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高等学校数学C

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
高等学校の学習 > 高等学校数学 > 高等学校数学C
科目とその性格
「数学I」より進んだ内容を含み、数学的な素養を広げるとともに、数学的な表現の工夫などを通して数学的に考える資質・能力を養う。
含まれる単元とその内容

履修に当たっては、生徒の特性や学校の実態、単位数等に応じて、内容の1から3までの中から適宜、適切な内容を選択させる。

  1. ベクトル
    • ベクトル
      • ベクトルとその演算
      • ベクトルの内積
    • 空間座標とベクトル
      • 空間座標、空間におけるベクトル
  2. 平面上の曲線と複素数平面
    • 平面上の曲線
      • 二次曲線 (直交座標による表示)
      • 媒介変数による表示
      • 極座標による表示
    • 複素数平面
      • 複素数平面
      • ド・モアブルの定理
  3. 数学的な表現の工夫
    • 数学的な表現の意義やよさ
      • 図、表、統計グラフ、離散グラフ、行列
      (学習到達目標)
      日常の事象や社会の事象などを、図、表、統計グラフ、離散グラフや行列などを用いて工夫して表現することの意義を理解し、それを基に事象を考察する力を養う。
      (取り扱われる数学分野)
      • 図・グラフ表現
        • 棒グラフ,折れ線グラフ,ヒストグラム, 箱ひげ図,散布図など
        • 「パレート図」「バブルチャート」「モザイク図」など
        PC等の利用が推奨されている。
      • 行列
        • 計算方法の紹介レベル
        • ただし、「生徒の特性等によって、本科目の「(3)数学的な表現の工夫」の行列とベクトルを関連させて取り扱うことも考えられる。」との記述もあり、一次変換に絡めて教授される可能性はある。