出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
- 余角の公式より、等式:が成立する。
-
- ここで、とおくと、となり、二倍角の公式及び三倍角の公式から、。
-
- さらに、とおいて、方程式:を得る。
-
- これを解いて、。であるので、、従って、
-
-
-
-
- 二倍角の公式より、
-
-
-
-
-
-
- 余角の公式より、等式: が成立する。
-
- , ,
-
-
- 余角の公式より、等式: が成立する。
-
- , ,
- で表される比率を黄金比(Golden ratio)という。
-
- 幾何的には、 が黄金比ならば、という等式が成り立っている。
-
- また、この値(黄金数)は、方程式: の解 の正となるものでもある。なお、もう一方の負となる解 を共役黄金比(Golden ratio conjugate)と呼び、しばしば、各々をで表す。この時、以下の関係となる。
-
-
-
-
-
- は、 の解であるので、
-
-
-
- これを、上記の結果に当てはめてみる。
-
-
-
-
-
- ※なお、黄金比・黄金数は、フィボナッチ数列にも登場する。