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初等数学公式集/初等関数の性質

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

三角関数

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大学受験数学 三角関数/公式集も参照

基本公式

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三角関数相互の関係

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三角比の相互関係

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  • (ピタゴラスの基本三角公式)
  •  
  • 鋭角における三角比の相互関係(三角比のいずれかが有理数で表されている場合に有用)
    • であるとき。 ,
    • であるとき。 ,
    • であるとき。 ,

負角の公式(還元公式)

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補角の公式(還元公式)

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補角の公式と負角の公式との合成

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余角の公式(還元公式)

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余角の公式と負角の公式との合成

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加法定理

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証明は高等学校数学II/三角関数#加法定理を参照

(すべて複号同順)

有名角の値1

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    1.  
    2.  
    1.  
    2.  
    3.  
  • なお、余角の公式から、
    1.  
    2.  

二倍角の公式

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加法定理で、として、

半角の公式

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  • ← 倍角の公式より、
     
  • ← 倍角の公式より、
     
  •  
  •  
     
    (拡張) とするとき、
    •  ←  について解く。
    •  ←  を代入する。

三倍角の公式

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有名角の値2

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  •  
    余角の公式より、等式:が成立する。
     
    ここで、とおくと、となり、二倍角の公式及び三倍角の公式から、
     
    さらに、とおいて、方程式:を得る。
     
    これを解いて、であるので、、従って、
     
     
    (計算過程・有理化は略)
     
     
  •  
    余角の公式より、等式: が成立する。
     
    ,  ,  
     
     
の正弦・余弦の値を元に、 の三角比の値を求めることができる(参考参照)。

和積の公式

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積和の公式

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三角関数の合成

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正弦合成

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ただし、

余弦合成

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ただし、

覚え方 位相を すると微分になると覚えましょう。 の三角関数も2階微分としてすぐに導出できます。 の三角関数は積分として覚えられます。また、点 回転した点 は原点を中心に点対称移動した点  であることからも、 の三角関数を導出できます。

の三角関数は、点 軸で線対称移動移動した点が であることから導出できます。

加法定理は「咲いたコスモスコスモス咲いた」、「コスモスコスモス咲いた咲いた」という語呂合せがあります。

の倍角の公式 という形を覚えて は符号が 、1 の符号はその逆と覚えます。

2乗の三角関数 は、 という形を覚えて、 は符号が と考えます。

正弦合成では、Oを原点とするxy平面上に点P(a, b)をとったときの線分OPの長さがサインの係数、直線OPの傾きの値 と考えます。

余弦合成では、Oを原点とするxy平面上に点Q(b, a)をとったときの線分OQの長さがコサインの係数、直線OQの傾きの値 と考えます。

指数関数・対数関数

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以下、この節内では a, b ,c は実数とする。

指数関数

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対数関数

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以下、 かつ とし、また対数の真数として表れるものはすべて正とする。

対数の定義
  • ,
    • 特に,