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刑法第235条の2

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

条文

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(不動産侵奪)

第235条の2
他人の不動産を侵奪した者は、10年以下の拘禁刑に処する。

改正経緯

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2022年、以下のとおり改正(施行日2025年6月1日)。

(改正前)懲役
(改正後)拘禁刑

解説

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Wikipedia
Wikipedia
ウィキペディア不動産侵奪罪の記事があります。

参照条文

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未遂は、罰する。

判例

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  1. 不動産侵奪(最高裁決定昭和42年11月2日)
    不動産侵奪罪にあたるとされた事例
     板塀で囲み上部をトタン板で覆つてある他人所有の土地を、所有者の黙認のもとに、建築資材などの置場として使用していた者が、台風による右囲いの倒壊後、所有者が工事中止方を強硬に申し入れたにもかかわらず、右土地の周囲に高さ2.75mのコンクリートブロツク塀を構築し、その上をトタン板で覆い、建築資材などを置く倉庫として使用した行為は、不動産侵奪罪に該当する。
  2. 不動産侵奪被告事件(最高裁決定平成11年12月9日)
    所有者による現実の支配管理が困難になった土地上に大量の廃棄物を堆積させた行為につき不動産侵奪罪が成立するとされた事例
    所有者による現実の支配管理が困難になった土地について、一定の利用権を有する者が、その利用権限を超えて地上に大量の廃棄物を堆積させ、容易に原状回復をすることができないようにしたときは、所有者の占有を排除し自己の支配下に移したものとして、不動産侵奪罪が成立する。
  3. 不動産侵奪、恐喝被告事件(最高裁判決平成12年12月15日)
    公園予定地の一部に無権原で簡易建物を構築するなどした行為が不動産の侵奪に当たるとされた事例
    東京都の公園予定地の一部に、無権原で、角材を土台とし、要所に角材の柱を立て、多数の角材等からなる屋根部分を接合し、周囲をビニールシート等で覆うなど容易に倒壊しない骨組みを有する簡易建物を構築し、相当期間退去要求にも応じなかった行為は、不動産の侵奪に当たる。

前条:
刑法第235条
(窃盗)
刑法
第2編 罪
第36章 窃盗及び強盗の罪
次条:
刑法第236条
(強盗)
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