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楽典とは

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

楽典とは、音楽のさまざまな仕組みを学ぶ分野です。音楽理論ともいいますが、どちらかというと、音楽理論のうちの初歩的な部分をさしていうことが多いのです。その多くは、楽譜についてのことがらです。

音楽とは

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音楽は「音を楽しむ」と書きますが、実は「音を楽しむ」というのは音楽という言葉の意味としてふさわしくありません。音楽の「楽」の文字は、もともと弦楽器の形で、楽器を意味します。それから、楽器を弾く、音楽、というような意味が出てきました。音楽そのものなのですね。

音楽を難しい言葉で定義すると、

音楽とは「音を媒体とした時間芸術」である。

ということができます。ここで、「音」と「時間」という2つのキーワードが出てきました。

まず、について考えます。音には、3つの要素があります。それは、

です。

次に、時間について考えると、

音が鳴るのか、となります。

これらについて、さまざまな知識をまとめたものが楽典です。 これから詳しく見ていきましょう。

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