将兵たちに寝返りを呼びかける
- 29節 クリオの陣営が、流言飛語により、疑心暗鬼に陥る
- 30節 クリオが軍議を催して、主戦論と撤退論が出される
- 31節 クリオが軍議において、両極端な主張を戒めて、慎重な判断を説く
- 32節 クリオが将兵を集め、長い熱弁をふるって士気を鼓舞する
- 33節 クリオの演説に奮い立った兵士らが忠誠を誓い、両軍が再び対峙する
- 34節 クリオ勢が、アッティウス・ウァルス勢を大いに打ち破る(ウティカの戦い)
- 35節 アッティウス・ウァルス勢が陣営に逃げ帰り、ウティカ市街に身を寄せる
- アフリカ戦役(2)─バグラダ川の戦い
- 36節 クリオがウティカの攻囲に着手するが、窮したウティカの人々にヌミディア王の大軍到来が伝えられる
- 37節 ヌミディア王ユバの大軍接近を知って、クリオがコルネリウスの陣営まで退却して増援を待つ
- 38節 ユバの大軍が帰国したという流言を信じ、クリオが騎兵隊を先遣してサブッラ指揮下のヌミディア勢を夜襲させる
- 39節 クリオが15個歩兵大隊を率いて陣営を発ち、サブッラの追撃にとりかかる
- 40節 ヌミディア王ユバが増援部隊を派遣したので、サブッラはクリオ勢を待ち構える
- 41節 サブッラが戦列を整え、ヌミディア騎兵隊2000騎以上がクリオ勢を包囲攻撃する(バグラダ川の戦い)
- 42節 ヌミディア勢に包囲攻撃されたクリオ勢が壊滅し、わずかな騎兵が陣営に逃げ戻る(クリオの敗死)
- 43節 敗戦を知った財務官マルキウス・ルフスがシキリアへの帰還を手配するが、海岸一帯は恐慌状態に陥る
- 44節 置き去りにされたクリオ勢の将兵たちがアッティウス・ウァルスに降伏するが、そのほとんどがヌミディア王ユバによって処刑される
- カエサルとポンペイウスの決戦に臨む態勢づくり
- カエサルのイッリュリア侵攻と和平交渉
- 06節 カエサルが将兵たちの前で演説して、ブルンディシウムを出港(1月4日)、対岸のパラエステに上陸
- 07節 オリクム港のアシア艦隊とコルキュラ島のビブルスの艦隊が、カエサルを迎撃しそこなう
- 08節 元老院派のビブルス率いる艦隊が、ブルンディシウムに戻る空のカエサル艦隊を焼き討ちする
- 09節 元老院派のオクタウィウスがダルマティアの城市サロナエを攻めあぐねる
- 10節 兵力を欠くカエサルが、内戦による損害を口実として、ポンペイウスに和平を提案しようとする
- 11節 カエサルの上陸を報告されたポンペイウスが、沿岸地帯へ急ぐ。カエサルは、港湾都市オリクムを制圧
- 12節 カエサルが、城市アポッロニアや近隣の諸都市を服従させる
- 13節 ポンペイウスがデュッラキウムに達し、両軍がアプスス川を挟んで対峙する ⇒地図
- 14節 カエサルの副官フフィウス・カレヌスが、ブルンディシウム港に引き返して、ビブルス艦隊の待ち伏せを免れる ⇒地図
- 15節 元老院派のビブルス艦隊が、海岸線の封鎖に音を上げて、カエサルに休戦を求めようとする
- 16節 カエサルが、港湾都市オリクムで、ビブルスの代理人スクリボニウス・リボと会談する
- 17節 カエサルとスクリボニウス・リボによる和平協議が物別れに終わる
- 18節 ビブルスが過労死。ポンペイウスが、カエサルからの和平提案について側近たちと議論するが、和平に拒絶の意思を示す
- 19節 カエサルがアプスス河岸で両軍の協議にこぎつけるが、ラビエヌスが和平交渉の打ち切りを通告する
- カエリウスとミロのイタリア事変
- アントニウスの増援部隊とカエサルの合流
- 23節 スクリボニウス・リボの艦隊がイタリア側のブルンディシウム港に上陸して、カエサル勢の増援を阻もうとする
- 24節 カエサルの部将マルクス・アントニウスが、スクリボニウス・リボの艦隊を撃退する
- 25節 増援が来ないことに業を煮やしたカエサルが、ブルンディシウムの部下たちへ督促の使いを送る
- 26節 アントニウスとフフィウス・カレヌス率いる船団が、ブルンディシウムを出港、対岸のニュンパエウム港に上陸を果たす
- 27節 アントニウスらの船団を追尾していた元老院派のロドゥス島艦隊が、強風に遭って壊滅する
- 28節 アントニウスらの船団のうち、新兵の1隻は元老院派のオタキリウス・クラッススに降伏して殺され、古参兵の1隻は味方に合流する
- 29節 アントニウスが、城市リッススに迎え入れられ、総勢4個軍団と騎兵800を上陸させる
- 30節 カエサルとアントニウスが合流を目指し、ポンペイウスがアントニウスを待ち伏せしようとするが、合流が果たされる
- 元老院派のスキピオの来援と、カエサルの部将ドミティウス・カルウィヌスらとの前哨戦
- 31節 元老院派のシリア総督スキピオが、対パルティア戦争を放置したまま、将兵の歓心を買おうとする
- 32節 スキピオが属州シリアに重税を課したため、金利が高騰する
- 33節 ポンペイウスからの増援要請が届き、スキピオが軍勢を率いて属州マケドニアへ向けて発つ
- 34節 カエサルが、テッサリア・アエトリア・マケドニアの各地にそれぞれ部将と守備隊を派兵する
- 35節 カエサルの部将カルウィシウス・サビヌスがアエトリアに、カッシウス・ロンギヌスがテッサリアに到着。
- 36節 カエサルの部将ドミティウス・カルウィヌスがマケドニアに到着。スキピオが来襲する。
- 37節 アリアクモン川周辺での駆け引き。ドミティウスが、スキピオの伏兵を撃退
- 38節 ドミティウスが逆に伏兵をしかけ、スキピオの2個騎兵小隊あまりを討ち取る
- アドリア海の港湾都市をめぐる、カエサル勢とポンペイウス勢の攻防
- デュッラキウムの戦い(1)─大陣地戦の始まり
- デュッラキウムの戦い(2)─大陣地戦の展開
- 45節 カエサルの第9軍団が陣地を築いていると、ポンペイウス勢が阻止しようとする
- 46節 カエサルが防護策を講じ、第9軍団が反攻に転じて、ポンペイウス勢を撃退する
- 47節 ポンペイウス勢の糧秣・物資の豊富さ。カエサル勢が、彼我の兵力差と糧秣不足に苦悩する
- 48節 カエサル勢が、カラという植物の根から作ったパンで飢えをしのぐ
- 49節 穀物が実ってカエサル勢が活気づき、逆に水脈を断たれたポンペイウス勢が渇水に苦しむ
- 50節 両軍とも夜襲の新たな戦術を試みる〔写本が欠落〕
- 51節 カエサルの陣営指揮官プブリウス・スッラが駆け付けて、ポンペイウス勢を撃退するが、深追いを避ける
- 52節 ポンペイウス勢が、カエサル勢の兵力分散を意図して、同時多発的に攻撃をしかける
- 53節 カエサル勢が有利な戦果を上げ、カエサルが戦功のある者にほうびを与える
- 54節 ポンペイウスが、ぺトラの陣営の周りに塁壁を増築して防御を固める
- 55節 カエサルが戦列を並べてポンペイウスを決戦に誘うが、ポンペイウスは決戦を避ける
- カエサルのギリシア各地への工作
- デュッラキウムの戦い(3)─アッロブロゲス族兄弟の離反
- デュッラキウムの戦い(4)─ポンペイウス勢によるカエサル陣地への強襲上陸作戦
- デュッラキウムの戦い(5)─ポンペイウス勢がカエサル勢を撃ち破る (レスニキア川の戦い)
- 66節 ポンペイウス勢が、カエサルが放棄した古い陣営を接収し、塁壁で囲んでより大きな陣営を造営する ⇒戦況図2
- 67節 ポンペイウスの1個軍団ほどが守る大陣営を、カエサルが33個歩兵大隊で急襲、制圧する
- 68節 カエサル勢の右翼の歩兵と騎兵が、敵を追撃するあまり、ポンペイウスの塁壁の向こう側に深入りしてしまう
- 69節 ポンペイウスが5個軍団を引っ提げて反攻に転じ、浮足立ったカエサル勢が潰走する ⇒戦況図3
- 70節 ポンペイウスが伏兵を警戒して、追撃をためらい、カエサル勢はかろうじて総崩れを免れる
- 71節 カエサル勢は約1000名が戦死し、ポンペイウスは大将軍と讃えられる
- 72節 敗軍の将カエサルが敗因について弁解しつつ、勝者ポンペイウスの非をあげつらう
- 73節 カエサルがデュッラキウム近郊の陣地から撤収して、演説で将兵たちを鼓舞する
- 74節 カエサル配下の将兵たちは雪辱に燃えるが、カエサルは当面の戦闘回避を判断
- 関連地図 ⇒第3巻の参考地図
- 両軍のテッサリアへの転進
- 75節 カエサル勢がアポッロニアへの復路を急ぎ、ポンペイウスの騎兵を退けて、ゲヌスス川岸へたどり着く
- 76節 両軍がゲヌスス川岸のアスパラギウム近辺に陣取るが、カエサル勢が出し抜いて復路を急ぐ
- 77節 カエサル勢が、ポンペイウス勢の追跡を振り切って、アポッロニアにたどり着く
- 78節 カエサルがアポッロニア周辺に守備隊を残してドミティウスとの合流を目指し、ポンペイウスもスキピオとの合流を目指す
- 79節 カエサルの部将ドミティウス・カルウィヌスが、紆余曲折を経て、カエサルとの合流を果たす
- 80節 カエサル勢が、同盟を反故にしたテッサリア辺境の城市ゴンピを攻め落とす
- 81節 城市メトロポリスをはじめ諸都市がカエサルに帰順。カエサルはテッサリア平原を決戦地と想定する
- 82節 ポンペイウスがテッサリアに到着して、スキピオと合流。元老院派の高位の者たちが勝利後の皮算用を始める
- 83節 ポンペイウスの陣営で、元老院派のレントゥルス、ドミティウス、スキピオらが戦勝後の賞罰をめぐって言い争う
- 両軍のパルサルス周辺での小競り合いと駆け引き
- ついに両雄が雌雄を決する (パルサルスの戦い)
- 88節 ポンペイウス麾下の戦列の陣容。カエサルがその歩兵数を4万7000人ほどと見積もる
- 89節 カエサル麾下の戦列の陣容。歩兵2万2000人のうちから、第四戦列を編制する
- 90節 カエサルが、自らの和平を求めるこれまでの努力を強調してから、開戦の号令を発する
- 91節 カエサル配下の再召集の古参兵クラスティヌスが、熱弁を振るってから、突撃する
- 92節 ポンペイウスが指示したという受け身の戦法を、カエサルが口を極めて批判する
- 93節 側面から攻撃して来るポンペイウスの騎兵隊らを、カエサルの第四戦列が駆逐する
- 94節 カエサル勢の総攻撃によりポンペイウス勢が総崩れとなり、戦意を失ったポンペイウスが戦列を離れる
- カエサル勢による追撃とポンペイウス勢の投降
- 両軍の南イタリア周辺での小競り合い
- ポンペイウスのエジプトへの逃避行
- カエサルがエジプトの内紛に介入する (アレクサンドリア攻囲戦前夜)
- 105節 カエサルがアシア属州へ到着して、神殿を災難から救い、東地中海岸の各地で 神々の御璽(みしるし)が現われる
- 106節 カエサルがエジプトの都アレクサンドリアに到着して、ポンペイウスの死を知るが、民衆の暴動によりローマ兵が殺される
- 107節 カエサルが、アシアからの増援を指図し、エジプト王家の内紛を知って介入を決意する
- 108節 エジプト王政を牛耳る宦官ポティヌスが、アキッラスを司令官として軍を都に呼び寄せる。前王プトロマエウスの遺言状が開封される
- 109節 カエサルが王室の紛争を仲裁していると、アキッラスの軍勢が都に差し迫って来たので、王を手元に置いて備える
- 110節 アキッラス麾下の軍勢(ローマ人のガビニウス兵など2万余と騎兵2000騎)の内情
- 111節 アキッラスの軍勢がアレクサンドリアの街と港を制圧しようとして、カエサル勢との戦いの火ぶたが切られる
- 112節 (前半) カエサルがパルス島と大灯台を制圧して、物資供給や増援の態勢を整える
- 112節 (後半) アキッラスを動かしていた黒幕ポティヌスをカエサルが殺害し、アレクサンドリア戦争が新たな展開へ移る
- 訳者あとがき