金星
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金星[編集]
金星は、太陽系で2番目太陽に近い惑星。太陽系第2惑星。
現在確認されている太陽系天体のうち、他の惑星とは違い自転が逆向きである。これは、過去に隕石が衝突したためではないかと考えられている。
- 赤道直径 … 4879km
- 自転周期 … 243.02日
- 公転周期 … 224.70日
- 密度 … 5.20g / cm3
- 質量 … 4.869 × 1024 kg
金星の大気と構造[編集]
大気の性質[編集]
金星の大気は主に二酸化炭素からなり、気圧が地球の約90倍もある。また、金星全体を覆っている雲は硫酸から成る。
金星上空には風速が100m/sにも達するスーパーローテーションと呼ばれる風が吹いている。この風は自転速度よりもかなり速い[1]。スーパーローテーションの仕組みについてはまだ解明されていない。
構造[編集]
金星にはセドナ平原などの平原が多くを占める。その一方、火山活動の跡が見られ、溶岩流や火口などが見られる。
また、金星にはプレートの運動はないと推測されておりその結果、地球より大きい山脈・山地が多く、マクスウェル山脈は11kmにのぼる。
その他にもクレーターやコロナと呼ばれる円状の地形などがある。
温度[編集]
二酸化炭素の温室効果で温度は水星よりも高くなっている。
- 地表
- 最高 … 773 K(約 500 ℃)
- 最低 … 673 K以上(400 ℃以上)
- 平均 … 737 K(約 464 ℃)
脚注[編集]
- ^ 金星の自転速度は243.02×86400秒に2×3.14159×4879000m進むから約1.5m/sである。