農業動産信用法第18条

条文

【罰則1】

第18条: 抵当権者ニ損害ヲ加フル目的ヲ以テ抵当権ノ目的タル農業用動産ヲ損傷シ又ハ隠匿シタル者ハ一年以下ノ拘禁刑又ハ二万円以下ノ罰金ニ処ス但シ所有者ノ意思ニ反シテ損傷シタル者ニ付テハ刑法ニ依ル

2022年、以下のとおり改正（施行日2025年6月1日）。

（改正前）懲役

（改正後）拘禁刑

本法で定める抵当権の目的物である農業用動産を抵当権者を害する目的で毀損・隠匿等行った者を犯罪とする規定。

次条と合わせ、担保物権法一般において、発生しうる事象であるが明確に犯罪とする例は少なく、刑法犯として器物損壊罪や背任罪を問うことも難しいという事情において、例外的な規定と言える。

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