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中学校英語/英単語 類義語

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

類義語

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チラシ・小冊子 pamphlet , leaflet

pamphlet 「パンフレット」「ちらし」「小冊子」(受験研究社)

leaflet 「ちらし」「小冊子」


日本語の「パンフレット」「リーフレット」とは、微妙に違うので、注意。


pamphlet (パンフレット)も leaflet (リーフレット)も、英語では「チラシ」や「小冊子」の意味。ニュアンスが少しだけ違う。

高校入試では、区別は要求されない。大学入試でも区別はない。

区別は要求されない、という事を覚えておいて欲しい。もし区別を要求する高校・大学があれば、しょうもない高校なので、合格の必要は無い。


前に

before 時間的な「前に」 (前置詞)

before ~ 「~の前に」

in front of 位置的な「前に」 (前置詞)


front「前」 (名詞)

front だけだと、「前」という意味の名詞である。


after 時間的な「後に」 (前置詞)

after ~ 「~の後に」

after school 「放課後に」


behind (位置的な)「後ろに」 (前置詞)



難しい difficult , hard


意外と区別が難しい。単語集では、区別にあまり触れずに、例文ごと慣れさせるようにしている。高校レベルの単語集でも、区別には言及していない。

hard と difficult の「難しい」のニュアンスは違うが、しかし意味自体は、ほとんど同じであり、同義である(東京書籍1800)。

なので、教師などの教育者以外は、あまり区別を学ぶ必要は無いだろう。

だが類義語にこだわる当ページでは、あえて、ニュアンスのちがいを真正面から言及しよう。


difficult は、特別な知識や技能を要求する難しさによる「難しい」に重点が置かれている場合が多く、しばしば知的な難しさである(辞書ジーニアス、グランドセンチュリー)。

だから、「英語(語学)は難しい」とか、「この数学の問題は難しい」とか「この本は難しい」(東京書籍1800)みたいな事を言うときに difficult を使うのが自然である。

The question is difficult. 「その質問は難しい」(wikiオリジナル)

a difficult question 「難しい質問」(wikiオリジナル)

のような感じの例文が、辞書や単語集には多いだろう。


いっぽう、 hard は、直接的には、肉体的・精神的な労力の多さに重点を置いている難しさによる「難しい」である場合が多い(辞書)。

だから

have a hard time 「つらい目にあう」「苦労する」(受験研究社、ジーニアス、グランドセンチュリー)

hard work 「つらい仕事」(グランドセンチュリー)


しかし、べつに hard で「難しい質問」 a hard question と言っても、間違いではなく、許される(グランドセンチュリー、東京書籍1800「難しい問題」)。


It is difficult for me to ~(不定詞)「私にとって、~するのは困難だ」(数研リープ basic)


上記の例文の場合なら、hard の場合、面倒である事の強調である。 difficult の場合、あくまで困難であるという客観的評価である、面倒とかツライとかの主張は、特には含まれていない。

ただし、あくまで上記の例文の場合だけである。最終的には色々な例文を読んで、慣れるしかない。


もちろん、特殊な知識や技術を身に着けるにも労力は必要であるが、そういう間接的な事は、考えないでおくのが hard である。


hard は多義語であり、副詞「熱心に」や形容詞「困難な」「固い」などの意味もある(受験研究社)。


difficult , easy の「難しい」の両方とも、対義語は

easy「簡単な」

である。(単語集で、よく対義語として書いていてある)

difficult ⇔ easy

hard ⇔ easy

である。

ともかく、区別が難しいので、中高生は、あまり考えなくて良い。


hard より difficult のほうが固い語。「堅い語」(ジーニアス、数研リープ)でも「硬い語」でも良い。


予約 reservation , appointment

受験研究社いわく、

reservation ホテルやチケットの予約

appointment 病院や面会の予約

とのこと。

念のため辞書や高校単語集で確認してみると、たしかに受験研究社の言う通り。

たとえば、

ホテルの「予約」や「予約席」は reservation である(ジーニアス)。レストランの予約も、reservation である(ジーニアス)。


病院などの「予約」は appointment である。ただし、「予約」の意味を覚えるのではなく、appoint は「面会の約束」の意味があることを覚えるべきである。医者など対人サービスを受けるための約束を取り付けるという意味で、派生的に「予約」になると理解すれば、暗記の負担が減る。

appoint は、人と会う「約束」という意味もある。appointment を「面会の約束」(ジーニアス)、「面会の予約」(グランドセンチュリー)のように訳しても良い。

have appointment with ~(人)で「~と会う約束をしている」の意味である。

I have an appointment with him tomorrow. 「あす、彼と会う約束をしている。」

である。


make an appointment with ~ 「人と会う約束をする」「(病院や美容院などの)予約を入れる」の意味がある(東京書籍 例文、桐原、鉄緑)。


なお「病院」は英語で hospital である。



賢い smart , clever ,wise , bright

やせ系の形容詞 slim , thin

thin ⇔ fat

かがやき系

shine 「輝く」(動詞)

bright 「輝いている」(形容詞)


イギリス英語かアメリカ英語かの違いですので、あまり気にしなくて良いです。

日本語だと細い人をスマートと言いますが、しかし英語 smart にその意味は無いです(関)。

「すらりとした」と言いたい場合は、たとえば slim (スリム)になります(桐原1700)。


「やせている」と言いたい場合は、たとえば thin (シン)になります。

プラモデルの溶剤の「シンナー」 thinner と同じ語源です。


形容詞「太っている」は fat (ファット)です(関)。関いわく、難関私立レベルらしいですが、短いですし、覚えてしまいましょう。なお、受験研究社では、一般の私立高校レベル。


ただ、直接的に fat と言うと失礼になるので、large や big などで置き換えるのが普通です(関)。

対義語どうし をまとめると、

fat ⇔ thin

です(受験研究社、桐原1700)。

熟語

get fat 「太る」(受験研究社、桐原1700)


名詞で「脂肪」も fat です。


さて、

bright 「(光があって)明るい」「頭がいい」

という語もあります。

日本語でも頭脳が「明晰」(めいせき)とか、「明」の漢字を使います(関)。語源かどうかは知りません。

語源を調べると時間が掛かるので、中高生は調べてはいけません。高校卒業以降・大学卒業以降に回しましょう。


自ら光を発するのは shine (シャイン)「輝く」です。 ※ 難関私立レベル(受験研究社)。

電球とか、太陽が shine です。

なお、

sunshine 「日光」「日ざし」「日なた」(受験研究社・私立入試レベル)

です。

sunlight 「日光」(受験研究社)

という表現もあります。sun = 「日」、light=「光」と、そのまま日本語に対応していますので、こちらのほうが覚えやすいかもしれません。

受験研究社の本でも、sunlight のほうが先に紹介されています(公立入試レベル)。


wise 「賢い」

は、難関私立レベルです(受験研究社)。


intelligent は、よく「イルカの知能が高い」みたいな動物の知能などの文脈でも使いますが、

学力の高さに使うこともできます(関)。


名詞形は intelligence 「知性」「知能」である。

「人工知能」 AI も、

artificial intelligence の略です(関、ほか)。


日本語でも、学者のような知識人を「インテリ」と言います。

というか、そもそも「知識人」が、ロシア語のインテリゲンツィアを元にした新語です。(ロシアの文字は、アルファベットではないので、当ページではスペルは書かない。)

日本語の「インテリ」も、ロシア語のインテリゲンツィアが元ネタです。



馬鹿・あほ・

foolish 愚かな

stupid 馬鹿な

です(関)。


エイプリル・フールは世界共通です。


範囲外ですが、タロットカードで「愚者」(ぐしゃ)のカードを the fool と言います。


このように、普通、fool は「愚か者」「愚者」のように訳します。

stupid よりも、fool や foolish のほうが、すこし堅い語です(関)。


好き like , be fond of

大好き love

love は別に男女の恋愛にかぎらず、「イチゴが大好きだ」(果物のイチゴを食べるのが大好き)みたいな「大好き」の意味でも使える(関・一般高校受験)。


be fond of のほうが、like よりも「好き」の程度が強い(角川の関・難関版、数研リープ basic)。

受験研究社には fond が無い(単語集・熟語集の両方とも)。桐原データベース1700にも無い。

角川の本によると、公立高校でも fond が出ているらしい。

さーて、fond を出題した公立高校の見解が問われる。(公立高校側にも色々な事情があるのだろうが、とりあえず、クギを指しておく。問題点を分かった上で出題をしてもらいたい。)


2024年の現在、fond は、高校生むけの英単語集である東京書籍コーパスだと、高校最難関の4500語レベルだとされている。


なお、90年代は中学校または中学生むけの受験塾で be fond of などを教えていた歴史がある。

like の言いかえ問題として、 be fond of を置き換える入試問題が、昔は多かった。

「like very much 」の言いかえではなく、like の言いかえとして、be fond of が出る問題が多かった。

下記のような高校入試問題が1990年代だった。

次の2つの文が同じような意味になるように、空欄に入る語を解答しなさい。ただし、カッコ内の文字を頭文字に使うこと。
He likes fishing.
He (  ) ( f  ) (  ) fishing.

みたいな高校入試問題が、1990年代ごろはよくあったとされる。(当時の塾では習った)


おそらく、そういう出題が、あまり英語力とは関係ないとされたのか、fond が高校に回ったという経緯だろう。

普通に like で通じるし、「とても好き」だと強調したいなら very much とか付ければいいだけだし。

そもそも like very much の言いかえではなく like の言いかえとしての入試問題だったという経緯なので、fond の理解もあまり正確では無かった経緯である。


休日 holiday, vacation, (※高校範囲)leave


アメリカ英語だと vacation と holiday を使い分けるが、イギリス英語だと使い分けない(数研 Leap basic)。

なので中学生は、あまり気にしなくていい。

参考までに説明すると、

holiday は法律で定められた休日で、土日や祝日のこと。(私立学校だと土曜日に授業があるかもしれないが、本ページでは考えないでおく。)


特に深く考えずに「休日」や、あるいは単なる連休などの「休暇期間中」などを言いたい場合は vacation で言える。

ほか、夏休みなどの長期の休暇(きゅうか)も vacation である(数研 Leap basic)。

なお、vacation の発音は、じつは「バケーション」でも「ベイケーション」でも、どちらでもいい(ジーニアス)。


vacation の語幹(ごかん) vac は、「空いている」という意味。仕事などが無くて空いている、という意味か。高校範囲外だが、「真空」を意味するバキューム vacuum と同じ。

ただ、日本語の「その日は空いているよ」というのは、休日とはニュアンスは違う。


育児休暇は、childcare leave (チャイルドケア・リーブ)である。

動詞 leave「出発する」と同じスペル・発音の単語。


出発する leave , depart

目的地に着く

「着く」 reach

「到着する」 arrive


leave には、「出発する」という意味があります。


難関私立高校の範囲ですが、

depart 「出発する」という動詞は、よく公共の交通機関(飛行機やバスなど)の出発について使われます(関)。

範囲外ですが、時刻表では「 dep. 」と略される事もあります(辞書ジーニアス)。


名詞形は departure 「出発」です(受験研究社)。


なお、「到着する」は arrive を使います。名詞形の「到着」だと arrival です。

arrive at ~(目的地)

のように 前置詞 at がつきます。


対義語どうしをまとめると、

arrive ⇔ depart  ※公共機関の場合。堅い

arrive ⇔ depart  ※公共機関以外も含む

です。


名詞形だと、

arrival ⇔ departure

です。


前置詞は、目的地は for です。

depart for Paris 「パリに向けて出発する」(受験研究社)

depart for America 「アメリカに出発する」(辞書グランドセンチュリー)


出発時刻は、at です。

depart at 9:00 am 「午前9時に出発する」(関、高校・桐原4500 を参考)


出発地は from です。

The flight departs from Tokyo for America at 9:00 am, 「飛行機は午前9時に東京を出発し、アメリカに向かう」(ジーニアスおよび上記を参考)

「東京発アメリカ行きの飛行機は午前9時に出発します」

のように和訳される事もあります。というか、ジーニアスの和訳はこっちの方式に近い。


なお、arrive の目的地は at または in です(関)。読めれば充分でしょう。


reach だと、目的地に「着く」のようなニュアンスです。前置詞は不要です。


決心と決定

make up one's mind (~しようと)「決心する」

decide 「決定する」

make a decision 「決定する」「決心する」


make a decision は、ニュアンス的に make up one's mind の影響を受けているというか、意味が混ざっている。


「決心」は、なにか気持ちを奮い立たせて「〇〇をするぞ!」的なのです。make up one's mind には、この決心のニュアンスがあります。

decide は、必ずしも、そういう気持ちの高ぶりみたいなのがあるとは限りません。

しかし

make a decision は、決心のニュアンスが混ざっています。


慣習・習慣

custom , habit , (※ 高校範囲)practice


「社会の習慣」が custom

「個人の習慣」「個人の癖」が habit


custom は、社会の習慣でも(東京書籍4500、旺文1900)、個人の習慣でも使う(桐原3000で個人の習慣を紹介)。


custom やhabitは、意外と難度の高い単語と見なされており、東京書籍4500や旺文社1900など上級レベルの単語集でも紹介されてる。

habit は個人の習慣。個人の「癖」(くせ)が habit である。

このためか旺文社1900および東京書籍4500では対比として custom を「社会的な慣習」としているが、しかし実は個人の習慣にも custom を使う(高校・桐原3000)。


the custom of visiting shrine on few Year Day 「神社を新年に参拝する風習」(高校・旺文社1900)

the custom of giving year-end gift 「お歳暮を贈る慣習」(高校・東京書籍4500)

もちろん日本以外の外国にも custom を使ってよく、

another country's customs 「他国の慣習」(高校・桐原3000)


habit で入試で典型的なのが、個人の食習慣。

well-balanced eating habits 「バランスのとれた食習慣」(高校・旺文社1900)

the habit of eating between meals 「間食の習慣」(高校・東京書籍4500)

She has a habit of playing with her hair when she's nervous. 「彼女には緊張すると髪をいじるくせがある」(高校・桐原3000そのまま) ※辞書を見ても他にろくな例文が無いので、そのまま紹介

habit of ~ing で「~する習慣」である(高校・旺文社1900)。

She has a habit of speaking quickly when she is angry. 「彼女には起こったときに早口で話すくせがある」(高校・東京書籍4500そのまま)


つまり単語集の典型例として、

He / She has a habit of ~ing ○○ when he/she is □□. 「彼/彼女には□□したときに〇〇を~するくせがある」


この桐原の例のように、無意識の「癖」にhabit を使う。

だが、他にも、喫煙とか麻薬とかそうのの悪癖にも habit を使う(ジーニアス)。この悪癖は入試には出ないだろう。辞書を見ても、麻薬とかそういうのの habit ばかりなので、桐原の髪の例文をそのまま紹介させてもらった。

しかし、良い習慣にも habit を使っても良い(高校・東京書籍4500など)。

healthy habits 「健康的な習慣」(高校・東京書籍4500)

habit of rising early 「早起きの習慣」(ジーニアス)、habit of getting up early 「早起きの習慣」(グランドセンチュリー)


「習慣」の意味で practice を使う場合、地域などの集団の慣習。宗教とか風土とか。 ※ 入試範囲外だが汚職などの悪風の場合も、practiceを使う(ジーニアス)。


※ practice は高校範囲ですが、ついでに紹介します。

practice には、社会の「慣習」「習慣」の意味があります(高校・旺文社1900、高校・鉄緑)。

桐原・東京書籍には「慣習」「習慣」の意味は書いてないですが、しかし旺文社1900に書いてあるので、大学入試の出題範囲かと思われます。英検準2級にも「習慣」の意味の practice は出ます。鉄緑単語集でも、「習慣」practice を押さえています。


社会の慣習の意味の場合、custom と practice の区別は難しい。




高校入試に出そうなのは、・・・

audience (映画・コンサートなどの)観客
passenger (乗り物の)乗客。旅客
guest ホテルの宿泊客。式などの招待客。パーティなどの招待客。番組の特別出演者、ゲスト。
customer 商店などの客。取引先


出ないかもしれないのは、

client (弁護士など専門職への)依頼人。会計士や建築士などへの依頼人。
※ 関の単語集の customer の解説に、実は client がチラッと書いてある。
spectator スポーツの試合などの観客。見物人
※ 関の単語集の customer の解説に、実は spectator がチラッと書いてある。


主人 host, master

上司 boss


「客」の類義語については、桐原4500が分かりやすい。上記の一覧も、ほぼ桐原4500の内容を写したものである。


「常連客」は a regular customer である(東京書籍3000および桐原4500)。

典型的な例文が、「彼は私の店の常連客だ。」であり、

He is a regular customer of my store. 「彼は私の店の常連客だ。」

である。


買い物する普通のお店の「客」に customer を使う。


なので、対義語は「店員」 clerk (クラーク)である。


さて、guest に対応するのは host (ホスト)である。

host (ホスト)は、パーティなどの客(guest)をもてなす「主人」「主催者」の意味。

つまり、host と guest はそういうセット。


ホームステイでも、受け入れ先の家庭のほうを「ホスト」host と言います。

入試や検定試験や教科書などで、ホームステイは頻出です

受け入れ先の家族のことを「ホストファミリー」 host family と言います。

たとえば、私たち日本人がオ-ストラリアにホームステイ留学するなら、オ-ストラリア側の家族さんがホストファミリー host family です。

そして、そのホストファミリーの家庭のお母さんのことは、 host mother です。

なお、

homestay「ホームステイ」(受験研究社、学研)


during my6 homestay 「(私の)ホームステイ中に、」(受験研究社、学研)

という副詞句が頻出です。

「ホームステイ中に多くの人と会いました」とか「ホームステイ中に多くの経験をしました」とか、そういう例文がよくある。


いっぽう、雇い主に対する「主人」は master (マスター)という別の単語であるが(桐原3000、旺文社1900巻末)、やや古風な表現である。

今日では、chief とか head とか boss とか(ジーニアス和英「主人」)、言い換えされること多いだろう。


master には、名詞の「主人」の意味のほかにも、「達人」の意味があり(受験研究社)、動詞で「習得する」 の意味もある(受験研究社、関)。

会社の「上司」は boss と言います。

ゲームだと「ボス」は悪役の幹部ですが。英語の boss には悪のイメージは無いです(関、ほか)。


客の話に戻る。

「オーディオ」機器などの audio と、「観客」audience の語幹のaudiは「聞く」という意味(鉄緑)。

なお、audience は、別に耳で聞く「聴衆」だけにかぎらず、目でも見る「観客」でも良い。


なお、

「大観衆」 large audience (数研リープ basic 、東京書籍4500、旺文社1900「大勢の観衆」)

many や mach ではなく large である。

そもそも日本語の「大観衆」と言いまわし自体、large の影響だろう。

なお、少ない観衆の場合は small を使って

small audience

になる。


なお、エージェント agent は「代理人」。「代理店」は agency である。とはいえ「代理店」と言っても高校生にはイメージしづらいから具体例を言うと、旅行代理店や広告代理店などがある。

東京書籍とジーニアスで確認できるが、「旅行代理店」は a travel agency である。

同様に、東京書籍・ジーニアスなどで確認したところ「広告代理店」は an advertising agency である。なお、桐原にはない。


ほか、法律用語の「代理人」で attorney (アトーニー)というのがあるが(桐原5500、旺文社1900)、法律知識もないのに深入りしてもしかたないので(しかもアメリカ法)、説明を省略。attorney は「弁護士」という意味もある(桐原5500、旺文社1900)。


そんな単語よりも、スペクタクル spectacle を覚えたい。

spectacle とは「壮観」(旺文社1900およびジーニアスとセンチュリーで確認)とか「美景」(ジーニアス)の意味である。なお、桐原と東京書籍にはない。

よく日本では映画とかの宣伝で「スペクタクル!」とか言うが、正しくは派生名詞 spectacular (スペクタキュラー)であり「超大作」の意味である(ジーニアスで確認)。

-spect- (スペクト)というのは、「見る」という意味である。

だから観客 spectator も、見物客のようなニュアンスである。

ほかの名詞の例なら、たとえば、prospect が「見通し」である。

単語集にはないが、査察官や検閲官をinsepector と言うが、inspect は「検査」「検閲」などと訳されるが、つまり inspect は「詳しく見る」というニュアンスである。


passenger 「乗客」は中学英語である(受験研究社、学研)。


典型的な例文は

There were 15 passengers on the bus. 「そのバスには15人の乗客がいた。」(受験研究社は20人、数研リープ basic は0人で no passengers、)

という感じの例部、

一人もいない場合、

There were no passengers on the bus. 「そのバスには乗客がいなかったた。」(数研リープ basic、)

のようになる。wasではなくwere であることに注意。また、passengers と複数形。



店 shop , store


shop も store も、ほぼ同じ「店」という意味。日本人には区別は難しいし、大学入試でも区別は問われない。


それよりも、

go shopping 「買い物をする」

である。


shop は名詞だが、まるで動名詞のように ~ing を語尾につけて

shopping 「買い物」

の意味になる。

いっぽう、store には、~ing がつくような用法は無い。

shop のほか、「キャンプ」camp でも、

go camping 「キャンプに行く」

というのも、あります(受験研究社、学研)。

go shopping 「買い物に行く」や  go camping「キャンプに行く」  のように、

go ~ing 「~に行く」

の意味があります。


なお、

「書店」bookstore (受験研究社)

辞書を見ると bookshop もあるので(辞書グランドセンチュリー)、どちらでも良い。


調査

research 「調査」・「研究」

survey 「調査」


survey は、ザックリと調べただけ、というニュアンスが強い。

do a research 「調査を行う」


research は「研究する」の一般的な単語。

survey は「ざっと見渡す」「概観する」という意味だが(ジーニアス、高校・旺文社 単語集が「概観する」、高校・桐原単語集が「ざっと見渡す」)、「調査する」の意味もある(桐原、高校・鉄緑 単語集)。

なお、名詞形「調査」「ざっと見渡すこと」も動詞形「調査する」「ざっと見渡す」も同じスペルで survey になる。


高校範囲の熟語だが、

熟語 carry out 「実行する」を用いてもよく、

carry out research 「調査を行う」(鉄緑)

carry out survey 「調査を行う」(グランドセンチュリー)


make a survey や do a survey 「調査する」(ジーニアス)、「調査を行う」(旺文社)。

鉄緑だと、take a survey で「調査する」としている(鉄緑)。


shade , shadow


shade 「日陰」は、建物や樹木などによって影になっている、朝~昼・夕の屋外にある、暗い場所のこと。

shadow 「影」は、人の影などをふくむ、「影」の一般的な名詞。


ごみ

生ごみ garbage

ごみ trash

※ 学研で trash を確認。
※ 受験研究社で garbage を確認
※ アメリカ英語かイギリス英語かで、意味が異なるので、読めてスペルが書ければ十分。けっして、英作文で使い分けをできるようになる必要は無い。

単なる、そこらへんの部屋の片隅にでもるゴミ箱に捨てるようなゴミは、trash (トラッシュ)や、イギリス英語で rubbish 「ごみ」であり、アメリカ英語で garbage (ガービジ)「ごみ」である。こっちは高校範囲で、高校東京書籍 単語集にも rubbish はあり、高校・桐原 単語集では garbage を紹介。


garbage は、IT用語で別の意味があるので、IT用語で、単なるファイルの「ゴミ箱」とかを言うときは trash box とかを使う。実際、マッキントッシュが trash can を使っている。(w:ごみ箱 (GUI)

なお、windows の「ゴミ箱」は英語では、 "Recycle bin" という言い回し。おそらく、「バイナリをリサイクルする」的な意味。何がバイナリファイルなのか分からないが、英語版 windowsでは、そういう風に名づけられている。

日本語版のwindowsの和訳は、実はマッキントッシュ風の和訳だという事実。


「燃やす」burn が、高校入試には一緒に出やすい、とのこと(角川・関 難)。

burn garbage 「ゴミを燃やす」


公園などの「くずかご」は trash basket である(高校・東京書籍4500)。

trash can 「くず入れ」(高校・旺文社1200(黄色本))

などの語もある。


take out garbage 「ごみを出す」(受験研究社、数研リープbasic、高校・東京書籍3000、高校・鉄緑)

take out the trash 「ごみを出す」(受験研究社)

throw away garbage 「ごみを捨てる」(数研リープ basic、関・一般高校受験 throw away のみ)


高校受験で、ゴミ問題はよく出るので、throw away もよく出てきます(関・一般高校受験)。


garbage に the をつけても良く、


take out the garbage 「ごみを出す」(高校・旺文社1200)

なお、

take out the trash (高校・旺文社1200)

でも良い。


「プラスチックごみ」 plastic waste (受験研究社、)

入試で、出かねない。時事問題だし、環境問題だし、高校入試では環境問題が良く出るので。

waste  動詞「無駄にする」 名詞「浪費」「無駄」

waste of time 「時間の無駄」(受験研究社、旺文社ターゲット中学版、学研)

も単語集では頻出である。

高校範囲だが

Don't waste your money. 「お金を無駄にしてはいけないよ」

という例文がよく教材にはあり、ほとんど慣用句である。

だが、あまり入試には、この形では出ない。落とすための試験ばかりをしている日本の大学入試の悪い点です。


日本政府が、プラスチック・ストローや、買い物時のビニール袋などを減らすような規制を行いました。

plastic bag 「ビニール袋」

です。単語集にはまだ見当たらない語なので、語釈などが与えられると思いますが、いちおう、覚えておきましょう。

公立の過去問などで、もう出てきています。

日本では「プラスチック」と「ビニール」を使い分ける場合もありますが、しかし理科ではビニールとは、いくつもあるプラスチック化合物のうちの一種類にすぎません。

だから英語では、買い物の「ビニール袋」のことも plastic bag というのです。

ほか、regulation (レギュレーション)「規制」 です。


修理する

repair と fix と mend

リペア、フィックス、メンド


repair のほうが硬い表現であり(東京書籍4500)、そのためか、大型または複雑なものの修理に使われる(桐原3000)。

ただし、あまり境界は明確ではなく、たとえば東京書籍では TVの修理が repair なのに car の修理がfixだったり。実際は自動車の「修理」なんて修理工場とかが必要で凄く難しいが。

桐原3000では、腕時計 watch の修理が repairだった。


実用英語としてはズレるが、高校生はまず repair で覚えるのが安全だろう。


fixは多義語であり、「固定する」の意味もあるので、誤解されるおそれがある。ただし、実際はよく使うが。


日本語でも、テレビ産業など映像業界で、よく「カメラをフィックスする」とか言う。日本の映像用語としては、カメラを動かさずに撮影する、と言う意味。

英語の場合、単に三脚などでカメラを固定する場合でも、 fix the camera と言う(数研リープ 非 basic)。


なお、船の錨(いかり)を名詞 anchor というが、これには動詞 anchor で(物理的に)「固定する」の意味もあるが、単語集に書いてないので入試には出ない。センチュリー英和には、「本棚を固定する」という例文で anchor が使われていた。fixだと紛らわしい場合にはanchorをどうぞ。


なお、mend は衣服や靴などを「修繕する」。


(※ 高校の範囲) mendには、行儀などを直す、改心する、などの意味もあり、

諺(ことわざ) It is never too late to mend. 「行いを改めるのに遅すぎることはない」[1]

というのもある。

repair 「修理する」は、そのまま覚えるのも良いが、語源を言うと、re 「再び」+ prepare(プリペア)「準備する」である。やや末尾のスペルが違うが(pair と pare)、発音は ほぼ同じ「ペア」である。

「再び(使えるように)準備する」→「修理する」

のような構造の語である(数研リープ basic)。


最近の(形容詞) recent , late


「遅い」late には、「最近の」という全く違う意味の用法もあります。


最近(副詞) recently , lately , nowadays

nowadays は、 now a days という構造の語。「今 now を含んだ、ある日、」なので「最近」のようなニュアンス。



見える、見る

see, look, watch


watch は意識的に「見る」、注意して「見る」という意味。


高校範囲だが、watch の上のような訳は、誤訳だと言っている論者もいる。

watch は、動くものを「見る」(視線を追いかける)、または、動く可能性のあるものを「見る」、見張る、のような意味だという[2]

このため、動かない物事を「調べる」という意味で「見る」という場合は、study など別の単語を使う。study には、「勉強する」の意味のほかにも「調査する」の意味がある。


いっぽう、look は、自分の意志で「見る」「見える」こと。

look at 「見る」

の形で使うことが多い。

look at the blackboard 「黒板を見なさい」(数研出版 Leap Basic)


黒板は動かないので、watch ではなく look が適切という事になる。


ほか

look for 「探す」

である。

なくした物を「探す」のほか、仕事を探すも look for である。

look for a job 「仕事を探す」


see は、自然と目に入ってくるなどして「見える」こと。

だから「彼を見かけた」とか言いたい場合は、

I saw him. 「彼を見かけた」

のようになる。


ただし、「映画を見る」については、watch も see も使うので(数研)、あまり厳密ではない。テレビやスマホなどで映画を見る場合は watch を使う事が多い。see は映画館での鑑賞。


なお、「~を見せる」は show

「見つける」は find である。


話す

talk, speak

話し合う discuss


discuss は、talk about よりかは堅い表現だが、日本語の「議論する」ほどは堅くない(数研リープ basic)。

「議論する」という意味を言いたい場合は、

have a discussion 「議論する」(数研リープ basic)

になる。


speak は、英語や日本語などの言語を「話す」

speak English 「英語を話す」


なお、「言語」は language である。

なお、「物語」という意味での「お話(はなし)」は story である。


speaker 「話す人」


「~について 話し合う」は discuss である。中3の範囲(受験研究社)。

discuss を使う際、 about などをつけない事。

discussion 「話し合い」


listen , hear


listen は、意識的に「聞く」。

ふつう、listen to(前置詞)のように、toをつけて使う。

listen to me


hear は、意識せずに「聞こえる」こと(受験研究社、数研 Leap Basic)。hear は、自然と聞こえること。

だからか、

Can you here me? 「私の声が聞こえますか」(数研)

のように、使える。

hear は、音声として「聞こえる」の他にも、うわさ話や評判などを「聞いている」という場合にも hear を使える(数研 Leap basic)。


関連してか、「~から連絡がある」という場合も、

hear from ~

を使う(数研)。hear は通常、here me のように目的語(この場合は me )を取る動詞だが、この hear from では、動詞の直後にすぐ前置詞が来る。


hear from で、新たな一つの動詞と考えれば、

hear from her 「彼女から連絡がある」

で、あたかも her を目的語のように見なせる。

このように、hear に限らず、動詞と前置詞の組み合わせの熟語は、あたかもそれ一つで動詞のようになる場合も多い。詳しくは、市販の高校用の文法の参考書に書いてある。


「書く」

draw, write

図などを描くのが draw

「引く」の意味もある。このため、線画の絵を書くことも draw という場合もある。


スポーツの「引き分け」をドローと言いますが、これも「書く」と同じ draw です。

というか、そもそも draw 「引く」の意味にあわせて「引き分け」と言っている。


paint

色を「塗る」(ぬる)場合は paint で言うこともある。

絵具などで色を塗るときは paint を使う。


絵具で書かれた「絵」を名詞 paint で言う事もある(関・一般高校受験)。


write

文章や手紙を書くのが write


絵 picture, painting


「絵」は中学英語では picture である。

これでも通じるが、たとえば「写真を見て絵を描く」とか言いたい場合、写真(picture , photograph)も 同じ picture というスペルなので、少し面倒である。


動詞 paint 「絵具で色を塗る」の意味である。

なので、絵具などで書かれた絵の場合、 painting と言う場合もある。


関さんの単語集などで、 painting を使っている例文がいくつかある(たとえば関・一般高校・巻末 on 「接触」1 )。


ただし、本来なら鉛筆画を、drawing と使い分けないといけない。エンピツで絵を描く場合は draw なので。


中学・高校でそこまでは要求されないと思うので、まあ picture で大丈夫だろう。

ここらへんの区別はもう、ネイティブに任せるしかない。


範囲外ですが、パソコンの画像データのことを「ピクチャ」picture と言う場合もあります。

windows とかでも、よく見かけると思うので、いちいち解説しません。mac とか chrome OS のユーザーの中学生の事は知らない。


「動画」 video です(受験研究社、関・一般高校)。

take a video of ~ 「~のビデオをとる」(受験研究社、関・一般高校)

video game 「テレビゲーム」(受験研究社、関・一般高校)


describe (デスクライブ)「描写する」

describe 「(言葉で説明を)描写する」「(言葉で)言い表す」

という単語があります。

単語集では「描写する」と和訳され、中学の単語集でも高校の単語集でも、「描写する」とよく訳します。


しかし、絵を描く意味は、 describe には、無いです(グランドセンチュリー、)。

「描写」の漢字だけ見ると、つい何となく、なんだか写実画の絵でも書くのかと思いがちですが、しかし全く、describe には、絵の意味は無い。


受験研究社および関さん本では describe は難関私立の範囲とされている語だが、しかし学研の320例文の本には普通に国公立レベル(および同レベルの中位私立)として describe が載っている。


「熱」

fever (病気による体の)熱,

heat (物理学的な)熱


たとえば、フライパンの「熱」とか言いたい場合は heat を使うことになる。

heat 「熱さ」 、動詞「熱する」


なお、「風邪」(かぜ)は英語で cold である。

風邪の発熱でも、 fever という。

cold なのに発熱 fever とは、字面だけ見ると変に思うかもしれないが、しかし英語では、そのように言う。


have a fever 「熱がある」(受験研究社 巻末(例文なし)、数研リープ basic)

high fever 「高熱」(受験研究社、数研リープ basic)

have a high fever 「高熱がある」(受験研究社)


なお、cold も、

have a cold 「風邪をひく」(受験研究社)


なお、

「熱帯雨林」tropical rainforest

または

「熱帯雨林」rainforest

rainforest は、

rain(雨) + forest(森)  という構造の語。

私立高校入試に出てくる事もあるらしいが(関)、そんなに難しくないし、いまここで覚えてしまおう。

tropical 「熱帯」はトラピカルと読む。


「熱帯魚」も tropical fish である(関・難関高校)。


「アマゾンの熱帯雨林」Amazon rainforest

のように、tropical を略す場合もあります(関)。


郵便

mail 郵便

letter 手紙

なお、

e-mail 「Eメール」

「郵便局」 post office

「はがき」post card

「切手」stamp


早い、速い

early, fast, quick

時刻に遅れて late

スピードが遅い slow


early は、early morning 「早朝に」のように、時刻や時間が早い、という意味。


よくある例文は、

get up early 「早起きする」(受験研究社、関・一般高校、東京書籍1700 例文)

early in the morning 「朝早くに」(東京書籍1700、数研リープ basic)


2つ合わせて

get up early in the morning 「朝早く起きる」(東京書籍1700 例文)

としても良い。

必ずしも1日の中の早い時期でなくともよく、たとえば「6月の早い時期に」みたいな例文で early を用いても良い(受験研究社)。ある期間の中で、時期が早ければ early であるのが普通である(数研リープ basic)。


なお、東京書籍1700および桐原3000だと、そこまで書いてない。


受験研究社や数研リープ basic の単語集のような、レベルの高い単語集を読むことは、やはり必要である。なお、関さん本にも書いてない。

関さん本だけで難関突破するのは無理で、ほかの単語集を併用する必要がある。


対義語は

late 「(時期が)遅い」

つまり

early ⇔ late

である。


quick 反応が「素早い」

派生として、quickly 「素早く」(副詞)


fast 速度が「速い」

形容詞「遅刻した」の意味もある。

be late や get late などで使う。

過去形になるので

got late

のことも。

学校や会社に限らず、「駅につくのが遅れた」みたいな場合でも got late は使える(関・一般高校)。


通訳者interpreter 、

翻訳者 translator


chair 物理的な「イス」。

seat 映画館などの「座席」、(※ 国会などの「議席」も seat )

take a seat 「席に座る」


電気・電子

「電気の」electric

「電子の」electronic

「電子」が electron エレクトロンなので。


「電子の」 electronicは、コンピュータ部品などの説明で使う事が多い。


照明機器や、モーターなどは、「電気の」 electric を使う。

だから

「電気自動車」an electric car (高校・数研出版リープ)


大学の「電気工学」と「電子工学」の違いも、これと同様。


Pacific 「太平洋」(固有名詞、海洋名)

ocean 「大洋」(広い海のこと)、太平洋のほか、大西洋やインド洋など

sea 「海」


瀬戸内海なども「海」なので。


治療

treat 「治療する」

treatment 「治療」


cure 「治す」


なお、

hurt 「傷つける」「~(けがした箇所)が、けがをする」の意味。


軍隊

military , army


military は「軍隊」のこと。

army は、「陸軍」を言うことが多い。

中学で先に習うのは military である。まず military を覚えよう。

military なら、陸軍でも海軍でも空軍でも使えるので。


幼保

幼稚園 kindergarten

保育園 nursery school


療法とも、中学英語であり、中3レベルである(受験研究社)。

幼稚園は、ドイツ発祥なので、言い回しもドイツ系になっている。

単語集では由来のドイツ語まで説明していないが、おそらく中学の授業で、普通に語源がドイツ語だと習うはずで、教師が口頭で教えるのが普通。


kindergarten (キンダーガートゥン)と読む。


ドイツ語で「子供」がkind (キンド)なので。

「キンダー」と語尾がアーとなるのは、おそらくドイツ語の格変化の一種。あまり気にしなくていい。じっさい、ドイツ語由来やフランス語由来の英単語でも、もとの言語の文法なんかには英単語は従っていない。


後半部は「garden」(庭)ではない。


読めればいい。受信語彙(じゅしん ごい)。

nursery teacher 「保育士」(受験研究社)


浜辺と海岸


「浜辺」「砂浜」は英語で beach である。


coast は「沿岸」(えんがん)である。普通、coast は地図に載るかもしれない程度の、ある広い範囲を指す。

coast は、「沿岸地域」とも訳され、海沿いの地域も含む(グランドセンチュリー beach)。


地図とかにあるような「東海岸」は east coast です(受験研究社)。

理屈もあってるし、「〇〇スト・〇〇スト」と韻(イン)を踏んでいて、よい感じです。

なお、「地図」map (マップ)です。

beach も、高校入試では、よくゴミ問題が出るので、浜辺のゴミ拾いが出るので、あなどれない単語です(関・一般高校)。

受験研究社の例文にも

clean the beach 「浜辺を清掃する」(過去形だったのを現在形に改編)

があります。


住宅関係


住民 resident, ((※高校範囲) inhabitant)

住宅 housing, resident

resident の用法は、かなり難しいので、中学では読めれば十分。受信語彙。


※ 当ページでは、高校の範囲も一部、まとめて教える。読んで分からなければ、気にしなくて良い。


ジーニアス英和辞典の例文では、奈良県の住民を resident あつかいである。

He is a resident of Tokyo. 「彼は東京の住民である」(高校・鉄緑単語集とジーニアス奈良の組み合わせ)

のように使う。


住宅 housing, resident

housing 「住宅」が、高校受験英語である(受験研究社)。

residence 「住宅」の意味もある。


敬語的に home や house のことを residence と形式ばって言うこともある。だが、一方で、アパート住民でも residents である(高校・旺文社ターゲット1900)。

海外駐在などの「駐在」も residence である(旺文社1900、ジーニアス英和)。べつに外交官や大使館員や商社マンでなくとも、外国に滞在しているだけの人も resident である。


home , house

home 家族と住む「家」と意味、「故郷」などの意味もある

なので、「家に帰る」場合は、 go home のように言う。


house 建物としての「家」


「家を買う」は

buy a house

になる(数研 Leap Basic)。

「家を建てる」も build a house である(数研リープbasic 「build」)。


ただし、実際には stay home 「家にいる」のようにも使う。


stay home は普通、自宅なのに、

home stay だと海外留学などの「ホームステイ」などの意味になるという不思議。


結局、慣用句のように、最終的には覚えるしかない。


homework 「宿題」

housework 「家事」(受験研究社、関・一般高校)


笑いと微笑み(ほほえみ)


laugh at ~ 「~を見て声をあげて笑う」

smile (笑顔で)ほほえむ、にっこりする

smile at ~「~を見て、ほほえむ」


laugh も smile も、対象の前置詞には at を使います。

laughter 「笑い」


rapidly 「急速に」

immediately 対応などが「即座に」

quickly


immediately (対応などが)「即座に」の意味。

副詞 immediately は、対応などが「即座に」「すぐに」「ただちに」という意味である。


語源をみると、「無い im 」+「間(media メディア的な語)」なので、「間をおかずに」という感じの語源である。だが実際には、「近いうち」とかの意味もあり、あまり語源とおりではない。


rapid は、速度などが「速い」こと。川の流れの速さによく rapid が使われる。

辞書によくある典型的な例文は、

a rapid river 「急流」(ジーニアス)または「流れの早い川」(センチュリー)

である。

また、

「仕事の速い人」a rapid worker

も典型的(センチュリー「仕事の速い人」、ジーニアス「敏速に仕

ほか、

make rapid progress 「急速な進歩をする」

のように使える(ジーニアス rapid「rapid progress」, 受験研究 progress「make progress」 の合成)。


ほか、「急速に広まる」とか、そういうときに spread rapidly を使える(受験研究社)。

感染症などの「急速な蔓延(まんえん)」rapid spread という表現もある(グランドセンチュリー)。なお、この rapid spread の spread は名詞としての用法。

このように、rapid は、状況や能力などの変化の速さにも使える(グランドセンチュリー)。

高校の範囲だが、列車の「急行の」は 形容詞 express である。


「急行列車」 an express train

という。東京書籍4500に例文も書いてあり、高校範囲である。(桐原は意味紹介だけ。)


高校だが、東京書籍の検定教科書『All abroad! I 』いわく、 rapid train でも「急行列車」とのこと[3]

事をする人」)。


単語集にはないが、「レム睡眠」の「レム」が rapid eye movement 「急速眼球運動」のことである。高校の保健体育や生物学でレム睡眠を習うかどうか微妙ではあるが、一応、紹介しておく。


なお、高速道路は expressway である(東京書籍4500)。


「外国」系

abroad , foreign , oversea


abroad 「外国に」「外国で」,


abroad は副詞である。副詞なので前置詞はつかない(後述)。

go abroad 「外国に行く」

travel abroad 「外国に旅行に行く」

study abroad 「外国で勉強する」

のように使う。なお、文法的には abroad は副詞である。


abroad に、前置詞 to などは つかない。

文法問題として、abroad がよく高校入試でも狙われる(関・一般高校)。

文法の解説をすると、abroad は副詞なので、原理的に前置詞はつかないはずである。そもそも前置詞は、名詞の前に置くものだからである。


visitors from abroad 「海外からの訪問客」


「外国の物」のように形容詞で表現する場合は、 foreign を使う。

foreign language 「外国語」

foreign country 「外国」

country は、ここでは「国」の意味。田舎ではなくても country で「国」を意味する

foreigner 「外国人」(フォリナー)


oversea 「海外の」,


「海外に」「海外へ」は語尾にsがつく overseas である。副詞のほうは s がつくのを忘れないように。

副詞なので、前置詞はいらない。

つまり

go overseas 「海外に行く」(関)

です。この場合、go to としては いけません。


同様に、語尾に s がつく事で副詞になる語には、たとえば outdoors 「外に」「外で」やindoors 「屋内で」「屋内へ」、

upstairs 「上の階で/へ」や downstairs 「下の階で/へ」などがあります。

例文をそのまま書くと著作権にヤバイので、関さんの本を買って読んでください。


overseas は字ヅラだけ見れば、海を越えて外国に行くことだが、アメリカでは実際にはヨーロッパへ行くことに使われる事が多い(ジーニアス)。

travel overseas で「海外へ旅行する」である(高校・旺文社)。

travel abroad で「外国へ旅行する」であるが、東京書籍では「海外へ旅行する」と訳している。

from overseas で「海外から」である(高校・旺文社)。


abroad の典型的な例文が、

「私は外国へ(一度も)行ったことがない。」 I have never been abroad.

である(高校・東京書籍、高校・桐原)。東京書籍と桐原で、同じ英文。桐原のほうには和訳で「一度も」がある。


勉強と学習

study(スタディ) , learn(ラーン)


learn は、学習した成果として身に付いた知識や技能に重点がある「学ぶ」。

だから

learn ~ by heart 「暗記する」

の意味の熟語もある。


study は、学習の課程を重視。

だから、「一生懸命 ~を勉強する」では study を使う(数研 Leap Basic)。learn はで「一生懸命」以下略は不可である(数研)。


技術 skill, technique(テクニーク)

科学技術 technology (テクノロジー),


スキルは、個人の技術である


テクノロジーは、科学にもとづいた、社会全体または企業など、集団の技術である。

テクニークは、どちらでも良い。つまり、


受験難度としては、テクニークのみ難関私立(関)。テクノロジーは普通に一般公立高校で出るので(受験研究社)、注意。skillは公立高校レベル。


technology は「科学技術」です(旺文社1400)。

特に科学力を要しない技術は、skill または technique (テクニーク)です。なお一般に、〇〇ロジーは学問です。たとえば biology (バイオロジー)「生物学」など。

日本語では「テクニック」と言われますが、英語の発音は「テクニーク」です。


テニスなどスポーツのプレイの「技術」も、skill です(数研リープ)。

日本語でも、製造業では「技能」(スキルに相当)と「技術」(テクノロジーに相当)を同じように区別します。


先端部品工場で働いている高卒の職人とかが、そこらへんの工業高校に毛の生えたような生産設備で部品を製造している場合は、それはスキルなのかテクノロジーなのか判断に迷いますが、しかしまあ英語の入試ではそこまで要求されないので、気にしなくて平気です。

半導体とか自動車エンジンみたいに、工業国じゃないと部品を作れないものを作る技術なら、まあ「テクノロジー」として判断して大丈夫だろうと思います。

skill は「熟練」とも訳します(桐原4500)。


熟練者というと、良さそうに聞こえます。しかし文明の発展とは、熟練を要しないでも生産的な活動ができるようにとテクノロジーが発展しました。たとえば、私たちがパソコンで文字を描く際、いちいち、書写や硬筆のような熟練は、必要とはしていません。


若い

young(ヤング) , junior(ジュニア)


junior (ジュニア)は、年齢や地位が「下の」という意味。

なので、50歳の大人でも、80歳の人と比べたら junior である。

親子や先輩後輩などの間で、年齢が下のときに junior を使う。


対義語は、senior(シニア)「年齢が上の」である。


junior high school 「中学校」

high school 「高等学校」


時計


watch(ウォッチ) 主に「腕時計」

clock(クロック) 主に「置き時計」や「掛け時計」


おおよそ「腕時計だけ watch である。それ以外のなんか大きい時計は clock である」みたいに考えておけば、たぶん、大体は当てはまるだろう。

ポケットに入れる懐中時計がどちらかなんていう問題は、進学校の入試では問われないだろう。なぜなら大学入試に、そういう区別を聞く問題は出てこないので。


「影響」系

affect(アフェクト) , effect(エフェクト) , have an influence on

強い影響 impact (受験研究社、)


結果と効果

結果 result (リザルト)

効果 effect (エフェクト)


なんと、上記 affect , effect , influence は、いまや中学3年の範囲である(受験研究社)。

かつて、東京書籍4500や桐原4500などにある、高校上級レベルの単語だった。

influence は、主に、考え方や行動への影響(グランドセンチュリー)。だが、高校入試では、そこまで問われないだろう。


affect は動詞「~に影響を与える」。

effect は名詞「影響」「結果」「効果・効能」である(関・難関高校「結果」あり、ジーニアスなど辞書「効果」)。effect だけ、「結果」「効果」の意味もある。

たとえば

「温室効果」the greenhouse effect

です。温暖化とか環境問題の語は、よく入試に出るので、ついでに覚えましょう。


have an influence on ~ で「~に影響を与える」(受験研究社、高校・東京書籍、高校・旺文社)。

である。

けっして、日本語の「与える」に引きづられて、give で言ってはいけない(高校・数研リープ)。


「大きな影響を与える」have a big influence on ~ (関・難関高校)   または have a great influence on ~ (学研、高校・東京書籍4500、グランドセンチュリー) 

形容詞は、big でも great (グレイト)「大きな」でも良い。


「強い影響」と言っても良い(高校・数研リープ、高校・旺文社1200)。

「大きな影響を与える」have a strong influence on ~ (数研リープ、旺文社1200) 


桐原およびジーニアスは、influence を「間接的な影響」だとしている(桐原、ジーニアス affect)。※ 高校入試では、そこまで気にしなくて良い。


名詞 effect や 動詞 affect は、物理現象などでは、もっと直接的な影響を言う。※ 高校入試では、そこまで気にしなくて良い。以下同様


「良い影響」good effect (数研リープ basic)

「悪い影響」bad effect (受験研究社、東京書籍3000、桐原4500、数研リープ・非 basic、)

のように使える。


ほか、effect 「結果」の意味がある(関・難関高校)。

cause and effect 「現任と結果」(学研、数研リープ basic、旺文社1200、ジーニアス)

を覚えると良いだろう。なお、

名詞としては

cause (コーズ)「原因」(受験研究社、学研)

動詞としては

cause 「引き起こす」「~の原因となる」(受験研究社、学研)、

である。

cause and effect は、学研の本にも書いてあるし、中学範囲である。

ただし、一般的な「結果」は result リザルト です(後述)。


effect の派生語として、

形容詞 effective 「効果的な」(関・難関高校)。


さて、effect 「影響」ではなく affect 「影響する」

桐原およびジーニアスは、affect は、直接的な影響だとしている(数研リープ basic、桐原、ジーニアス affect)。

「温室効果の影響」とか言いたい場合は、affect を使う(数研リープ basic)。


東京書籍は、affectの例文では、人の心への影響を紹介していない。

ただし、薬の作用を effect 「影響」で言ったり(東京書籍)、動詞 affect 「影響する」で言っても良い(数研リープ basic)。 病気の影響も affect で言ってよい(桐原、ジーニアス、グランドセンチュリー)。

だが、いちいち用法を覚えるよりも、ジーニアスなど辞書の言うように、effectには「効果」「効能」という訳があると(ジーニアス「効能」あり、グランドセンチュリー)、訳語ごと更新して覚えたほうが良い。なお、映像制作の特殊効果などの「効果」もeffect である(ジーニアス)。「音響効果」も sound effects である(中学・学研)。


病気の「影響する」も affect で言う、と覚えるだけで済む。訳語を更新するなら、「冒す」affect と覚える事になる(辞書)。なお、affect に、薬の影響の用法は、特には無い。

あまり、affect のここらへんは論理的・体系的ではないので、高校入試には出ないだろう。関さん本の言うように、effect「結果」の用法まで覚えれば充分である。当wikiの後の話は、それを覚えるための補足にすぎない。

つまり、effect の動詞形が affect と覚えても、しかし薬の「効能」の動詞形は無いし、少なくとも辞書のジーニアス英和およびグランドセンチュリー英和を見ても 見当たらない。

effect で動詞形が存在するのは、あくまで「影響」 effect の用法の動詞形「影響する」 affect だけである。


「強い影響」「大きな影響」impact (受験研究社「強い影響」、数研リープ basic「影響」、旺文社1200「大きな影響」)

関さんの本には impact は無い。

やはり、高校受験の英単語の仕上げには、数研リープを使うのが良い。しかもリープだと、まとめて affect, effect ,influence , impact が同一ページに書いてあり、比較をしやすい。

旺文社1200だと別々のページになっているので、学力の養成には向かない。傾向の把握には向く。


have a impact on ~ 「影響を与える」

impact 自体に「大きな影響」の意味があるが、必要なら、さらに形容詞として a big impact 「大きな影響」のように形容詞を追加しても良い(旺文社1200)。

受験研究社を見ても impact の例文が無いので、深入りしなくて良い。


一般的な「結果」は result (リザルト)です。発音に注意。suの部分は「ザ」と濁る。

result は、最終結果みたいなニュアンスがあります。

だから、結果発表とか言う場合は、result を使うのが一般的です。じっさい、各種の「成績」も result で言います(学研、グランドセンチュリー)。なお、しばしば「成績」の意味では複数形の results になる場合が多いが(学研、ジーニアス)、単数形の result でもマチガイではない(グランドセンチュリー)。

試験の「結果」も result です。

また、実験の「結果」も result です(受験研究社 surprise、グランドセンチュリー、ジーニアス)。

熟語で、

as a result 「結果として」「その結果」(受験研究社・熟語、関難関「結果として」あり)


effect は、薬の効能・効果のように、なにか特定の原因に対する、その結果というニュアンスが強い。

ただし、実際には、result でも、原因に対する結果、というニュアンスで使っているような例文も、辞書でよく見かけます(グランドセンチュリー)。


ほか、「原因」 cause にも類義語は色々とあるが、しかし高校受験の範囲を超えるので省略。


普通の normal, ordinary


normal (ノーマル)は、日常的には「普通の」「平均的な」という意味である。

ordinary 「ふつうの」は、スペル注意。末尾は ry アールワイである。副詞ではないので、末尾が ly エルワイには、ならないはず。


ordinary 「ふつうの」「平凡な」は、よく「生活」と結びついて、ordinary life 「ふつうの生活」(東京書籍の訳)または「平凡な生活」(桐原の訳)

ordinary はこのように、並外れた部分がないというニュアンスがある。


名詞 order (オーダー)で、

order (オーダー)「秩序・順序」という意味の名詞があるので、「規則通り」→「変化が無い」→「平凡な」 というニュアンスである。


逆に対義語の extraordinary は、「並外れた」の意味である。

「異常気象」は extraordinary weather である(東京書籍、ジーニアス)。

単語集にはないが、「臨時国会」も an extraordinary Diet session (ジーニアス)あるいは an extraordinary session of Diet (センチュリー)のように言えることも、覚えておきたい。なお、Diet とは、日本の「国会」のこと。外国の国会の呼び名は違っている場合も多いので、外国の国会のことを言いたい際には、その国ごとの呼び方を調べること。


受験研究社の巻末に、同意語の一覧がある。

始める・始まる start , begin

写真 picture , photo


take s picture 「写真を取る」

take a photo 「写真を取る」


正しい right(ライト) , correct(コレクト)

贈り物・プレゼント gift(ギフト) , present(プレゼント)

機会 chance(チャンス) , opportunity(オポチュニティ)

役に立つ useful(ユースフル) , helpful(ヘルプフル)


なお、「役に立たない」 useless である。(巻末にある)


病気の sick(シック) , ill(イル)


なお、「病気」は disease (ディズイーズ)である。


memorize(メモライズ) , learn by heart 「暗記する」


街・町

town(タウン), city(シティ)


街の大きさは、数研 leap basic によると、

village(村) < town < city(都会)

である。だから、「大都会」とか言いたい場合は city になる。


town は、hometown 「故郷」のように、ほかの語の組み合わされて使われる事も。


「市役所」city hall または town hall です(関)。

高校受験に city hall で出るようです。

※ city hall などの出典(ジーニアス、数研リープ 非 basicの語「construction」で「city hall」のみ)。

音楽ホールみたいなのは、そのまま music hall または コンサートホール concert hall と言う(ジーニアス、受験研究社 「hall」の例文にコンサートホールあり)。


楽しみ、喜び、

joy , pleasure(プレジャー) , amuse(アミューズ)


joy (ジョイ)は、「喜び」(よろこび)を表す、初歩的な名詞。


「うれしさで ~ する」と言いたい場合、for joy を動詞のうしろに添える(受験研究社、ほか)。

jump for joy 「うれしくて飛び跳ねる」(東京書籍3000、高校・旺文社1200、数研リープ basic)

shout for joy 「うれしくて叫ぶ」(桐原3000)

意外と joy は難しい。油断しないように。

for の代わりに with を使って with joy とする場合もある(受験研究社、旺文社1200)。


形容詞 joyful 「喜ばしい」(旺文社1200)

「楽しい光景」a joyful sight

のように、名詞を修飾する用法で joyful は使う。

「私は楽しい」とか言いたい場合は、ジョイフルではなくハッピー happy 「楽しい」やグラッド glad 「うれしい」 などを使う。

つまり

I'm happy 「私は楽しい」

I'm glad 「私はうれしいです」


ほか、happy 「楽しい」という形容詞もあるが、さすがに説明を省略。


amuse (アミューズ)「面白がらせる」「楽しませる」(関、東京書籍3000)


amusement park 「遊園地」(関、受験研究社、数研リープ basic、東京書籍1700)

amusement「アミューズメント」 と読む。

amusement 「楽しみ」 は、ああいう娯楽施設に使える。


なお、遊園地の「アトラクション」は、そのまま attraction である。

「魅力」attraction という用法もあるが、この節では省略。(受験研究社いわく、まだ 中3 ~ 一般の公立入試 レベル)


だが、実は「趣味」のような意味でも amusement を使っても良い。

受験研究社は、「私は自分の楽しみのために絵を描いている」という例文で、 amusement を使っている。




専門家 professional ,expert

professional  (形容詞)専門職の ・プロの / (名詞) 専門家・プロ 

expert 専門家 (名詞)


難度については、expert はスペルは短いが、しかし市販の単語集で習うのは最後のほう。先に professional を市販の単語集では習うのが普通。


professional は、医師や弁護士などの資格職や(数研 Leap Basic)、あるいはスポーツのプロ選手など(受験研究社)、そういうのに使うことのある形容詞または名詞である。


professional はスペルは形容詞っぽいが、形容詞の用法だけでなく、さらに名詞の用法もある(関・難関高校、ジーニアス)。

professional の名詞としての用法は、expert とほぼ同じであるので(ジーニアス)、中高生は区別を気にしなくていい。


なお、短縮形 pro (発音はプロウ)も、正式な英語ではある。ただ、pro は、口語、または、アメリカ英語ぎみである(辞書)。


なお、対義語は amateur (アマチュア)である(受験研究社)。


範囲外だが、日本語のアマと、英語の amateur 「愛好家の」「素人の」は、ややニュアンスが違う。

辞書を見ると、英語の amateur のほうが、技量などが「未熟な」「素人らしい」のようなニュアンスが強い。

日本の場合、オリンピック選手とか、学生スポーツのような。タテマエ上は、エンタメ興行の商売じゃないというニュアンスが「アマチュア」とか使う場合もあるが、辞書を見た範囲では(ジーニアスおよびグランドセンチュリー)、そういう用法は無い。

フランス語で「愛する」を aimer (エメ)と言ったり、格変化で ami アミになったり、色々するが、

「愛好家」amateur の語源も、そういう感じである。

日本語で「愛好家」と言った場合、必ずしも技量が未熟なことを意味しないが、英語だと amateur には未熟者のようなニュアンスがある。

(※ 以上、範囲外)

ここまで区別は問われないだろう。


さて、

expert (エクスパート)は「専門家」の意味の名詞である。expert にも形容詞の用法もあるが、しかし受験範囲外なので、気にしなくていい。( expert の形容詞の意味が、不規則的であり、あまり教育的ではないので)


ともかく、名詞としての expert は、たとえば例文

a medical expert 「医療の専門家」(ジーニアス、東京書籍3000)


語法 be an expert in ~

He is an expert in ~. 「彼は ~ の専門家です」


in ではなく on の場合もある(関・難関高校)。


「経験」experience (エクスペリエンス)という語がある。

expert (エクスパート)も、これと同じ語源なので(辞書グランドセンチュリー、関・難関高校)、「熟練者」という和訳またはニュアンスがある場合もある。


career 経歴・職業

(※高校範囲) occupation 職業


career は、「職業」や「経歴」。


job , work

job 「仕事」と言った場合、職業という意味もあるが、一時的な仕事も含む(数研 Leap Basic)。

job には、職業というニュアンスの「仕事」もあるので、

find a job 「仕事を見つける」(受験研究社)、「職を見つける」

のようにも言う。

なお、

lose one's job 「仕事を失う」(数研リープbasic)


というか、おそらく日本語の「職を見つける」という言い回し自体が、もしかしたら上記の find a job の影響を受けた言い回しの可能性がありそうだ。


work 「仕事」は、作業や労働としての意味合いが強い。


work は、動詞として「働く」の意味もある。

ほか、作家などの「作品」も work である。日本語でも、よく、アートワークとか言う。

「芸術作品」artwork  (受験研究社)

も高校受験英語です。

単語集では「芸術作品」と訳していますが、実際には、すでに現代日本では「アートワーク」のまま通じます。

たとえばアニメーターのイラスト集とか、『〇〇アートワーク』とか、題名がつけられて[4][5]、普通にネットのアニメショップなどで市販されていたり、絶版になってなければ注文できたりします。なお、参考文献にしているイラスト集のサイトは、単に「アニメーター アートワーク」でネット検索したら上位に出てきたサイトです。


帽子 cap, hat


cap も hat も、「帽子」(ぼうし)の意味がある。

ほか、cap は、ビンのフタにも使う(数研リープ basic 「remove」)。

なお

「小屋」hut (受験研究社・難関私立高校レベル)

とはスペルが異なる。「小屋」は、h〇t の真ん中が u である事に注意。帽子のほうは、h〇t の真ん中が a である。


cap 〇〇という語で、下記のように、よく、何かのリーダー的な存在を表す。


captain 「キャプテン」「船長」「機長」 (関「機長」あり)

も忘れないように。部活の「部長」や「主将」は captain で言えます(関・一般高校「部長」、受験研究社「主将」)。部長か主将かの判断は面倒だし、区別も入試では問われないだろう。


「首都」を capital (キャピタル)という。高校受験の範囲で、普通に公立高校に出てくる(学研、角川・関・難関校、受験研究社)。

the capital of Japan 「日本の首都」 (学研、受験研究社)

なお、法律的には、現代の日本の首都は、決まっていない。

一般的には東京が首都だと考えられている。

なお、過去形だと、平安時代などの古代は、京都が首都、という例文もある。

国の頭になる都市と考えれば、覚えやすいだろう。


それとは別に、

capital letter 「大文字」

small letter 「小文字」

も、私立とか狙われるかもしれない(受験研究社、関・難関高校)。

ただし学研だと、(難関私立ではなく)平易な公立高校レベルあたりの範囲(レベル2)で、ついでに capital letter も普通に紹介している。

障害者、 障がい者

disabled ,handicapped


高校入試に限らず、福祉とか障害者とかの話題は、よく英語の資格試験にも高校入試にも出てきます。


昭和のころ、「障害者」はもともと、「帽子」 cap を語源とする handicapped (ハンディキャップド)と呼ばれてしましたが、物乞いの帽子を使った動作(cap in hand)と勘違いするとのことから、差別的とさて、最終的に「障がい者」は disabled と言う事になりました。

スペルが、なんとなく過去形や形容詞っぽいですが、しかし disabled で名詞です。


障害者でなく、その症状の「障害」を言いたい場合は

disability 「傷害」(関・難関高校)

です。


ハンディキャップの言いかえとして、当初は challenged や disabled などが提案され、現在は disabled が言い換えとしては主流のようです。少なくとも東京書籍3000では、challenged は、disable の項目の関連語の一部として紹介しているにすぎません。

桐原4500の単語集には challenged は見当たりませんが、名詞形 disability は見当たります。

なお、東京書籍3000 の disabled の項目に、challenged 「体の不自由な」(アメリカ英語)も書いてあります。東京書籍いわく、challenged はアメリカ英語とのことです。相対的に disabled はイギリス英語です(東京書籍3000)。


道路

road , street


角川本の関いわく、

street は、家の前の通りとか、店の前の通りとか、生活の場所のイメージ。

road は、車道のような、生活の場所ではないイメージ。

とのこと。


「交通」traffic には、「渋滞」の意味もある。


get caught in traffic 「渋滞につかまる」

なんていう熟語もある。

ほか、

traffic jam 「渋滞」

という語もある。


怖がる

afraid, frightened, scared

怖がらせる・おびえさせる frighten , scare


frighten も scare も、ほぼ同じ意味です(関)。


scare は、相手がおどろいて行動をやめるような場合に用いる(グランドセンチュリー frighten)とされる。

ただし、単語集ではそこまで説明していないので、暗記はしなくて良い。

また、ジーニアスには、frighten にも、「怖がらせて〇〇をやめさせる」的な用法があると主張しており、グランドセンチュリーとジーニアスの主張が一致しない。


辞書ですら見解が一致していないので、高校生は、使い分けを気にする必要は無いし、日本の高校生には使い分けは無理である。


さて、動詞 frighten で「怖がらせる」の意味。

いっぽう、

afraid は be afraid of ~ 「~を怖がる」など、普通は SVC文型でのみ使う。


つまり、afraid に動詞形は無い。

また、

「おびえているネコ」は a frightened cat である(ジーニアス)。

an afraid cat (×)は不可。

afraid は SVC文型でのみ使うとは、そういう意味でもある。


名詞の修飾のために、形容詞をその名詞の直前で使う用法のことを「限定用法」という。

限定用法では、frightened を用いなければならない(ジーニアス)。


一方、

be frightened of ~ 「~を怖がる」

は可能である(桐原4500、)。


動詞 frighten のほうは、意味が一時的に「怖がらせる」の意味である。しかし形容詞的な過去分詞 frightened のほうは、習慣的に「イヌが怖い」のような例文もあるので(ジーニアス)、必ずしも一時的とは言えない。

センチュリーでも、「政府が税金を上げるのではないかと恐れている」という例文で frightened が使われており、一時的とは言いづらい。

ほか、名詞 fright で「恐怖」の意味(東京書籍、旺文社)。


「恐怖」fright は「闘争」flight という名詞と意味が似てるが、別の単語。なお、単語集に「逃走」flight は無い。

高校理科の生物の 『高等学校生物/生物I/生物の体内環境の維持』の闘争・逃走反応の fight or flight (ファイト・オア・フライト)とかで、もしかしたら flight の語を見るかもしれない。

「逃走」flight は、「飛行」のflight と同じ単語。「飛行」のほうの flight は単語集にある(桐原3000、東京書籍3000)。

なお、よく「飛行機のフライト」とか言うが、どういう意味かというと、飛行便の意味らしい。


「逃走」のフライトはあまり聞いたことないかもしれないが、よく経済ニュースとかで、通貨安とかでいう「キャピタルフライト」(資本逃避)とかと同じ。なお、キャピタルフライトとは、暴落している通貨や(信用失墜している)国債の売り逃げ。


東京書籍1800 では、「おびえた」を scared (スケアード)で教えています。

動詞 scare は「怖がらせる」の意味です。frighten や frightened よりも、 scare および scared のほうが口語的です(ジーニアス)。なので、scared を「びっくりした」と訳す場合もあります(桐原3000の例文、ジーニアス)。

実は1990年代には、scared は高校教育では基礎レベルでは教えていません。90年代の昔は afraid で高校英語を通していました。

もっとも、scared も be scared (+ of ~) でしか使えないです。現代の私たちは、さっさと frighten を覚えたほうが効率的です。

名詞を修飾する用法は、辞書で調べたかぎり、ないです(ジーニアス、センチュリーで確認)。

まあ、afraid は be afraid of でしか使えないので、教育が scared に置き換わったのでしょうか。


どうしてもscare を覚えるなら、単語集にはないですが、田畑にある「カカシ」 scarecrow (発音「スケアクロウ」)を覚えると頭良さそうに見えるかもしれません。

カカシで、カラス(crow、発音「クロウ」)などのトリをおどろかす(scare)から、英語でカカシをscarecrow というわけです。

なお、ネコ、ワシ、タカなどの鋭い「爪」はclaw ですし、発音は「クラー」です。混同しないように。


闘い、戦い、(たたかい)

war , battle , fight


war 「戦争」。 国どうしの戦いのこと。いわゆる「戦争」

battle 「戦い」。国の戦いにも使えるし、1対1の戦いにも使える。


たとえば、

「世界大戦」World War

です。(世界大戦の場合、例外的に大文字にする)


「第二次世界大戦」

World War II

です。「II」(ツー)は、パソコン上ではアイ I を2つ並べてますが、実際にはギリシア数字の2番目の意味の文字を書きます。


よく高校入試の英語に World War II が出てきますので、覚えてください。


歴史では、battle は、よく

「関ヶ原(せきがはら)の戦い」 the battle of Sekigahara

のように、

バトル・オブ・地名

で、局地的な戦闘を言える。


動詞で

fight 「戦う」

があります。(中2レベル。受験研究社)


変化は

fight - fought - fought

です。

名詞「戦い」も同じ fight です。


「自由のために戦う」 fight for freedom (桐原1700、関)


英語の fight には、応援や励ましの意味は無い(東京書籍1700、関)。


attack 「攻撃」



沈む

お日様が沈む、日が「沈む」は、the sun set のように言います。「日が昇る」は、the sun rise です。


なお、

sunrise「日の出」(受験研究社・中2~3レベル、学研)


ほか、

「日没」「夕暮れ」「夕焼け」sunset  (学研「日没」)

と言う名詞もあります。

a beautiful sunset 「美しい夕暮れ」「美しい夕焼け」(受験研究社、グランドセンチュリー)

a sunset 「日没時に」(受験研究社、ジーニアス)


太陽が「昇る」から、物の値段(price )が「上がる」まで、色々と使えるのが rise である。なお、太陽が「沈む」は set で言える。sink ではない。

太陽の場合

The sun rises in the east. 「太陽は東から上る」(グランドセンチュリーそのまま、桐原1700、東京書籍3000)

The sun sets in the west. 「太陽は西に沈む」(桐原・グランドセンチュリーを参考)

である。なお、「東から」の前置詞には in を使う。誤答で、よく from を使うミスがある(関・難関高校)。「西に沈む」も同様、前置詞に in を使う。


何かの数値が「上がる」など(桐原3000)、「増加している」も rise で言えることがある(鉄緑)。

The price of vegetables are rising. 「野菜の値段が上がっている。」(桐原3000およびジーニアスを参考)

学研の320例文の単語集では、「世界の人口が上昇している」と言う例文で、rise を使っている。

このように、数値の上昇の例文も、市販の単語集で紹介されているので、しっかりと覚えよう。

なお、意外にも、難関高校にも対応している受験研究社や関の単語集には、数値の上昇の rise の例文は無い。代わりに太陽の上昇の例文がある。

rising prices 「上昇している物価」(高校・東京書籍3000)

ほか、go up 「上がる」でも、物体の上昇や、数値の増加などを言える。


夕暮れについて、映画の演出などで、中世っぽい時代の作品などだと、よくハッピーエンドのときに、夕暮れのときに馬に乗って、主人公などが去っていき、後ろ姿が小さくなっていく、・・・という演出があります(ジーニアス)。


なお、船の沈没は、「沈む」sink の過去分詞 sunk で通用します。

be sunk で「沈没した」の意味です。

難関私立高校入試では、よくタイタニック号の沈没が、取り上げられるとの事です(関)。


高校の単語集だと、sink の例文で、よく船の沈没が書かれている。

The boat sank. 「船が沈んだ」

のように使います。いちいち under the sea とか書かなくても、これだけで「沈んだ」と伝わりあます。


began to sink 「沈み始める」(東京書籍3000、旺文社1400)

衝突によって沈没した場合、

The boat sank after hitting a rock. 「岩に衝突して、その船は沈んだ」

のように、after hitting で、沈没の原因となった衝突した対象を言えます(桐原3000、旺文社1400)。


sink - sank(過去形) - sunk(過去分詞)


関連して、

「浮かぶ」float

も覚えましょう。

日本でも、喫茶店などのお菓子でコーヒー・フロートがあります(関、鉄緑、数研リープ)。


よくある例文は、「〇〇は水に浮く」です。「木は水に浮く」とか「氷は水に浮く」です。


Ice floats on water. 「氷は水に浮く」(高校・鉄緑)

Wood floats on water. 「木は水に浮く」(関)


前置詞は、in でも on でも良い。


タイタニック関連などで、

float on the sea 「海に浮かぶ」(数研リープ 非 basic)

があるかもしれません。


なぜか、中高の単語集でも最後のほうにありますが、そんなに難しくないと思います。

コーヒー・フロートとかあるんだし。

なお、お菓子だけでなく、情報数学の「浮動小数」でも float は使います。詳しくは高校の『情報 I 』で習います。


かむ、かじる


かむ chew

かじる bite


chew (チュー)「かむ」は、チューインガム(chewing gum)のように、クチャクチャと、何度も かむ こと。

bite (バイト)「かむ」は まだ口に入ってなかったものに、かじりつくこと。一口だけ かむ ことも bite という(受験研究社)。

イヌやネコなど動物が獲物や人などに かむ 事も(そしてケガさせる事なども)、 bite という(関)。

The dog may bite you. 「犬があなたをかむかもしれないよ」(関を改変)

The dog tried to bite your hand. 「犬があなたの手をかもうとした」(高校・東京書籍3000を改変)

のように使う。

イヌ・ネコにかぎらず、人間が食事で、リンゴを かむ ことも bite である(受験研究社)。

bite an apple 「リンゴをかじる」(高校・東京書籍3000)


bite は「かじる」「かむ」と、どちらでも訳して良い。受験研究社だと「かむ」で訳してある。高校範囲の旺文社ターゲット1200だとbite「かみつく」である。


take a bite of ~ 「~を一口かじる」(受験研究社、高校・旺文社1200)

take a bite of apple 「リンゴを一口かむ」(受験研究社)


bite (原形)- bit(過去) - bitten(過去分詞)

である。


虫さされも bite


be bitten by mosquito 「蚊に刺される」


mosquito (モスキート)は範囲外だろうし、読めれば十分。


別に食事にかぎらず、たんに怒りなどで子供が他人に「かみつく」(実際に歯でかむ)も bite で良い(高校・桐原3000)。そういう例文だと思う。

いやまさか、桐原書店が、食人・カニバリズムの例文を書くわけはないので。


飲料を「飲む」 drink 、 薬を「飲む」take medicine、 固形物を「飲み込む」 swallow


なお、動詞 drink 「飲む」の活用は

drink - drank -drunk

である。


動詞 swallow 「飲む」は、固形物を飲み込む意味。


鳥の「ツバメ」swallow (名詞)と同じ単語。

しばしば、かまずに飲み込むことを意味する場合もあるが、べつに、かんで飲み込む場合にも swallow を使っても良い(ジーニアス)。

単語集でよくあるのは、医薬品の錠剤などを「飲み込む」という例文。


swallow the pill 「錠剤を飲み込む」(桐原3000)

swallow a capsule 「カプセルを飲み込む」(数研リープ)


「プロ野球でも、ヤクルト・スワローズがあるし、こんくらい分かるでしょ?」 という私立高校側の態度。

同様、ジャイアンツ の「巨大な」「巨人」 giant も、公立高校受験の範囲。 動物のジャイアント・パンダ giant panda もあるし。


ドラゴンズ とか タイガース は、単なる名詞なので、あまり出ないと思います。

ただし、高校受験や英検のそのあたりの級では、実在の動物の英語が出ますので(関・一般高校)、読めるようにする必要があるでしょう。

ドラゴンは出づらい。しかしタイガー tiger は実在ですので、覚えましょう。実際、単語集にも tiger が書いてあります(関・一般高校)。


「薬を飲む」take medicine、(高校受験・角川・関・難関高校)

とも言えます。

難関校とか言ってますが、90年代では medicine なんて中学の2~3年で普通に習ってたような記憶。

まあ、カリキュラムが変わったんだろう。


野球といえば、昭和のむかし、「大洋(たいよう)ホエールズ」というクジラ(whales)を冠した球団があって、

当時の英単語に、

wheel(ホイール) 「車輪」 ※イールと読む場合もある

whale (ホエイル)「クジラ」 ※エイルと読む場合もある。

の区別の単語がありました。ホを抜いて読む場合もあります。(関の本だと、ホ向きです)


2020年代の入試では、福祉の文脈で、

wheelchair (ホイールチェア)「車イス」

wheel 「車輪」 と chair「イス」 がくっついた語です。


バリア・フリー barrier-free

です。

バリアフリーのために、役所の入り口などに、車イスの人でも入れるような、階段の横にある坂を、和製英語ですが「スロープ」と言います。

英語では、ramp と言うようです。(受験研究社)(※ ただし辞書を見ても、確認できなかった。いちおう、ネットで「ramp building」 で画像検索をすると、階段のよこのスロープっぽいのが何枚か出てくる。)

なお、「坂」を英語で slope と言います。

ramp 「スロープ」「傾斜路」です(受験研究社)。

なお、「明かり」のランプは lamp である(受験研究社)。スペルが違う。


クジラ whale も、単語集にあります(関・一般高校)。


ネズミ rat ,mouse

rat は大型のネズミのニュアンス。

mouse はハツカネズミのニュアンス。

ただし、あくまでニュアンスなので、著者にも寄る。なので、暗記しなくていい。


なお、口(クチ)は mouth です。


すべる slip , slide


slip は、転んだり、手が滑って落っことしたり(東京書籍3000)、そういうミスのニュアンスがある。

だから、スケートのように氷をすべって遊ぶなら、slide のほうが自然である(桐原)。つまり、意図的に「すべる(滑る)」ときには、slide を使うのが自然である(ジーニアス、東京書籍)。

いっぽう、「氷ですべって転ぶよ」とか言いたい場合は、slip を使うのも良い。


The children slide on the ice. 「子供たちが氷の上ですべって遊んでいる」(桐原3000の和訳を改変)

The child slip on the ice. 「子供が氷で滑って転んだ」(ジーニアス)


ほか、slip は、転ぶだけでなく、「手がすべる」事にも使えて、

slip out my hand 「手から滑り落ちる」(東京書籍3000)

のように使える。

なお、hand ではなく mind (マインド)で

slip my mind 「うっかり忘れる」(関、グランドセンチュリー)

という意味もある。

I slipped my mind. 「うっかり忘れてたよ」

のように使う。


slide は、「すべり台」slider (スライダー)のような、アレ。

スポーツのスライディング sliding も(関)、別に転んでいるわけではない。

なお、slide を、「転ぶ」意味で使っても良い(関)。

なので、読めれば十分。


slide - slid -slid

slip は規則動詞。



大学

college (カレッジ), university (ユニバーシティ)


昔は、「単科大学が college 、総合大学が university 」などと習ったが、現代では区別されずに用いられるし、入試でも区別を問われない(関・一般高校)。


派生語で、universe (ユニバース)「宇宙」「全世界」の意味があります。

よく、昭和のころは「宇宙・全世界のように、すべての学問を学べる総合大学が university だ」とか言われてたのですが、しかし上述のように現代の英米では区別していないのが実態。


木、森、木材

tree 「(1本の)木」

wood (※単数形)「木材」

woods (※複数形)「林」「小さめの森」

forest 「森」


まず、単数形 wood はそもそも、森でも林でもなく、木材です。


このうち、森や林は

woods (※複数形)「林」「小さめの森」

forest 「森」

だけです。

そして、森の大きさは

(小さい側) woods < forest (大きい側)

です(受験研究社、関)。


ほか、環境保護の文脈で、森林保護とか言う場合、普通は forest を使います(関)。


巨大な

huge , giant


huge(ヒュージ)、giant(ジャイアント)と読みます。

ジャイアントは、形容詞の「巨大な」の意味の他にも、名詞として「巨人」の意味があります。」

プロ野球のジャイアンツを「巨人軍」と言うので、分かりやすいと思います。

「巨大な」のほうは、ジャイアント・パンダ giant panda などがあります(関)。


高校では、

huge 「とても大きな」「巨大な」

がよく単語集で紹介されます。(高校受験の単語集でも紹介されているので、覚えましょう)


huge は、

a huge mountain「巨大な山」(受験研究社、高校・桐原データベース4500)

のような物理的な巨大さにも使えます。

ほか、「莫大な額のお金」(東京書籍3000)とか「大きな影響」(受験研究社)のような、非物質にも使えます。


huge の対義語として、

tiny (タイニー)「とても小さな」

があります。関さんの本では tiny も紹介しているし、念のため、覚えましょう。どうせ高校の単語集でも勉強します。

huge ⇔ tiny



basic , elementary


関の高校入試本に basic などがあります。

basic は「基本的な」です。学生のみなさんは「基本的な」というと、ついつい教育の、基本問題とか、ああいう教育の初歩ばかり考えがちです。

しかし、「ベーシック・インカム」 basic income とか、そういうのもあります(関)。


elementary は「初歩の」です。

「小学校」がアメリカ英語で elementary school です(関)。イギリス英語だと、primary school (プライマリー・スク-ル)です。

primary は「第一の」という意味です。

高校範囲かもしれませんが、日本の「内閣総理大臣」を prime minister (プライム・ミニスター)と言います。ministerは「大臣」です。内閣総理大臣は、内閣のメンバー内でいちばん偉い人なので、プライム・ミニスター。



庭 garden , yard


単に、

イギリス英語( garden )か、

アメリカ英語 ( yard )か、

の違い。入試では区別は求められないだろう。

なお、「幼稚園」kindergarten の後半は庭ガーデンではなく「ガーテン」である。

kinder は、ドイツ語で「子供」と言う意味、


schoolyard (スクールヤード)「校庭」 (受験研究社・難関私立レベル、)


人々など

person 人

people 人々

population 人口


公立高校受験でも、population が出てくる(角川・関・難関高校)。

人口が 多い/少ない には、 large / small を使う。


リンカーン大統領の

「人民の、人民による、人民のための政治」government of the people, by the people, for the people

なお、日本語では「政治」と言っているが、対応する英語の直訳は government 「政府」である。


各種の「料金」

fee, fare

fare 乗り物の料金


まず、fee が難関公立レベル。

fare が難関私立レベル(関、受験研究では巻末)。

難関でない公立では、cost 「費用」でも使うのだろうか。


「送料」は shipping fee である(関)。

「入場料」は、entrance fee である(中学・受験研究社)。


乗り物の「運賃」はfare である。

fare は、乗り物のフェリー ferry と語源は同じ(関、数研リープ basic)。なので、fare は「運賃」と覚えやすいだろう。フェリーも乗り物なので。


「電車の運賃」a train fare である(旺文社1400、桐原4500、東京書籍4500巻末)。「電車賃」と和訳しても良い(桐原4500)。「列車の運賃」でも良い(東京書籍4500巻末)。なお、文脈に応じて複数形 train fares にしても良い(東京書籍4500巻末)。

単語集だと「電車」ばかりだが、別にバス料金でもタクシー料金でも良い。「料金」でなく「運賃」で訳してもいい。つまり、

a bus fare 「バス料金」「バス運賃」(旺文社1400、ジーニアス、グランドセンチュリー)
a taxi fare 「タクシー料金」「タクシー運賃」(旺文社1400、ジーニアス、グランドセンチュリー)

である。

なお、「運賃」fare は、形容詞「公平な」 fair と同音である(旺文社1400、ジーニアス)。


ほか、 charge 「請求する」「料金」がある(受験研究社、関)。

free of charge 「無料で」(受験研究社)

の形で使われる事もある。


例 example , instance


instance(インスタンス) は、example の堅い表現です。

for example, 「例えば」

for instance, 「例えば」


始める

begin ,start


類義語だが、説明が難しい。

関さんの一般高校受験の本でも、違いは説明していない。


なお、

stop 「止める」「止まる」


よく、

start と stop は、セットで教育される。


雷(かみなり) thunder , lightning

thunder (サンダー) 「雷」「雷鳴」

lightning 「稲光(いなびかり)」( 「雷」)


日本語では、「雷」と「雷鳴」を区別するが、英語では両方とも thunder である。

lightning 「稲光」は、受験研究社が紹介しているものの、かなり余談に近い。

日本では、日常生活で、稲光を「ライトニング」という場面には、めったに出会わないだろう。


むかし、第二次世界大戦ごろの米英の航空兵器で「ライトニング」という機体があった。w:ライトニング

その影響からか、戦後のマンガやアニメなどでも、「ライトニング」という名の兵器や登場人物や必殺技とかが出たりした。

こういう背景があるので、昭和や平成の子供たちは、「ライトニング」→「雷のように素早い何か」というのを知っているのである。

念のため辞書を見たら、グランドセンチュリーを読めば、lightning で、形容詞的に「電光のように速い」という用法も書いてある。

「電光石火」とか言うのも、 lightning で言える。


単語集には、lightning の「雷」の用法が無いが、グランドセンチュリーを見ると、その用法も書いてある。「雷に打たれて死んだ」で、 by lightning で「死んだ」という構造の例文がある。

辞書ジーニアスだと lightning「稲妻」(いなづま) と書いてある。


thunder と lightning の区別は難しく、辞書を見ても、ジーニアスとグランドセンチュリーとで微妙に主張が一致しないので、中高生は深入りしなくて良い。入試で与えられた英文を読めれば十分。


extend , expand

受験研究社の巻末には

extend 「延長する」

expand 「発展する」

とあるが(関さんの本には無い)、ではどう違うのか、調べていこう。


筋トレのグッズで「エクスパンダー」とかあるし、外来語でもよく聞くので、頑張れば身に付きそうである。


まず、エクステンドのほう。(筋トレではないほう)

たとえば、「授業を延長する」とか、そういう場合は extend 「延長する」を使う(高校・鉄緑単語集)。つまり、時間的に期間や期限を「延ばす」ときは extend を使う(高校・東京書籍4500)。

締め切りを伸ばす場合も使える。

extend the deadline 「締め切りを伸ばす」(ジーニアス)

extend the deadline 「期限(きげん)を伸ばす」(東京書籍4500)


鉄道を延長する場合も、extend が使える。

extend the railroad 「鉄道を延長する」(ジーニアス、グランドセンチュリー)

extend the subway 「地下鉄を延長する」(東京書籍)

のように使える。


なお、

「拡大家族」 an extended family (高校・旺文社ターゲット1900)

「核家族」a nuclear family (高校用・旺文社ターゲット1900)


名詞形は

extension (エクステンション)「延長」「拡張」 など。



では、expand を見ていこう。(筋トレのほう)

まず筋トレの「エキスパンダー」は和製英語のようである。辞書を見てもエキスパンダーが無い。


expand「膨張する」

の意味がある。

典型的な例文は

Water expands when it freezes.「水は氷ると膨張する」 (数研出版リープ basic そのまま、桐原書店4500が when ではなく as、)


ほか、

expand the business 「事業を拡張する」(数研出版リープ basic 、東京書籍4500、グランドセンチュリーに似た例文)

ほか、単語集には無いが、数学の 式を「展開する」が、expand である(辞書)。


名詞形はexpansion(エクスパンション)「拡大」「膨張」


他にもextent や expand には色々な意味があるが、中学レベルでは上記で十分だろう。そもそも高校受験の単語集には書いてないし。


鉄道 railroad , railway


railway はイギリス英語(グランドセンチュリー、受験研究社)。

railroad はアメリカ英語(ジーニアス)。


トイレ toilet , restroom , bathroom


上記の3つとも、受験研究社の restroom に記載がある。

アメリカ英語かイギリス英語かの違いがあるので、入試では区別は問われない。


米英では、普通、浴室にトイレの便器がある。

このため、「トイレ」のことを遠回しに bathroom と言う場合がある。

restroom は、アメリカ英語では、「公共施設にあるトイレ」や、「洗面所」の意味。

toilet は、「トイレ」「便器」の意味(グランドセンチュリー)。



「減少」系

減る decrease ,

減らす reduce ,


まず、中3英語~高校英語で増減を表す場合につかう典型的な単語は、increase (「増える」「増やす」の意味)および、対義語の decrease(「減る」「減らす」の意味)である。

いっぽう、reduce は「減らす」「減少させる」。3R運動のリサイクル、リユース、リデュースのあれ。 


reduce garbage 「ゴミを減らす」

reduce trash 「ゴミを減らす」

環境問題は頻出なので、ゴミ関係も頻出。

他にも、food loss「食品ロス」を減らす、とかの文脈でも、 reduce が出題されやすい。なお、食品ロスとは、食べられる前に、何らかの事情で(たとえば賞味期限切れなどで)捨てられる食品のこと。


高校範囲だが、「減少」は名詞 decrease と名詞 reduction (リダクション)がある。

reduction は、「削減」のニュアンスで使われることが比較的に多く、桐原4500および東京書籍4500の例文が経費削減である。

reduce costs で「経費を削減する」である。


さて、decrease の例として、たとえば、高校教科書の三省堂『CROWN II』「英語表現」教科書では、パラグラフ・リーディング/ライティングの説明で、留学生に関する分析の文章を扱っているのだが、留学生の「増加/減少」にそれぞれ increase/decrease という表現を使っている[6]

この例のように、 increase (増加)と decrease (減少)は対になって使える便利な表現であるので、まずはこれを覚えよう。

熟語というほどではないが、

~(主語) increased by □□(数値) percent.

で、「~が□□%上昇した。」である。たとえば上記のパターンで、東京書籍4500では「その商品の売り上げ」Sales of the product だし、旺文社199では「日本の実質GDP」Japan's real GDP である。桐原3000には数値上昇の例文なし。桐原は昔から単語集では定番だが、しかし桐原だけでは勉強できないこともある。

increase で増える数値はなにも百分率(パーセント)でなくてもよく、たとえばジーニアス英和では、「体重は2キロ増えて60キロになった」 increased by two kilograms to 60 kilograms.

という例文もある。

on the increase で「増大して」の意味。なお、ここでの increase は名詞。

東京書籍4500では「自動車事故が増加している。」 Bike accidents are on the increase.

センチュリー英和では「大都会における犯罪は増加しつつある。」 Crime in big city is on the increase.

ジーニアスは on the increase の例文なし。このように、ひとつの英和辞典だけでは勉強できない。


別に on the increase を使わずとも、現在増加中のものは現在完了進行形で書いてもよく、桐原3000がそうであり、

「車の台数が増え続けている」 The number of cars have been increasing.

である。

ジーニアス英和にある説明だが、よく、The number of ~ increased. で「~が増えた。」と言う例文があるが、「The number of 」を省いて直接「 ~ increased. 」のように言ってもいい。


実際、東京4500の例文「自動車事故が増加している。」 Bike accidents are on the increase.

でも、 the number of は無い。


on the increase のbe動詞が単数形(is)なのか複数形(are)なのか食い違いがあるが、英和辞典を見ても、とくに言及はされていない。


increasingly で「ますます」の意味が紹介されているが(東京書籍4500。旺文社1900、Z速読英単語上級編)、しかしZ会以外では例文は無い。

なお、more and more 「ますます」という類義語がある。

「ますます増加する」とか言いたい場合もあるだろうし、more and more のほうも馬鹿にせずに覚えよう、

発展

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覚えなくていい。参考書の巻末などで紹介されている。かなり難しいので、中学では覚えなくて良い。・

「信じられない」 incredible , unbelievable

「称賛する」 praise , admire

「手術」 operation , surgery


「外科医」が surgeon (サージョン)である(受験研究社)。

surgeon は「外科」である。手術も意味する。

医者には、外科や内科や麻酔科や小児科など色々と科がある。基本的には外科のやる仕事が手術なので、結果的に surgery は「手術」も意味する。


He has an operation on his knee. 「彼は、ひざを手術を受けた。」(受験研究社、東京書籍3000)

手術を受ける人が主語になる。


同様、

have surgery 「手術を受ける」(受験研究社)


辞書を見ても、あまり surgery の共通した例文が無い。中学レベルを超えるので、当ページでは深入りを避ける。

日本語のほうが似ている場合

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「発明する」と「発見する」

「発見する」 discover (ディスカバー)

新種の動物の発見とか、すでにあるもので、人類が知らなかったものを見つけるのが発見。


「発明する」 invent (インベント)

人類で最初にインスタントラーメン( instant noodles)を考えた企業とか(受験研究社)、そういう、まだ無いのを最初につくるのが「発明」


また、名詞形は、(受験研究社が名詞形も紹介している。関の本にも、項目「discover」「invent」の右上に 名詞形がある)

「発見」 discovery (ディスカバリー)

「発明」「発明品」 invention (インベンション)

invention には「発明品」の意味もあるのを忘れないように。


よくある例文は、「コンピュータは素晴らしい発明品だ」で、 wonderful (ワンダフル)「素晴らしい」(受験研究社、ジーニアス)とか、 marvelous (マーベラス)「素晴らしい」(グランドセンチュリー)とかの例文。

The computer is a wonderful invention. 「コンピュータは素晴らしい発明品だ。」(受験研究社、ジーニアス)


ほか、「発明家」 inventor (インベンター)

も忘れずに覚えましょう(関・難関高校)。

作業リスト

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(※ 作業者へ)意味を辞書で調べるだけでなく、 さらに中学単語集での例を調べること。

湖 lake , 池 pond

子供 child , kid

箱 box ,case

「箱」の case は、「場合」 case と同じ単語である(受験研究社)。

in case of ~ 「~の場合には」(受験研究社、高校・桐原3000)

高校生むけの単語集だと、case は「場合」の意味しか書いてないことも多い。つまり、箱の意味がないことも(高校・旺文社1400)。


of なしのこともあり、

in that case, 「その場合、」「それなら」(受験研究社、数研リープ basic)

in this case 「この場合には」(高校・東京書籍3000)

みたいな場合もある。


犯罪などの「事件」を case で言う事もあるが(東京書籍3000、数研リープ basic)、しかし高校入試では、そこまで出ないだろう。


bring, take

bring 持ってくる


once upon a time, long ago


usually , daily

close, shut


shut は「閉める」の意味。


パソコンの「シャットダウン」は shut down である(角川・関・難関高)。

press, push

big, large


large は「広い」の意味がある。面積や体積が大きいものに large を使う。


photo, picture


choose, select ,pick

hope, wish


work, job


「旅行」

trip. tour ,travel

go on a trip 「旅行に行く」

と熟語になっている。この熟語の trip は、 tour や travel には変えない(そういう熟語は、流行ってない)。


custom, habit


every , each

young , junior

senior, elderly


製品と商品

製品 product,

商品 goods


たとえば「製品」product とは、「乳酸菌飲料のヤクルトは、ヤクルチ株式会社の製品である」みたいな言い方で、生産元の会社の品物、というニュアンス。

いっぽう、「商品」goods (グッズ)とは、「地元のイトーヨーカドーで、乳酸菌飲料のヤクルトが商品にあった」のように、店舗に置いてある品物、というニュアンス。


「製品」 product は、「生産する」produce (プロデュース)と関係している。


scared , afraid

collect ,gather



関の本いわく

ほとんど~ない hardly , scarcely


めったに~ない rarely


scarcely の説明は、かなり難しい。(※ 調査中)


rarely は「レアリー」

希少なことを「レア」rare というが、それと同じ。

実際に、

rare 「珍しい」「まれな」(関)

の意味。


保存・保護

保存する save, preserve

保護する preserve, protect

間借り部屋

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※類義語ではないが、いちいち新規ページを作るほどではないので、間借りする。

コンピュータ用語

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他科目で習う英語

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参考文献

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  • 中学教育研究会 著『中学 英単語 2100 ワイド版』、受験研究社、発行年不明(2024年に購入)、
  • 中学教育研究会 著『中学 英熟語 500 ワイド版』、受験研究社、発行年不明(2024年に購入)、
  • 関正生・桑原雅弘 共著『改訂版 高校入試 世界一わかりやすい中学英単語 難関高校 対策編』、KADOKAWA 、2023年06月26日 初版発行、
  • 関正生・桑原雅弘 共著『改訂版 高校入試 世界一わかりやすい中学英単語』、KADOKAWA 、2023年06月26日 初版発行、
  • 竹岡広信 著『必携英単語 LEAP Basic』、数研出版、2023年06月01日 第10刷 発行、

脚注

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  1. ^ 高等学校外国語科用『Standard Vision Quest English Logic and Expression I』、啓林館、令和3年3月5日検定済、令和3年12月10日発行、P68 ページ脚
  2. ^ 『【指導者用】必携 英単語 LEAP〈効果的な語彙指導法〉【竹岡広信 先生】』2019/11/08
  3. ^ 『All aboard! English Communication I』、東京書籍、令和3年1月29日検定済、令和4年2月10日発行、P.108
  4. ^ 『『モブサイコ100』などの超絶原画!『亀田祥倫アートワークス 100%』 | アニメージュプラス - アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信!』
  5. ^ 『足立慎吾 アートワークス』
  6. ^ 高等学校学外国語科用『CROWN English Expression II New Edition』、三省堂、2022年3月30日 発行、P81