会社法第632条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学民事法商法コンメンタール会社法第3編 持分会社

条文[編集]

(出資の払戻しの制限)

第632条
  1. 第624条第1項の規定にかかわらず、w:合同会社の社員は、定款を変更してその出資の価額を減少する場合を除き、同項前段の規定による請求をすることができない。
  2. 合同会社が出資の払戻しにより社員に対して交付する金銭等の帳簿価額(以下この款において「出資払戻額」という。)が、第624条第1項前段の規定による請求をした日における剰余金額(第626条第1項の資本金の額の減少をした場合にあっては、その減少をした後の剰余金額。以下この款において同じ。)又は前項の出資の価額を減少した額のいずれか少ない額を超える場合には、当該出資の払戻しをすることができない。この場合においては、合同会社は、第624条第1項前段の規定による請求を拒むことができる。

解説[編集]

関連条文[編集]


前条:
会社法第631条
(欠損が生じた場合の責任)
会社法
第3編 持分会社

第5章 計算等
第7節 合同会社の計算等に関する特則

第4款 出資の払戻しに関する特則
次条:
会社法第633条
(出資の払戻しに関する社員の責任)


このページ「会社法第632条」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。