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古典ラテン語/副詞/副詞的奪格

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

副詞的奪格

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名詞の奪格形は、副詞的対格adverbial accusative) と同様に、副詞的に用いられる用法がある。特に決まった名称は見当たらないが、ここではこれを 副詞的奪格 と呼称する[1]


副詞的奪格 意 味 備 考
[1] cotīdiē 毎日、日々 [語源] quotdiēdiēsの単数・奪格)⇒quotīdiē
[別形] cottīdiē,  [古形] quotīdiē
[1] diū 長い間 [語源的関連語] diēs
副詞の規則的変化
比較級 diūtius, 最上級 diūtissimē
[1] forte 偶然に、たまたま、
おそらく
第三変化名詞 fors, fortis「偶然」 の単数・奪格。
[1] frūstrā むなしく
[1] hodiē 今日 [語源] hōcdiēdiēsの単数・奪格)
[類義語] hōc diē
[関連語] herī (昨日)、crās (明日)
[2] iūre 正当に、当然 [別形] jūre
[語源] 中性名詞 iūs の単数・奪格

脚注

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  1. ^ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 #Barron's (2011) を参照せよ。
  2. ^ #羅和辞典 (2009)などによる。

参考文献

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Barron's (2011)

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羅和辞典 (2009)

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  • 『羅和辞典 改訂版』 水谷智洋 編、研究社、2009年

関連項目

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関連記事

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