利用者:Mzm5zbC3/Windows APIプログラミング
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情報技術 > Windows APIプログラミング
はじめに
[編集]近年ではMicrosoft Windows上でもATLやWTL、.NET Frameworkなどの高度なフレームワークライブラリが存在しますが、現在でもWindows APIは多くの言語で利用できることと、Windowsの機能を実質上すべて使えることなど利点はまだまだあり、敢えてWinAPIを使ってプログラミングすることはよくあります。
本書ではWinAPIによるプログラミングを解説します。
第〇章 Windows APIとは?
[編集]Windows APIとは、Windows用のAPI (Application Programming Interface) です。
Windows用のアプリケーションはよほど特殊なものでもない限り、直接・間接関わらず必ず内部的にはWindows APIを使って作られています。Win16(16ビットのWindows)での実装をWin16API、Win32(32ビットのWindows)での実装をWin32API、Win64(64ビットのWindows)での実装をWin64APIと呼びます。
種類
[編集]- Win16API
- WOW(32ビットWindowsでのWin16API実装)
- Win32API
- Win32c(Windows 9x系のWin32API実装)
- Win32s(16ビットWindowsでのWin32API実装)
- WOW64(64ビットWindowsでのWin32API実装)
- Win64API
本書では主にWin32APIでのプログラミングを行います。他の実装については適宜説明することもありますが、基本的にWin32APIでの記述であることをご了承ください。言語はMicrosoft Visual C++で行います。VC++以外でもWindows上で動作するC/C++言語ならばWindows SDKさえ用意できればほぼ修正なしで簡単に利用できるでしょう。
なお、本書ではC/C++の基本的知識があるものと仮定して進めます。C/C++については別書をご覧ください。