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Wikijunior:太陽系/太陽

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
白色光(はくしょくこう)で見た太陽(たいよう)

太陽(たいよう)は、わたしたちの太陽系(たいようけい)の中心(ちゅうしん)にある、とても大(おお)きな恒星(こうせい)です。

どれくらい大きいの?

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太陽(たいよう)は、地球(ちきゅう)の約109倍(やくひゃくきゅうばい)も大(おお)きいんです! もし太陽(たいよう)をスイカくらいの大(おお)きさだと考(かんが)えると、地球(ちきゅう)はグリーンピースくらいの大(おお)きさになります。

太陽(たいよう)の重(おも)さは、なんと地球(ちきゅう)の約33万倍(やくさんじゅうさんまんばい)もあります。太陽系(たいようけい)にある物(もの)の99.86%は、太陽(たいよう)でできているんです!

なにでできているの?

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太陽(たいよう)は、主(おも)に水素(すいそ)とヘリウムというガスでできています。中心(ちゅうしん)の温度(おんど)は約1500万度(やくせんごひゃくまんど)もあり、とても熱(あつ)いです。この熱(ねつ)で、水素(すいそ)がヘリウムに変(か)わる核融合反応(かくゆうごうはんのう)がおこっています。

どうやって輝いているの?

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太陽(たいよう)は、中心(ちゅうしん)で起(お)きる核融合反応(かくゆうごうはんのう)によって、(ひかり)と(ねつ)を出(だ)しています。この光(ひかり)と熱(ねつ)のおかげで、地球(ちきゅう)では生(い)き物(もの)が生(い)きていけるのです。

太陽(たいよう)の表面(ひょうめん)の温度(おんど)は約6000℃(やくろくせんど)です。でも、太陽(たいよう)から出(で)るコロナという部分(ぶぶん)は、なんと100万℃(ひゃくまんど)以上(いじょう)になることもあります!

おもしろい事実(じじつ)

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  • 太陽(たいよう)の光(ひかり)が地球(ちきゅう)に届(とど)くまでに、約8分(やくはっぷん)かかります。
  • 太陽(たいよう)の表面(ひょうめん)には、黒点(こくてん)という暗(くら)い部分(ぶぶん)があります。
  • 太陽(たいよう)は、約46億年前(やくよんじゅうろくおくねんまえ)に生(う)まれました。
  • 科学者(かがくしゃ)は、太陽(たいよう)があと約50億年(やくごじゅうおくねん)で赤色巨星(せきしょくきょせい)になると考(かんが)えています。

どうやって調べているの?

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科学者(かがくしゃ)たちは、特別(とくべつ)な望遠鏡(ぼうえんきょう)を使(つか)って太陽(たいよう)を観察(かんさつ)しています。でも、太陽(たいよう)はとても明(あか)るくて熱(あつ)いので、直接(ちょくせつ)見(み)ることはできません。そのため、人工衛星(じんこうえいせい)を使(つか)って、宇宙(うちゅう)から太陽(たいよう)を調(しら)べています。

気をつけること

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Wikipedia
Wikipedia
ウィキペディア太陽の記事があります。

絶対(ぜったい)に直接(ちょくせつ)太陽(たいよう)を見(み)てはいけません! 目(め)を傷(きず)つける可能性(かのうせい)があります。太陽(たいよう)を観察(かんさつ)したいときは、大人(おとな)と一緒(いっしょ)に、特別(とくべつ)な道具(どうぐ)を使(つか)いましょう。