電気通信大対策

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本項は、電気通信大学の入学試験対策に関する事項である。

電気通信大学(以下、電通大)は東京都調布市にある国立の理工系単科大学である。設置されている学部は情報理工学部の1学部だけである。情報理工学部は昼間コースと夜間コースの2つのコースに分かれているが、本項では昼間コースの2次試験対策についてのみ記述する。ちなみに、2次試験科目は英語、数学、理科2科目(物理、化学)の計4科目である。問題は、基礎~標準的なものが中心に出題されているため、どれだけまじめに学習に取り組んできたかが如実に表れる。

科目別対策

英語
大問3問の構成である。大学入試としては標準的な難易度である。毎年、超長文と英作文が出題されている。大問1,2は長文問題で、文章は長いが語彙は基礎的なものが中心であり、速読が要求され、設問には4択の選択問題、250字程度の要約問題が含まれる。以前は小説が出題されていたが、近年は評論のみが出題されていて、内容も理系的なものが多い。また、そのほかの特徴として、新聞記事からの出題が多く、日本で発行された新聞からの出題もあった。今まで英文の新聞記事を読む機会の少ない受験生は受験日までに練習しておきたい。大問3は自由英作文が出題され、2つの質問から任意の質問を1つ選びその質問に対する自分の意見を記述するものである。解答字数は100語程度。大学入試の自由英作文としては比較的長いものであり、この問題で受験生の間で差が出る。しっかりと自由英作文対策をしておこう。出題される質問は基礎的なものであるため、対策すればするだけ得点につながる。文法・語法問題は出題されていない。

数学
大問4問で、記述式である。大問はどれも多目の小問からなっており、丁寧に誘導されながら解いていく流れである。近年の難易度は、標準的で微分積分数列ベクトル、複素数平面に関する出題が中心である。問1、問2は三角関数、指数関数の微積分計算問題で、面積、体積の基礎的な計算問題が多い。また本学では微分係数の定義に関する出題が比較的多く、この分野は学習が疎かになりやすいので注意が必要。全体的に素朴な問題が多いという印象を受け、数学的な思考・発想よりも様々な解答方法をマスターし、微積分の計算を確実にすることが合格への近道となる。傾向はあまり変わっていないため、赤本などで過去問をよく分析するべきである。

物理
全問記述式。近年の難易度は基礎的なものが多い。出題される問題は教科書の例題、章末問題程度の高校物理の基礎が中心である。問題、難易度の傾向は90年代後半ごろからほとんど変わっていない。問題に特別変わった設定や工夫などを凝らしたものはなく、あまり考えることなく解き易い問題である。しかしこれらの問題をミスなく正確に解くことが重要で、ケアレスミスが命取りになりうる。センター試験と違って記述式なので、考え方や計算式などを丁寧にまとめて書くことが要求される。

化学
近年は基礎的な問題である。対策は教科書の内容と傍用問題集で基礎力を充実、あとは過去問を研究し、記述で説明する問題などを押さえておけば十分である。

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