民法第691条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学民事法コンメンタール民法第3編 債権

条文[編集]

終身定期金契約の解除)

第691条
  1. 終身定期金債務者が終身定期金の元本を受領した場合において、その終身定期金の給付を怠り、又はその他の義務を履行しないときは、相手方は、元本の返還を請求することができる。この場合において、相手方は、既に受け取った終身定期金の中からその元本の利息を控除した残額を終身定期金債務者に返還しなければならない。
  2. 前項の規定は、損害賠償の請求を妨げない。

解説[編集]

参照条文[編集]


前条:
民法第690条
(終身定期金の計算)
民法
第3編 債権

第2章 契約

第13節 終身定期金
次条:
民法第692条
(終身定期金契約の解除と同時履行)
このページ「民法第691条」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。