高等学校情報/社会と情報/電子掲示板と まとめサイト

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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(※ ほぼ範囲外なので覚えなくていいです。) 『高等学校情報 社会と情報/ネット上の自己主張の場』にも、電子掲示板の紹介がある。必要に応じてを参照せよ。


匿名掲示板と「まとめサイト」[編集]

ネットの「掲示板」[編集]

ネット「掲示板」の特徴[編集]

日本のインターネットでの電子掲示板サービスでの流行では、「2ちゃんねる」(2017年、「5ちゃんねる」に改名した)という大手掲示板が流行っていました。また、このほかに、これに類する「掲示板」(けいじばん)サービスが、各社からあります。

なお「掲示板」とはいいますが、しかし、実在の掲示板とは、大きく違います。なので区別のため、私達は、呼び方を区別しましょう。2ちゃんねるのようなネット上の「掲示板」のことを、「ネットの電子掲示板」または「ネット電子掲示板」「ネット掲示板」「電子掲示板」と言いましょう。


・ ネット掲示板は、おもに、議題ごとに、その感想などを言い合う目的で、用いられています。実社会の掲示板では、通達や連絡などに活用されたりしますが、しかしネット掲示板では目的がまったく違います。
・ ネット掲示板では、どの分野について感想を言い合うのか、テーマや議題ごとに、別々のページが用意されています。たとえば、もし日本史の話をしたいなら、「歴史」やら「日本史」などのスレッド名のページに訪問して、そこで投稿をする、というようなシステムです。たとえば「歴史」というスレッドがあったとして、その「歴史」スレッドにアクセスし閲覧すると、さらに細かい議題に分かれており、たとえば日本古代史の議題や、世界史のテーマや、その他、いろんな小テーマに、分かれているので、興味を持った小テーマを閲覧したり、投稿したりする、というようなシステムです。
・ また、ネット掲示板には、投稿した文章を消せないものが多い。
・ また、実社会の掲示板では、掲示するためには事前に管理者による審査や許可が必要ですが、しかし、ネット掲示板では、そのような審査などはありません。
・ そして、アカウント登録などをせずに、匿名(とくめい)で投稿できるのが、ネット掲示板の特徴です。「匿名」とは、「名前を名乗らない」という意味です。なので、ネットの電子掲示板のことを「匿名掲示板」(とくめい けいじばん)という場合もあります。
・ ネット掲示板でもハンドルネームを名乗るのは自由ですが、しかし、投稿者がそのハンドルネームの本人であるかどうかを確認するシステムは、普通のネット掲示板にはありません。つまり、あるハンドルネームを名乗る投稿者が、じつは他人のハンドルネームを名乗っているニセモノの可能性もあります
・ 投稿内容が犯罪予告だったりプライバシー侵害などの違法な投稿内容だったりすると、ネット掲示板運営企業が裁判や損害賠償を恐れるなどの理由で、事後的に(その違法な)投稿が消去される場合もあります。ただし、ネット掲示板によっては、海外企業が運営に関わっていたりして、はたして日本の法律に従ってくれるのか、不明です。

※ このため、誰かの投稿内容がプライバシー侵害の違法な情報であるにもかかわらず、サイト管理企業の怠慢や悪意などにより、投稿が消されない場合もありえます。なので、ネット上では、あまりプライバシーを発言しないようするのが安全です。

私達はどうすべきか[編集]

これら「2ちゃんねる」および類する匿名掲示板の利用者には、騙されないようにするためには高いリテラシーが要求されるので、まだ学習中の高校生にとっては電子掲示板を読む必要はないということもできます。どうしても利用する場合、このwikibooksなどで紹介されるような電子掲示板を利用する上での最低限の注意 を読んだ上で、もし必要であれば利用するのに留めるのが安全でしょう。

掲示板サービスは利用者が多いので、中には、なかなか賢い投稿文もありますが、しかし、それを一般人が見つけるのは、むずかしいのです。

掲示板を利用する上での最低限の注意[編集]

もし、それでも掲示板を利用したいなら、最低限必要な注意として、「掲示板にはウソやマチガイの内容の投稿文もある」という事を注意して、その上で利用しましょう。

また、掲示板投稿者のなかには、違法な書き込み、脅迫的な書き込み、プライバシー侵害の書き込みなどをする人もいます。けっして、自分や知人のプライベートを、掲示板で教えないようにしましょう。

また、もし、あなたが、他人のプライベートを掲示板で公表したすると、たとえ悪気がなかったとしても、もしかしたら、あなたが法的に処罰される可能性もありえるかもしれません。

また、仮に、あなた自身が違法な書き込みをすれば、当然、警察などによって処罰されます。


掲示板以外にも議論の代替手段はある[編集]

Twitterなどのハンドルネームの登録でも利用できる交流サービスの登場により、本名でないペンネーム的な仮名(かめい)でも率直な議論が出来るようになったので、わざわざ掲示板で匿名で議論する必要も低下しました。

ステルス・マーケティングの問題[編集]

また、一般の消費者にとっては、電子掲示板で議論を建てるのは、時間が掛かって、なかなか利用できないので、広告メディア関連の業者などが世論を誘導するために、一般消費者をよそおって、評論をよそおって、自社サービスに宣伝的な議論を建てるという事例もあります。(こういうのをステルス・マーケティングといいます。)昔の商売でいう、「サクラ」というのと似たようなものです。

ステルスマーケティングが行われる場所は、なにも電子掲示板だけとは限りません。動画投稿サイトなどでも、スポンサーのないアマチュアのふりをして、スポンサーのついている雇われの作家が動画を投稿をするような事例もあります。(※ ステルス マーケティング は高校の範囲であることを確認ずみ。※ 東京書籍の『新編 情報と社会』(平成29年度版)に動画投稿サイトでのステルス・マーケティングの例の記述がある。)


ステルス・マーケティングを略して「ステマ」とも言われます。 なお、ステマはなにも、市販の商品の宣伝だけにかぎりません。政治運動の宣伝を、中立者をよそおって、政治評論をよそおって(宣伝だと気付かせずに)宣伝することも、ステマです。また、日本国外に住んでいて日本語に堪能な外国人が日本国内に住んでいる日本人を装って反日的な政治宣伝をしたり国際法を無視するような極右思想(極右思想に基づいて国際法を無視した侵略戦争をすると日本の国際的地位が下がる)を政治宣伝している場合もありますし、アメリカ合衆国外に住んでいて英語に堪能な者がアメリカ人を装ってナチズム(ナチスの思想)の政治宣伝をしている場合もあります。なので、もし、民意を調べようと思って、インターネットサイトの記事を調べる場合には、そのサイトや投稿者が信用できるのか、気をつけましょう。


ステルスマーケティングは、なにも掲示板サイトに限った事ではありませんが、アカウントなどを登録する必要がないので、掲示板ではステマをやりやすいのも、きっと事実でしょう。


さて、高校生には想像つきづらいかもしれませんが、社会人にとって、ほとんどの職種の労働者にとって、平日の朝は仕事に出勤するため忙しく、平日の昼間は労働中や休み時間であり、平日の夕方以降も疲れていてネット投稿どころではありません。また、休日も休養のため、精神的に疲れることになるネット投稿などは避けることが多いです。

なのに、インターネットサイトに文章を投稿するというのは、無職または企業・団体の広報担当の仕事の人物でなければ、大学・専門学校など学校の学生・生徒か、なかなか変わった人物かです。

単なる変わり者ならまだしも、掲示板の読者を「ダマそう」としている可能性もあります。

例えば、掲示板のある書き込みが「上場企業のA社の株価があがると思う。なぜなら・・・」などと評論を述べてたとしても、しかし投稿した彼本人は、そのA社の株をこれから売り払おうとしてるのかもしれません。高値で売れたほうが好都合だからです。また、上場企業の株を不当に安く買うために、虚偽の不祥事情報を書き込んで株価を下げようとしている者もいるかもしれません。(なお、こういう事をすると、株式市場をゆがめる不当な「風説の流布」(ふうせつ の るふ)として、逮捕され刑事罰を受ける可能性があります。)

信憑性の問題[編集]

また、掲示板で、たとえば教育関係の議題を読んでみると、まったく最近の教育動向を把握していない投稿文ばかり。

他の議題でも、たとえば、経済の議論に参加してみても、高校レベルの政治経済の知識すらもない相手ばかり。そのくせ、自分を「テレビの情報操作にダマされない」と思ってる無知な人ばかりです。

たとえ、その無知な相手に、その高校政治経済の知識を教えてあげて、まちがいを指摘してあげても、「オマエはテレビの情報操作にダマされてる! オマエは馬鹿者だ!」みたいな事を言って、感謝されるどころか罵倒されたりする場合も多いので、いっそ最初っから、そういう掲示板を相手にしないほうが得策です。

かりに、同じ議題に参加してる第三者・第四者の投稿者たちで多人数で説得しようにも、その周囲の投稿者ごと、高校レベルの基礎知識すらなかったりしますので、説得は無駄かもしれません。

そもそも、知的水準の低い議題ほど、多くの閲覧者が気軽に感想を言いやすいので、ネット掲示板には、そういう低水準な投稿が増えやすい、という問題もあります。

実社会でも同じでしょう。たとえば書店に行って、どういう本が売れてるかを観察すれば、おそらく専門書や学術書の売れ行きよりも、芸能人スキャンダルなどを特集したゴシップ誌などの売れ行きのほうが、きっと大きいでしょう。

ネットでも、それと同じ事です。なので、ネット掲示板をつかって専門知識や高度な論評を募集しようにも、なかなか、そのような高度な意見が集まりません。

かといって、なかなか読者からの論評が集まらないからといって、しかたなく自分ひとりで論評を進めてしまうと、「ネット掲示板は個人の所有物ではない! 掲示板を私物化するな!! もし、自分ひとりで論評をしたいなら、個人ブログで書け!」などと、批判されてしまいます。

なので結局、ネット掲示板では、単に素人(しろうと)どうしが感想を言い合うだけになってしまったりします。


ですから、もし情報あつめをしたいなら、なるべくツイッターやブログなどで情報あつめをしたほうが、きっと論評が集まりやすいでしょう。

(ただし、ツイッターは、けっして公正中立な評論の場ではない。しばしば、政治的な発言をしていたアカウントが、(ツイッター運営により)アカウント削除をされたり、アカウントの再作成も禁止されてりするなど、ツイッターでは、そういった運営がされている。その結果、ツイッター社の経営に都合のよい、当たり障りのない発言をしているアカウントだけが残る。)(なので、ツイッター以外の他の情報源やメディアと組み合わせて、評論の真偽を判断する必要がある。)


文系科目的な話題だけでなく理系的な話題でも、ネット掲示板では、たとえばノーベル賞の日本人受賞のニュースやら、あるいは宇宙開発やら国家プロジェクトなどの発表があったときなどの議題で、掲示板の投稿文で科学愛好家をよそおう文章を書く人が多いわりには、大学の1年生向けの理工系学部などでも習う理工書に説明されてるような基礎知識をまったく知らなかったりします。そのくせ、科学の権威にかこつけて、国家主義やら民族主義を語る投稿文ばかりだったりします。下手したら、高校の物理IIや化学IIの内容すら理解できてないくせに、断定的に論述する投稿文もあったりします。

自然科学だけでなく、情報工学などの技術についても同様です。掲示板などでは、高校の情報科の教科書に書いてあるような情報収集力すらない人が、物知りヅラをして情報工学について投稿をしています。

コンピューター業界は、20世紀後半に急成長したので、過去の時代では競争相手がすくなかった時代もあり、なので技術レベルのひくい人でも、コンピューターについて、すこしだけ知ってるだけで物知りヅラできた時代が、過去にあったのです。 そのような時代感覚のまま、いまだに知ったふうに、コンピューター知識を自慢してる、時代遅れの人も、投稿をしたりしています。

もしコンピューター技術について、書籍などに書かれない雑多な情報をネットで知りたければ、コンピュータ技術者が書いたブログなどを読むほうが、安全でしょう。わざわざ責任の所在が不明な匿名掲示板を読む必要は、ありません。


「まとめサイト」[編集]

ステルス・マーケティングの疑惑[編集]

電子掲示板では議題が大量にあり、それらをすべて把握するのは大変なので、議題の中から、議論が盛り上がったりしたものだけを紹介するサイトがあり、そのような紹介サイトが、俗に(ぞくに)「まとめサイト」「まとめブログ」などと言われています。

だいたい、2005年ごろに、登場したと言われています。

「まとめサイト」という名前に「まとめ」とありますが、しかし実態は単に、2ちゃんねるの特定の話題の掲示板から、投稿文をいくつか転載して紹介するだけのサイトです。(そういう編集は、本来なら「まとめ」では無い。「まとめサイト」では、要点や論点は、まったく整理されてません。) 「まとめサイト」は単に「2ちゃんねる投稿者の投稿文を転載し紹介しただけのサイト」です。


さて、いくつかの「まとめサイト」では、そのサイトの運営業者と、広告メディア業者との関係が発覚し、宣伝のために誘導的に議題を紹介していたという事実が発覚したりもしています。(いわゆる「ステルス・マーケティング」。たしか2013年ごろ、そのような問題が発覚した。)

投稿のシステムは、サイトごとに異なりますが、だいたいは「2ちゃんねる」など大手掲示板を参考にしていますので、まとめサイトの問題点・欠陥も、匿名掲示板と、だいたい同じです。

転載の規制[編集]

なお、「2ちゃんねる」などのいくつかの掲示板が、「まとめサイト」など他サイトへの転載を規制しています。なぜなら、「2ちゃんねる」掲示板は、アクセス者に広告を見せることによる広告収入などにより収益を上げるビジネスモデルだからです。

もし「まとめサイト」が「2ちゃんねる」の内容を抜粋して転載してしまうと、多くのネット利用者は「2ちゃんねる」を閲覧せずに「まとめサイト」を閲覧してしまうので、「2ちゃんねる」は広告収入からの収益を上げられなくなってしまうからです。

なので、現在、「まとめサイト」の多くは、「2ちゃんねる」風の掲示板を新たに設置して、その「2ちゃんねる」風の掲示板から転載したりする方針だったり、または「2ちゃんねる」の規制を無視して「2ちゃんねる」から転載する方針だったりします(どっちの方針かは「まとめサイト」ごとに異なる)。

掲示板以外のサイトにも問題がある[編集]

ステルスマーケティングやデマ、なりすまし、「低水準な内容の投稿ほど気軽に発言できるので投稿が増えやすい」という問題、・・・などは、なにも掲示板(および「まとめサイト」)だけの問題ではありません。掲示板以外の他のサイトでも、ステルスマーケティングやデマなどは、ありえます。

だから、けっして、単に「掲示板さえ見なければいいんだ!かわりにブログとツイッターとウィキペディアを見よう!」などと考えるのではなく、そもそもネットやテレビなどのメディアの情報を、けっして鵜呑み(うのみ)にしない事が大切です。

前の文章でも説明しましたが、そもそも社会人のほとんどの職種の労働者にとっては、平日は仕事で忙しく、なのにインターネットに文章をたくさん投稿するというのは、無職または夜勤(やきん)の仕事の人物でなければ、なかなか変わった人物である、ということです。

例えば、もし、あるブロガーやツイッター利用者が、彼の仕事のノウハウを、ブログなどで他人に教えてたとしましょう。では、そもそも、なんでわざわざノウハウを他人に教える必要があるのでしょうか? ノウハウを公開したら、競争相手にノもウハウを教える事になってしまいます。

つまり、もしかしたら、競争相手をダマすために、わざと、まちがったウソの情報を「ノウハウ」として公開してる人もいるかもしれません。ネットの無料情報には、そういうダマシの可能性だって、あるのです。

「激動の時代のいま、◯◯をしたほうがトクだ!」とか発言してるブロガーやツイッター利用者の本職は、もしかしたら、その◯◯の商品を売りさばくセールスマンかもしれません。

例えば、ネット上で「これからの不況の時代、不動産投資をしたほうがトクだ! どんなに地価が低下しても、住むことはできるから、トクだ!!」などと発言する人の正体は、もしかしたら、その不動産販売のセールスマンかもしれず、あるいはアパート大家かもしれません。あるいは、不動産業界から宣伝依頼を受けた広告業界の人かもしれません。

別に不動産投資や金融投資にかぎりません。例えばネット上で「これからの製造業不況の時代、マンガ産業やアニメ産業やゲーム産業などコンテンツ産業のほうが将来性がある! だから、この分野に興味ある若者は、今ならネットを使えば安い費用で作品を公開できるんだから、アマチュア作家としてデビューとして、どんどん参入すべきだ!!」などと発言する人の正体は、もしかしたら、そのマンガ家志望者やアニメーター志望者やらゲームプログラマーなどを低賃金でこき使える会社の管理職の立場の人かもしれません。あるいは、マンガ専門学校とかの入学者を増やそうとしてる学校関係者かもしれません。

だから「私は別に、株取引などの金融投資をしないから、投資をそそのかす情報にダマサレないハズ」などと安心してはいけません。

さて、けっして、仮にあなたが理系の学生だとしても「ボクは理系なので、投資もしないし、コンテンツ創作もしない」と安心はできません。

例えばネット上で「これからの製造業不況の時代、IT産業のほうが将来性がある! だから、この分野に興味ある若者は、今ならネットを使えば安い費用で作品を公開できるんだから、(以下略)」などと発言する人の正体は、もしかしたら、そのIT技術者を低賃金でこき使える会社の管理職の立場の人かもしれません。あるいは、IT専門学校とかの入学者を増やそうとしてる学校関係者かもしれません。

さて、こういった「まちがったウソのノウハウ」の投稿文の中に、例えば「政治家が悪いんだ!今の政治は間違ってる!! 庶民はマジメで立派なのに!!」とかのような、読者(「庶民」)以外の他人に責任転嫁して(例えば「政治家、官僚」「財閥、銀行」など)、かわりに読者をほめたたえる内容の投稿文を付け加えておけば、たいていの読者は、庶民である自分がほめられてるので、悪い気持ちはせず、なのでネット上の知人どうしの会話でも引用したりするので、ネット上でそういうダマシの投稿が流布していく・・・、というわけです。「低水準な内容の投稿ほど気軽に発言できるので投稿が増えやすい」ので、そういった気軽に発言できそうな水準の話題に、ダマシを入れれば、簡単にダマシ情報を拡散できてしまう・・・というわけです。

そして、たとい読者が周りの人と相談したところで、その周りの人物ごと、(庶民にお世辞を言ってて、耳ごこちのいい)ダマシ情報にダマサレてたりするので、その集団ごと丸めてダマせる・・・というわけです。(そもそも「デマ」とは、こういう風に、周囲の人物ごと、間違ってるのである。)

だから、単に「掲示板さえ見なければいいんだ!かわりにブログとツイッターとウィキペディアを見よう!」などと考えるのではなく、そもそもネットやテレビなどのメディアの情報を、けっして鵜呑み(うのみ)にしない事が大切です。

コンピュータの歴史[編集]

戦争とコンピュータと規格[編集]

20世紀の電子計算機としてのコンピュータはもともと、戦争のための道具である。第二次大戦中の弾道計算のための道具であり、真空管を用いて、デジタル処理を行っていた。

インターネットの開発には、さまざまな業界の協力があるが、大きな貢献をしたのが、アメリカ軍である。もともと冷戦中に、アメリカ軍が、もしもソ連軍の攻撃をくらっても通信網が途絶えないようにしようとして、インターネットのようなコンピュータ回線通信網を研究開発していったという側面もある。

インターネットにかぎらず、第二次大戦後の初期のコンピュータの技術開発には、アメリカ軍の研究開発機関が、研究開発をした。いまでこそパソコンの値段は安いが、昔は、コンピュータは数百万〜数千万円もするような、高額な機械であった。先進工業国の国家機関などの協力がないと、コンピュータの開発が困難な時代があった。

昔のコンピュータ関係の規格で『MIL規格』(ミルきかく)というのがあるが、これはアメリカの軍隊(military)に由来する規格(Military Standard)という意味である。この他のコンピュータ関係の規格で『ANSI規格』(アンジ規格)というのもあるが、このANJIの頭文字「A」もアメリカ合衆国の頭文字Aの事である。(『ANSI』とは、American National Standards Institute (アメリカ国家規格協会)の略である。)

軍事では、もし敵兵の攻撃をくらっても、必要な機材をすぐに修理できるように、補修部品や予備品を大量に備蓄しておく必要がある。

このため、武器の製造においては、規格を統一しておく必要がある。例えば、たとえば、もし銃弾があっても、もし銃器(ライフルやマシンガン)の規格と適合せずに、そもそも銃弾を銃器に入れることができなければ、その銃弾は武器としての価値がなくなる。そして、銃弾は規格どおりにつくっておく必要がある。

銃弾にかぎらず、他の武器・兵器も同様である。アメリカ軍の研究開発機関はすでに、コンピュータの発明されるずっと前の時代から、武器・兵器の規格の統一作業を行っていた。

そして、規格統一が必要なのは、コンピュータや通信網も同様である。もし自軍の基地や通信拠点が、敵兵の攻撃をくらって、通信網などが破壊されても、すぐに、かわりの通信網を用意する必要がある。そのために、事前に通信方法や通信装置などに関する規格を、つくっておかなければならない。


また、武器がこわれても、なるべく少ない機材で、修理できるように設計する必要がある。

たとえば、現代の社会なら、パソコンのマウスがこわれても、マウスだけを新品に交換すれば、済むようになっている。パソコンのマウスがこわれた際に、いちいちパソコンごと買い換えたりはしないだろう。

それと同様に、武器がこわれても、そのこわれた箇所の周辺だけを新品や補修用部品と交換すれば、修理できるように、設計する必要がある。

このため、武器・兵器の規格の統一は、部品単位で行う必要がある。


※ 備考: 古い投稿の検索不能[編集]

ネット上の投稿は、一般に消せません。

なので、過去の問題のある投稿が、消されずに残ってしまう場合も、たびたび、あります。


その一方、掲示板やツイッターなどの、過去の有用で貴重な投稿でも、古すぎる投稿は、経済的理由などによってグーグルなどのネット検索では見つからない場合があります。

ツイッター自身のサイト内検索サービスでも、古いツイッター投稿が発見できない場合も多くあります。


どういうことかというと、まず、たとえば電子掲示板やツイッターなどは人気のため、毎日、多くの投稿がされ、また、掲示板をまとめた「まとめブログ」も、毎日、多くのスレッドが立てられます。

このため、グーグルやマイクロソフト(検索エンジンも提供している)などのロボット型検索エンジンでは、これら多くの投稿のある投稿サービスについては、クローラが古すぎる投稿までリンクをたどらない(たどれない)ようなので、検索結果に表示されないようです。古い投稿までリンクをたどると、データベースを更新するのに時間がかかりすぎたり、データ量が多くなりすぎたりするからでしょう。

また、掲示板などの古い投稿を除外しないと、掲示板・ツイッター以外の、一般の個人ブログなどの投稿が、検索で見つけづらくなってしまうでしょう。


古いウィブサイトについては、アドレス入力欄でアドレスを直接指定しないと、古いページが見つからないことも、多くあります。

古い投稿もネットでは公開されているようですが、しかし、それをグーグル検索などのウェブ検索で発見するのは至難のワザです。


また、検索エンジン側ではなく、掲示板サイトなど投稿サイト側のほうで、古い投稿を直接的には表示せずに、人間がアクセスしたときだけ投稿を表示する設定にしているような場合もあります。


例えば、ウィキペディアなどでも、古い版の投稿は、一般に、検索には掛かりません。同じように、掲示板サイトで、古い投稿が検索に掛からないようにしている場合もありえます。


ツイッターでも、古すぎる投稿については、一般のネット検索では見つからず、どうやら古すぎる投稿については公開はしてないようであり、投稿者本人の管理のために投稿者本人しか古すぎる投稿についてはアクセスできないようにしているようです。


どちらにせよ、これらの掲示板やツイッターなどのサイトでは、古い投稿は、検索に掛かりづらくなる可能性が増えます。


このため、もし、ある意見をずっと主張しつづけたいなら、掲示板やツイッターではなく、ブログで行いましょう。