将棋/▲7六歩/△3ニ飛

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2手目△3二飛まで

2手目△3二飛戦法について、『トップ棋士頭脳勝負: イメージと読みの将棋観 3』(日本将棋連盟、2014年)によると、2000年(平成22年)で19局指され、後手成績は13勝6敗、2001年 (平成23年)には34局で後手16勝15敗3千日手、2002年 (平成24年)でも18局で後手の9勝8敗である。

同書では、佐藤康光は、先手は▲2六歩の他、9六歩や7七角もある。▲2六歩に△6ニ玉▲2五歩△3四歩▲2ニ角成△同銀▲6五角で、後手が悪いならば戦法として成立しないとしている。

谷川浩司も、気分としてはこの順では今ひとつはっきりしない、他選択肢として、ひとつは相振り飛車がある。 もともと先手向飛車対後手三間飛車は先手有利であったが、2000年代に入って後手三間飛車の優秀性が分かってきてから、そうとも言えなくなってきたので、▲9六歩と突いて、△6ニ玉に▲9五歩としてみたいとしている。

久保利明は、3手目▲2六歩はまだわからないところがあるので、▲7七角から相振り飛車に移行するとし、これは▲6六歩を突いていない分だけ、普通の相振り飛車よりも先手が得であるとしている。

広瀬章人は、真っ向から咎めるなら、佐藤が示した順である、相振り飛車に行くのもひとつの方法であるが、石田流を許すと▲9五歩と位を取っても、千日手模様に来られると打開に苦労するとしている。

森内俊之は、ゆっくり指して後手石田流を許すと先手のメリットが無くなるので、佐藤の順を進めて、以下△7四角に▲4三角成の策がひとつで、他は9筋の位を取る順と、▲7七角~8八飛の相振り飛車で、特に相振り飛車は角道を開けたまま組めるので絶対に損はないとしている。また、▲2六歩も一局で、以下△4ニ銀▲2五歩△3四歩で、角交換振り飛車の△4ニ銀がいろいろ使えるのが後手の主張であるとしている。

こうして、渡辺明は振り飛車党相手に将棋/▲7六歩と初手を指す棋士は少なくなったという。これは初手将棋/▲2六歩ならば△3ニ飛に▲2五歩とする指し方である。したがって振り飛車党も初手が2六歩ならば△3四歩とし、そこで▲7六歩ならば△5四歩としてから△3ニ飛と振ると、 ▲6五角が防がれ、また▲5三角には△4四角を用意している。渡辺によると、2手目△3ニ飛は石田流をやりたいが、先手が▲7六歩△3四歩▲6八玉(先の石田流破り)を警戒した策であったとしている。その後△5四歩-3ニ飛や久保流の△3三角-3ニ飛が開発されたので、以降は得策の戦法では無くなったとしている。

脚注[編集]


参考文献[編集]

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