早稲田大対策

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ウィキペディア早稲田大学の記事があります。

本項は、早稲田大学の入学試験対策に関する事項です。

早稲田大学ホームページ(入学試験の概要が記載されている)http://www.waseda.jp/nyusi/undergraduate/

早稲田大学(早稲田、または早大)は旧制大学の一つであり、我が国で最初期(1920年)に大学として認可された8つの私立大学の中の一つである。

出題の傾向としては、「早稲田らしい問題」と言えるような癖のある(他大では見られない)問題が出題される。特に、国語や地歴公民でその傾向が強い。また、早大では一部の学部を除いてセンター試験利用入試を導入している。

概観[編集]

一般入試[編集]

早稲田の一般入試の特徴として、どの科目も早稲田特有の癖があるということである。その癖とは①問題の制限時間が厳しく、全国の大学でも最もシビアな時間設定だとされている。②問題の難易度が高いのに合格点が決して低くないところであり、その高難易度の問題で合格ライン7割メドの得点を超えるのはハードルが高い。③その特有の癖による「思っている以上に難しい」という難しさ、つまり「一般的な受験勉強の延長では報われないかもしれない」という思いを味わうことである(問題との戦い、時間との戦い、自分との戦い)。この悩みを解決するには「早稲田入試の癖を体得する」こと、すなわち学部の壁を超えた相当量の過去問演習が必要となる(逆に徹底した過去問演習によって合格率は向上する)。そのため、政治経済学部法学部理工3学部(以下、理工学部)など難関国立大学受験者に併願しやすい問題傾向を採用している学部以外の学部志望者で且つ、国立大受験者にとっては、過去問演習がネックとなり安易に併願しづらいと言われている。難関国立大受験者は、国立大受験者が併願しやすい制度を採っている政治経済学部、法学部をはじめとするセンター利用方式で出願するのがスマートな併願方法といえる。

また、学部によって科目ごとに難易度が全然違うため、それぞれの学部に応じた対策が必要となる。

  • 英語は試験時間に対して非常に問題量が多い。学部によっては大学受験レベルを逸脱した非常に高度な単語・熟語も出題されるため市販の難関大学受験用の英単語集(お勧めは単語王)を一冊覚えたら、どんどん難しい英文に当たり、そこで出てきた難単語もできるだけ覚えて吸収していくことをお勧めする。また、政治経済学部・法学部・国際教養学部の英語は相当な速読力がないと制限時間内に完答することはできない。さらに、国公立2次試験のように、学部によっては要約問題、和文英訳、自由英作文といった問題も出題されるため、該当する学部を受ける人はそれらの対策も怠らないように。
  • 国語国語の早稲田」と言われるほど早大受験において国語は重要である。というのも、難易度が大学受験最高クラスで問題も早大特有であるため、受験生の中で非常に差が付きやすいためである。特に政治経済学部や法学部の国語は抽象度が高く内容を理解するには相当な語彙力も必要である。早大特有の癖を体得するために、全学部を通してしっかりとした過去問演習を積んでおく必要がある。
  • 地歴公民は標準的な知識を問うものと思考力を問うものとの二極が目立つ。但し、昔のように早大特有の難問奇問のオンパレードではなくなってきていると思われる。この原因として、早大当局による知識偏重型の学生の排除と知識力と思考力とのバランスがとれた学生の確保という狙い、また、受験生が以前ほどは集まりにくくなってきていることがあると思われる。それでもほとんどの学部で教科書レベルの知識量では太刀打ちできないが、山川出版社から出ている用語集を念頭に置いた出題が見られるため、入念に読んでおくことは効果的である。また歴史では年代暗記も必要になる。
  • 文系数学 政治経済学部・商学部以外は受験標準レベル(センター試験数学と同等もしくはそれより少し難しいレベル)の問題が多い。一方、政治経済学部・商学部ではやや難易度の高い問題も出題される。
  • 理系数学は受験標準~やや難レベルの問題が幅広く出題される。理工学部の場合、例年数学IIIからの出題が多く、特に極限の計算は毎年なんらかの形で出題されている。また、面積・体積といった求積系の問題はほぼ隔年で出題されている。
  • 理科は理工学部の場合、標準的な問題から受験生の思考力を問う難易度の高い問題まで幅広く出題される。難問は取れなくともやや難程度の問題までは取りきらないと合格は厳しい。教育学部の場合、標準的な問題ばかり出題されるので、その分高得点を取らないといけない。

全学部に共通することは、早稲田の入試問題を単なる受験勉強のゴールと限るのではなく、壁の分厚さを強く感じつつも、やればやるほどよく解かる早稲田入試問題の特殊性にも興味を持ち研究できる者~いわゆる大学に入っても学力オンリーに限るのではなく、それ以外の事にも興味を持ち熱中できる学生~を迎え入れていく方針が垣間見え、「開かれた大学を目指している」といった教授の声も聞かれる。

センター試験利用入試[編集]

早大では、理工学部教育学部を除く全学部でセンター試験利用入試を実施している。早大の入試問題と国立大学の入試問題の質(出題形式・時間設定・難易度)が大きく異なり、受験学部の過去問分析といった個別の対策をとらなければならないため、多くの難関国立大受験者が同入試に集まる。そのため合格するには相当な高得点が求められる。

受験状況[編集]

受験者層
例年、関東地方を中心に日本全国から優秀な受験者が集まる。試験日程が2月中旬から下旬と私大としては比較的遅いため、他の私大とは日程が被らず、学部同士では被らないようになっており、かつセンター試験利用入試を理工学部・教育学部を除く全学部で実施しているので、東京大学をはじめとした国立大学受験者も併願がしやすい。また国立大学前期試験とは日程が空くので、在京の国立大学との併願を検討している地方の受験者は受験上京の予定を組む際に注意が必要である。
早稲田大学を第一志望にしている受験者は、第一志望学部以外にも、複数の学部を併願する傾向が強い(法学部志望者でも文学部や教育学部を併願する)。首都圏在住の受験者の中には4学部以上を併願する者も存在する。また政治経済学部・法学部・理工学部などは、東大・京大や一部の医学部医学科の受験者も併願してくるため、入試倍率・合格最低点共に比較的高い。
合格者数
私大の入試の特徴として、募集人員以上の人数の受験者に入学が許可されることが挙げられるが、早大もその例に洩れず、どの学部も募集人員の3倍程度の人数が入学許可になっている。よって、表面上の倍率(受験者数÷募集人員数)は政治経済学部・法学部・理工学部の場合、どこも20倍近くと非常に高いが、実質倍率(受験者数÷入学許可者数)は表面上の倍率のおよそ3分の1程度である。しかし、それでも倍率は高く、例えば政治経済学部で6倍程度、法学部・理工学部(先進理工学部)は5倍程度である。

学部別対策[編集]

政治経済学部[編集]

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早稲田大学の看板学部。現在は政治学科、経済学科、国際政治経済学科の3学科を擁する。当該学部は早大受験生のみならず、慶大受験生や難関国公立大受験生、国公立医学部医学科受験生も多数併願してくる為、合格難易度は非常に高い。パラグラフリーディングや自由英作文、国語や地歴公民でも論述問題が出題されており、明確にセンターから2次試験まで経験する国公立大学受験者に有利になるような問題構成である。

政治経済学部の英語の難易度は国際教養学部と並んで早大随一の難易度である。大学入試としても最難関に分類される。また、地歴の難易度も非常に高く、教科書レベルの知識で解くことは難しい。一方で、数学は標準~やや難の典型問題ばかりが出題されるため、地歴と数学が両方出来るのであれば、数学を選択することを強く勧める。地歴の難易度が得点を稼ぎにくいとされているため、私立専願者は英語と国語で出来るだけ点数を稼いでおきたい。

 なお、2021年度入試から政治経済学部は一般選抜と大学入学共通テストを利用した入試の改革を他学部に先駆けて着手し、大学入学共通テスト、英語外部検定試験、学部独自試験の合計点で選抜する方式に変更すると公表した。具体的には、大学入学共通テスト100点、英語外部検定試験および学部独自試験100点の合計200点満点。大学入学共通テストにおいては、外国語、国語、数学I・数学A、選択科目(地理歴史・公民・数学・理科)の4科目を25点ずつ換算する。 そして、学部独自試験は、日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式とする。  この入試改革により政治経済学部に合格するには従来通り東大をはじめとする難関国立大受験生はもちろんのこと、全科目を満遍なくバランスよく学習した高校生に有利になっていく入試になると思われる。政治経済学部の受験生には従来通り特定の科目に偏った勉強ではなく広くどんな分野にも対応できるバランスの良い学習がますます必要になっていくものと思われる。  

一般入試[編集]

英語(90分/90点) 1998年までは読解4題、英作文形式の対話文完成1題の計5題が基本だったが、1999年は作文2題の計6題に(但し、もともと和文英訳と会話文の完成で1つの大問にしていたものを別々に切り離しただけ)、2000年以降は読解問題3題と英作文1題が、2008年からは会話文と自由英作文が定着している。2000年は読解問題が1題減ったがそれぞれの長文の語数は99年以前とほとんど変わらず、平均点が37.17点から55点と大幅に易化、そのため合格最低点も143点から170点と一気に上昇し、この傾向は2001年も続いた。2002年は大問Ⅰの語数が700語超と長文化したが、大問Ⅲが約180語と短くなった。2003年以降は語数がさらに増加、2005年にはついに1000語超の文章が出題された。難化の傾向は地歴から英語へ合否の要をシフトするための大学側の思惑だと考えられる。合格の為の具体的な学習法として、全文和訳に固持する必要こそないが、普段から英文構造の正確な理解を意識した精読型の勉強を入念にする事が重要。出題される英文は比較的平易な文章が多いが、抽象度の高い評論文も出題される(1999年以前の大問4、2000年以降の大問3等)。特に2004年度の問題は一見平易に見えるが、論理的展開をつかめないと全く解けない問題が出題されており論理的思考力がかなり要求された。こうした傾向はどことなく東大や難関国立大学の英語を彷彿とさせる出題形式である。したがって、難関国立大併願者は国立大の過去問でしっかりと演習することで本学部の練習にもなる。勿論本学部の過去問演習も疎かにしてはいけない。また、最近は断続的ではありますが、小説問題が主題されるのが政治経済学部の特色である。微妙な心理描写や間接話法の表現になれるため日ごろから小説文に的を絞った対策も欠かすことはできない 。余裕があるなら出題傾向が似ている東大の英語の大問5の小説問題などで対策を練っておこう。2008年以降自由英作文を出題形式するところも難関国立大と傾向が似ているので受験生は英語の総合力を問われる。

政治経済学部の特徴は、受験生が苦手とする空所補充及び文整序が多い事である。一般の熟語集レベルのイディオムを十分に押さえておく事は前提であり、それに加え英文構造の正確な理解が不可欠。英文を文法的に観察する事により、同一の文法形式が繰り返される部分は内容的にも同一である事が予測可能な為である。選択肢の中の単語の役割(接続詞、動詞、名詞それぞれがどれと結びつくか?イディオムになっていないか?等)を検討し組み立てる作業に日頃から慣れる為にも、センター試験の同類の問題を多く解く事をお勧めする。その上で過去問を研究し、出題者の意図を見抜く事が大切である。文整序は1993年に初登場し、2007年以降は毎年出題、2009年からは読解問題3題すべてに出題されている。論理的な流れも大切ではあるが、その前に指示語・代名詞に注目する事である程度の見当はつけられる。1995年と1996年にはパラグラフ整序が出題されており、今後出題される可能性も全くないわけではないので、類似の問題を出題する東大の英語の大問1の(2)のパラグラフ整序の過去問を通じて演習を深めておきたい。

国語(90分/70点) 現代文、古文ともに重厚な堅い文章が使われ、対策・演習が必要となる。この学部を受けるならどの受験生にも言える事だが国語常識(漢字、慣用句、カタカナ語等)は出来て当たり前である。文学史は古典文学史のみならず近代文学史からの出題もあり、内容も早稲田ならではのマニアックな問題が多い。日本史選択者は点の取りどころと言えよう。かつては古文が、受験生間に差が生じないほど難しく、その結果「古文無勉」でも受かる例が多数あったが近年は易化(それでもハイレベル)したので人並みに出来る必要がある。古文対策として、古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておく事。所謂受験頻出と言われる中世の有名作品からではなく、センター試験の出典のように受験生に馴染みの薄い近世の文章からの出題が多く、初見の文章でも問題が解けるための基礎力の積み重ねが重要。現代文、古文ともに「特定の段落の文から使われていない動詞を探す」や「文脈上合わない表現を抜き出せ」といった時間のかかる設問が有る為、必ず設問に最初に目を通すべき。2009年度は記述式問題が出題されたので、時間配分に細心の注意をはらうように。漢文は白文(記述回答用紙)に返り点を付ける等、独特な出題が有るので過去問で対策しておこう。

大問(1)では主として古文漢文融合問題が出題される。受験生になじみの薄い近世の文章が多く使われている。問題の特徴として空欄補充問題、それも古文の長い文を入れさせることが多い。中心はやはり意味を問う解釈問題だが、それぞれの関連を考慮しなければならない。文法問題は標準的なものが多いですが、答えを文中から抜き出す問題が多いので注意深さと幅広い知識が必要であるといえる。

大問(2)では明治文語文など古い文体の文章が近年多く出題されている。夏目漱石が2年連続で出題された事もあるので森鴎外なども出題される可能性もある。また、毎年近代文学史の出題もあるので取りこぼさないように。ただ2009年度は例外的に出題はなかった。しかし今後とも対策をしておくことに越したことは無い。

大問(3)では空欄補充中心の問題が中心となる。ただし、数年前までは傍線部説明問題が中心であり過去のパターンに戻る可能性もあるので注意が必要。文化論、芸術論も出題され山崎正和、多木浩二、市川浩など抽象的な文章が多い。また2009年度には本格的な記述問題が出現した。書き慣れていない私立専願の受験生にとっては厳しかったかもしれないが、慣れないと厳しいので日ごろから文章をまとめる練習をしておくことが重要。もちろん国立大の現代文の問題を練習するのも十分力になる。

なお2017年度入試では、これまで大問(1)にあった古文が大問(3)に回り、現代文が(1)(2)で出題された。

日本史(60分/70点) 過去は難問奇問のオンパレード、「カルトクイズ」とさえ評された本学部だったが、数年前から易化が見られ、難易度は平易と言えるレベルになった。2006年度の問題は前年度に比べると難化したが、岸内閣の政策·中井竹山が草もう危言を松平定信に奏じた事等は、本学は勿論、他学部·他大学の法学部系で既出の問題であり、幅広く過去問研究を行えば高得点を期待出来る。難問に関して、出題内容は山川出版の教科書よりも用語集からの出題が多く、教科書を読み込むよりも用語集を常に確認するようにこだわれば良い。配点はマーク式が1点で記述式が2点と予想され、記述問題での漢字ミスは命取りになる。戦後史に関する論述問題の配点が高いので(12~14点)、軽視することは出来ない。論述問題は国立大受験生に対するサービス問題といえ、私大専願者にはやや難しいが、問われている内容自体は教科書レベルの知識で対処可能。教科書を読み込み、実際に自分の手で書いてみることが重要。東大・一橋大等の本格的な論述問題も参考にするとよい。国立大の論述問題を参考にすればおつりが出るレベルになると思われる。なお、どの学部にも言える事だが、早稲田大学の関係者(大山郁夫など)は徹底的にマークしておく必要がある。

世界史(60分/70点) 日本史同様過去は難問奇問(有名なのは1992年のユトランド半島の図にエルベ川を書き込む問題。ちなみに1993年にはヨーロッパの地図にアルザス・ロレーヌ地方、トリエステ・南チロル、ヴァチカン市国の位置をそれぞれ塗りつぶし、斜線、◎で図示する問題が出題された)のオンパレード、「カルトクイズ」とさえ評された本学部。近年は易化傾向が続いていたが、2008年度入試では一転して往年の入試問題を髣髴とさせる程の難化の様相を見せた。2009年度には反動もありやや易化したが、勿論それでもハイレベル。なんといってもケアレスミスを無くす事が肝要。また本学部は問題数が多く、即座に情報が引き出せるよう問題演習は数多くする事が重要。教科書·用語集を軸とし、他学部過去問を出来るだけ多く解くように(早大世界史独特の問題に対する勘を養うため)。その際、文学部の問題は基本事項の確認に丁度良い難易度なので、まずはこれを8割以上取れる学力を養成していこう。他学部の問題に比べると一問一答的な問題が多く、年号と人名の正確な暗記が政経世界史勝利の秘訣であるといえる。

政治・経済(60分/70点) 政治・経済は基本的な知識を問う問題が中心。かつては政治思想から逸脱し、倫理分野と思われるような出題があったが、これは特定の教授による物なので特別の対策をする必要は無い。近年は、市場機構論や図表問題等からの出題が非常に多くなり、知識問題から思考問題へのシフトが際立っているので、60分という時間をうまく使わなければならない。これは知識に偏らない、考える力を求めている本学部の意図であるといえる。思考能力を問う問題は、一般的な国語力によって解決でき、特別な対策は不要。近年の傾向の変化は激しく、過去に出題された古い問題を基礎とするのではなく、3年程前からの過去問を利用して傾向を掴む事が重要。2009年度の問題の難易度は高いものであった。なお、政治・経済は2017年度の入試を持って廃止となります。

数学(60分/70点) 60分で4題と分量は標準的な問題。難関国立大併願者で一般入試を受験する場合は数学受験が一番多いようである。また医学部医学科などの理系受験生も併願して受ける事も多い(理工学部や医学部と併願して受ける者も多数存在する)。そのため、数学受験者が選択科目の中で一番多い。マーク式や解答のみを求める客観問題と記述式の問題が混在している。他の私大文系のような教科書レベルの出題ではないが、典型問題がほとんどを占める為、難易度はセンター試験よりやや高いレベル。かつては理工学部の数学に匹敵するか、あるいはそれを上回るレベルの問題を出題していた時期もあったが、最近はそういった難問は影を潜めている。歴史系科目よりはるかに取り組みやすいので、数学にいくらかでも自信がある受験者は選択する価値があるといえる。ただ、選択科目の中では難関国立大受験生や理系の受験生の併願率が特に高いのが特徴で彼らはほとんど満点に近い点数を取るのでちょっとしたミスが命取りになりかねない。参考書としては、「チャート式基礎からの数学 青」を薦めたい。この問題集の基本例題及び重要例題を全て解けるようになって欲しい。ここまで出来れば7割以上をコンスタントにとれる実力がついてくる。上記の参考書に出て来る幾つかの解法を組み合わせる問題が出題される事が有るので、過去問を時間の許す限り解いて、応用力を身につけて欲しい。早稲田数学の特徴は、その年だけでは全分野の力は試されないが、各年度を通してみると、全分野にわたって問題が作成されている事である。その為、苦手分野を放置してはならない。どの分野が出題されても満足に得点できる力が求められる。

センター試験利用方式[編集]

5教科6科目(800点満点)で、合格するには90%以上の得点が必要です。センター試験の成績だけで合格できるため、文系受験生のみならず、理系学部の受験生や国公立大学医学部医学科の受験生も多数出願しています。東大や京大などの最難関国立大受験者どうしの争いになるため、限られた合格枠を獲得するにはどの科目も満遍なく得点する必要があります。

法学部[編集]

法学部の国語の難易度は早大随一の最難関であり、大学入試としても最高峰に分類される。「法学部の国語は実力差がつき得手不得手が分かれる厄介な科目。英語の長文読解よりも難しい。」という声が多いように最も偏差値通りの結果がリンクし辛い科目である。現代文では例年記述問題が出題されているため記述対策が求められる。英語は例年1000語程度の長文読解問題が2題出題され、自由英作文も出題される。地歴科目の難易度は当学部受験者にとっては標準的だが(しかし受験者レベルは高いため合格するには高得点を取る必要がある。)問題の制限時間が厳しく早大の中でも非常にシビアな時間設定となっているため、基本問題の取りこぼしがあると当学部の合格は難しい。数学は大学入試センター試験の「数学I・数学A」「数学II・数学B」を選択し、その得点が選択科目の配点(40点)に調整して使用される。地歴科目、数学で確実に得点をして周囲に差をつけられないようにし、英語、国語で点数をかき集めることになる。

一般入試[編集]

英語(90分/60点) 比較的長い長文読解が出題されており、センター試験と同じくバラエティに富む問題構成である。例年大問1及び2は1000語程度の長文読解問題が出題される。制限時間内に解答するにはかなりの速読力が必要であるため、英文和訳だけに拘ったりせずにパラグラフ毎の展開及び大意をつかむ練習をしてみよう。設問は一致するものを選ぶものと一致しないものを選ぶものが混じっているなど、読み飛ばすと失敗につながるため、指示を正確に読み解くことが必要である。文章が長いので、過去問でどこを精読し、自分なりの解答法を得ることが重要である。大問3及び4は変動もあるが、文法単独問題が出題される。比較的容易な問題が多いのでミスは無いようにしたい。自由英作文は苦手な受験生は多いが、テーマは頻出のものばかりなので英作文の参考書を一冊仕上げておけば合格点は取れる答案は書けるであろう。逆に言えば、苦手な受験生が多いからこそ、自由英作文で大きく合否が左右されると言ってよい。

国語(90分/50点) 現代文は文章の難易度はかなり高い。論理的思考力を問う難易度がかなり高い政治経済学部や文学部の現代文に比べると、法学部の現代文は文章の語彙力の難易度(抽象度)が高いのが特徴。一般の受験生にしてみれば、解答を作成する以前に本文を読解するだけで骨が折れるような重厚な文が使われる。本文の一字一句を正確に理解しようとしても疲れるだけである。設問を基準に本文を鳥瞰すれば内容把握が容易になり、解答の正確性やスピードもアップするであろう。難しく感じるときは一度論旨を要約し、選択肢を吟味すると良い。

現代文を先に解く人が多いが、時間配分を考えると古文の方を先に解く事を勧めたい。古文も難易度は高いが現代文に比べると得点しやすい作りになっている。古文対策として、古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておきたい。

大問(1)では古文+その文に関係のある漢文の出題が含まれるという形が定着している。数年前までは歌論など評論の出題が目立っていたが、ここ最近は随筆・日記・説話など幅広いジャンルから出題されている。和歌についての出題も見られるので、対策しておきたい。古文では『源氏物語』・『十訓抄』・『宇治拾遺物語』、漢文では『蒙求』・『長恨歌』など著名な作品からの出題が多い。問題のレベルも比較的平易であったが、漢文については近年は長文化傾向にあるので、スピードが求められる。それでも現代文に比べれば平易であるので、なるべく早く正確に解答して現代文に少しでも多く時間を回せるようにしたい。

大問(2)・(3)では現代文が出題される。かつては芸術論や仮面論などとても抽象的で読みにくい文章が多かったが、近年では近・現代の社会問題をとりあげ、その問題について根源的に追求・考察する文章や、人が無意識に行っている思考や認識について再認識させるような文章に出題がシフトしている。 設問は傍線部説明問題が極めて多い。〈筆者の言いたいことが何かがわかっているか〉を問う問題がほとんどでその傍線の周辺だけをあたれば答えが選べると思っている受験生には非常に手ごわい設問が含まれている。このような設問を解答するには、〈筆者の言いたいことは何か〉を意識して本文を読むことが必要である。これは最後に出題される記述問題でも同様である。

日本史(60分/40点) 4題中、近現代史から2題が出題され、近現代史に重点を置いた学習が求められる。中でも、戦後史の比率が比較的高く、出題分野は公害史から汚職史、外交史など多岐に渡る。1年おきに難化と易化を繰り返しており、一部に難問も出題されるが、基本的な問題が中心であるため、それらを取りこぼさずに確実に得点することが重要である。難度が高い設問は過去問と類似の出題が多く見られるため、過去問をしっかり対策することで差がつく。大学関係者についての出題も頻出であるので、大隈重信や小野梓、石橋湛山など、過去に出題されたことがある大学縁の人物についても抑えておきたい。個人の日記を中心とした史料問題の出題も非常に多いため、日頃から歴史史料にも目を通しながら学習する習慣を身につけておきたい。

世界史(60分/40点) 西洋史、東洋史満遍なく出題される。西洋史については近世以降を中心とした出題である。東洋史は中国の前近代については毎年出題されると考えてよい。例年250字の論述問題が出題されており、論述対策が求められる。問題自体は標準的なので、基本事項をうまく制限字数以内でまとめる訓練をしておこう。全体としては難度はそれほど高くないものの、問題量が制限時間に比して多いため、スピードが求められる。時間配分に気をつけて解答したい。

政治経済(60分/40点) 教科書レベル程度の知識力と論理的な思考能力との二つの面から構成されている。前者に関しては、センター試験レベルの対策だけで対処可能(合格圏内に入りこめる)であり、特別な知識や対策は不要である。後者に関しては、落ち着いて問題に対処するための冷静さが求められる。07年度と08年度では、ゲーム理論や市場機構論などを題材として、この論理的思考能力を問うている。これらの問題は頭を柔軟に使えば解答可能であるが、それが苦手な者にとっては厳しいものとなる。これらを養うための方法としては、基礎的な力を土台として、頭を使う訓練をする事が重要である。例えば、08年度で出題された「民法」に関するような問題は、一般の受験生が解けるものを理解・暗記し、それ以外は特別な対策をする必要はない。ただ08年の民法に絡んだ問題はその前年にいわゆる「300日ルール問題」と「無戸籍児問題」としてマスコミが大きく報道した内容であるので新聞等を普段から読んでいる受験生ならば容易に回答できたであろう。それでも結局は、合格ラインに達するためには、基礎力+思考力が重要であるということである。例年100字程度の論述があるので、忘れずに対策しておきたい。選択式の問題は文章が長く、問題数も多いので、短時間で解答できるよう練習しておくと良いだろう。

数学(40点) 数学は大学入試センター試験の「数学I・数学A」「数学II・数学B」の得点を調整して、選択科目の得点として利用される。センター試験対策がそのまま選択科目の対策に繋がるため、難関国立大学受験生にとっては非常に有利な入試形態となっているが、その分、合格に要求される得点も高いものと思われる。

センター試験利用方式[編集]

5教科6科目(800点満点)で、合格するには90%前後の得点が必要である。

理工学部(先進理工・創造理工・基幹理工)[編集]

先進理工・創造理工・基幹理工の3学部を擁し、理工3学部一括で入学試験が行われる。政治経済学部と同様、早大受験者のみならず難関国立大・国公立大医学部受験者も多数併願してくるため、合格難易度は非常に高い。学内併願の特徴として意外に政治経済学部との併願関係が強い。これは政治経済学部の一般入試では数学受験できることに加え、理工・政治経済の両学部ともに難関国立大受験者に併願しやすい問題レベルとなっていることによるものと思われる。尚、理工学部の学生は、4年間を西早稲田キャンパスで過ごすことになる。

一般入試[編集]

数学(120分/120点) 数学IIIからの出題が多く、特に極限の計算は毎年なんらかの形で出題されている。ほとんどが標準問題~やや難レベルの問題である。青チャートなどで典型パターンを繰り返し、標準問題が確実に解けるようになったら、「やさしい理系数学(河合出版)」や「理系数学の良問プラチカ」等でやや難レベルの問題が解けるくらいの思考力を養った上で、過去問演習に取り掛かろう。また、面積・体積といった求積系の問題はほぼ隔年で出題されているため、しっかり対策をしておくこと。近年は数学III以外からの出題も見られ、特に数列の漸化式や図形と式からの出題が目立っている。完答するには相当な実力を必要とする問題が多く、特に問5は例年、かなり難易度の高い問題が出題される。

英語(90分/120点) 早稲田の中では比較的平易な問題であるが、私大理系では難しい部類に属する。文法・語法から会話、長文読解まで、総合的な学力が問われるオーソドックスな問題である。理工の過去問だけでなく、文系の過去問も解いてみるとよい。特にスポーツ科学部の問題は出題傾向が非常に似通っている。入試において細かい文法知識を直接問われる事のない東大・京大・東工大等の難関国立大学の併願者は、長文を確実に得点できるようにしよう。そして、標準レベルの文法・語法問題を確実に取れれば英語で差をつけられることはないだろう。基本的な数詞の知識を回りくどく問う設問が増えたので過去問で慣れる必要性があるのは留意すべきだ。

理科(120分/120点<1科目60点>) 学科によって指定されている2科目(大半の学科が物理・化学)が課せられ、出願時に科目を選択する。2007年度入試より大問は3つ、1問目はマークシート、2,3問目は記述式となっている。先進理工は学科によって科目の配点が異なる(例、生命医科学科は化学:物理or生物=2:1)。標準的な問題から受験生の思考力を問うやや難~難レベルの問題まで出題される。難問は取れなくともやや難程度の問題までは取りきらないと合格は厳しい。

空間表現(120分/40点) 創造理工学部建築学科受験生に課される。いわゆる鉛筆デッサンである。独学では対策は難しいため、建築系の美術予備校に通い、プロの指導の下練習することをお勧めする。

※当学部はセンター試験利用方式を採用していない。

文学部・文化構想学部[編集]

文学部文化構想学部入試の特徴としては国語のレベルが非常に高く、入試問題もほぼ同じような傾向である。どちらか一方の学部を受験する場合でも、両方の過去問を解くことが傾向をつかむ上で重要であろう。文学部は坪内逍遥等によって創設され、2007年かつて存在した旧第一文学部と旧第二文学部を一度合併、リシャッフルしそれをさらに再分割してできたものが現在の文学部と文化構想学部(つまり文化構想学部はかつての第一文学部であり第二文学部でもある。)となっている。文学部と文化構想学部はブリッジ科目として、お互い殆ど同じ講義を選択する事が可能となっている。尚、文学部・文化構想学部の学生は4年間戸山キャンパスで過ごすことになる。

一般入試[編集]

英語(90分/75点) 読解中心であり、細かい知識よりも英文そのものの読解力が重視されている。両学部とも大問5つからなる。難易度は標準~やや難。

  • 大問Ⅰ・・・A・B二つの長文に分かれており、それぞれの穴埋めをするものだが、文脈から読み取る力以外にも熟語の知識等が要求される為、基本的な熟語を抑えておく事が要求される。
  • 大問Ⅱ・・・こちらはA・B・Cの三つの長文(AとBは0.5ページほど)に分かれており、それぞれ2~5つの設問に答える問題。人間科学部の読解問題に似て標準的な問題である。
  • 大問Ⅲ・・・形式は八つの短文を長文の中にある七つの空欄に入れる文挿入。つまり選択肢にダミー文が1つ有り、これが多少厄介である。対策は前後の文章との論理関係(品詞の特定、指示語、同型反復があるか等)に注目する。
  • 大問Ⅳ・・・教育学部で出題されるような普通の会話文。07年度は特に会話表現の知識が必要というような問題は無かったが、基本的なものは抑えておくようにすればよい。
  • 大問Ⅴ・・・200wordsほどの標準的な文章を英語一文で要約する問題。間違っても日本語で答えを書いてはいけない。他の注意点は、出来るだけ自分の言葉で書く(例えば文中で「take care of~」となっているのを「look after~」に変える等)、具体例は省略でいいと言う事か。とはいっても本文中の言葉を全く使ってはいけないわけでもない。青本の解答例では本文中の構文をそのまま使っていることもある。この微妙なさじ加減が難しいところだ。あくまでも「要約」なので、自分の意見は言わないこと。

配点に関しては以下の説が最も有力であると考えられている。

大問Ⅰ・・・それぞれ1点。大問Ⅱ・・・A・Bはそれぞれ2点。Cはそれぞれ3点。大問Ⅲ・・・それぞれ3点。大問Ⅳ・・・それぞれ1点。大問Ⅴ.8点(部分点あり)。

※ちなみに大問5の配点は大学側が公式に認めている。

世界史(60分/50点) 他学部と同様選択式が多い。平易な問題と難しい問題が混在しているので、前者を確実に得点するのは勿論、難易度の高い問題をどれだけ解けるかが合否を決める。とはいえ、まずは平易な問題を解けるように成る事が必要である。文学部はほぼ第一文学部の傾向を引き継ぎ、大問数こそ多いが平易な問題が多かった。一方の文化構想学部は形式こそは文学部と同じであるが、難度の高い文化史が出題された。文化史はいきなり多くをやっても忘れるので、絶対に落とせない基本的な事項から確実に習得することが大切である。

日本史(文学部)(60分/50点) 問題形式としては記述3:選択7が主流となっている。文学部は2007年の学部改組以来、大問6つの出題が基本になっている。大問1から5までは時代系列順に問題が出題され、大問6に関しては毎回美術史が中心となる。大問1は本学部の特色のひとつである考古学を踏まえた出題が多く、他学部・他大学で出題される考古学を踏まえた問題よりも、多少難易度は高い。正文または誤文を1~2つ指摘させる問題が多く、一見回答不可能に見えることもあるが、時代や文化の特徴を正確に捉えていれば、選択肢の矛盾から誤りが発見できることも多い。大問2~4にかけては(早稲田大学においては)一般的な入試問題である。大問5は近代史が出題される。他の大問が小問9~10個で成り立っているのに対し、大問5は例年12~13個出題される。

日本史(文化構想学部)(60分/50点) 問題形式としては記述3:選択7が主流となっている。文化構想学部の大問は古代、近世などの時代区分ではなくテーマで分けられている。文学部系統に多い文化史だけでなく、外交史や政治史など入試頻出のテーマも毎回登場する。中には一般的なテーマ史の問題集にはなかなか取り上げられないようなテーマが出ることもあるが、教科書などを中心に基礎からしっかりと積み上げてきた受験生であれば解答は容易であろう。但し、「被仰出書」のようなマイナーな語句が登場することもあるが、そのような問題は合否を分けるものではないし、予備校ごとの回答が割れることもあるので気にする必要もない。選択問題は、一見回答不可能に見える問題も出ることが多い。しかし、そのような問題は消去法を利用して回答すべきである。また、「2つ選べ」「当てはまらないものを選べ」のような指定が問題文中にあることも多い。緊張や焦りで読み飛ばすことのないようにしてほしい。

国語(文学部)(90分/75点) 大問1・2は現代文、大問3は古文、大問4は漢文といったほぼ旧第一文学部・第二文学部と同じ傾向である。難易度は高い。 大問1・2の現代文は多岐にわたる分野から出題される。難問や奇問も含まれてはいるが、確実に得点できる問題は必ずあるはずだ。大問3の古文は文法知識(特に敬意の方向・敬語の種類)を毎年出題している。古典文法の基礎でもあり、本学部を受験する受験生のレベルを考えれば確実に得点できるようにしておきたい。大問4の漢文は、文法知識・内容理解が主であり、文学史的な内容はほぼ出題されていない。出題形式(マーク式・記述式)は異なるが、毎年のように返り点を付ける問題が出題される。

国語(文化構想学部)(90分/75点) 独特の形式となっている。大問Iは2つから3つの文章が提示され、その文章に対する設問に答えるものだが、その複数の文章をまたぐ設問があるというのは特殊である。明治時代の文語文は大学入試では珍しい出題である。大問IIは普通の形式の現代文である。大問IIIは甲・乙に分かれており、07年度は甲が現・漢融合文で、乙は古文であった。学部改組・試験の変更が行われた07年ごろは凝ったつくりの問題が頻繁に出題されたが、その後はだんだんと平易な文章に切り替わってきている。しかし、この先も易化が続くとは言えず(12年は非常に長い文語文が出題された)、学習に手を抜いてはならない。文学史も出ているが、マニアックな出題傾向で勉強時間に対するコストパフォーマンスが悪いため、基本的なものを見ておき「こんな難問は誰も出来ない」と言った割り切りを持つことも戦略の一つである。また、消去法を有効利用するとよい。難易度は比較的高い。

センター試験利用方式[編集]

センター併用型で、一般入試の外国語と国語を受験する方式。世界史と日本史を以下の科目に変えて受験するため日本史Bおよび世界史Bを選択することはできない。地理B、現代社会、政治・経済、倫理、『倫理、政治・経済』、数学I・A、数学II・B、化学、物理、生物、地学、「基礎科目2科目」の中からひとつ選択する。また、理科・社会を複数科目受験している場合は第一解答科目が利用されるので注意が必要。 また、一般入試との併願も可能である。 2016年度よりセンター試験のみで判定される方式も導入される。他学部同様5教科6科目で判定される。

商学部[編集]

早大の中では最も努力が試験結果に反映される学部と言える。合格最低点は毎年6割5分ほどであるが、成績標準化を考慮すると、歴史選択の場合は合格するためには7~7.5割程度の点数が必要になってくると思われる。合格ラインの点数が非常に高いため、英語、国語が比較的簡単(選択科目は難しい)とはいえ、高い正答率が必要とされる。尚、商学部の学生は、4年間早稲田キャンパスで過ごすことになる。

一般入試[編集]

英語(90分/80点) 政治経済学部や法学部、慶大各学部、他の国立大学志望者からすると簡単に見える。他の800~1000字程度の長文を出題する大学志望者からみても簡単に見えるだろう。しかしジャンルの異なる500~600字程度の文を4つ読むのは意外に面倒に感じると思う。近年、会話文が大問1で毎年必ず出題されている。したがって、口語表現の対策にも時間を割くべきである。和文英訳では難しい構文等を使おうとせず確実に得点できる平易な文を書く事。実際に冠詞の欠落や時制、人称の不一致等の文法的な誤りが、思いの外多くの受験生に見られる。英文和訳の難易度は標準的なため、確実に得点できるよう構文の参考書の例題を和訳するなどして対策する必要がある。受験者数が多いので少しのミスでも合否が分かれる。なお、受験者平均得点が40点前後で安定しているのは、政治経済学部や法学部の滑り止め又は上位国立志望者が高得点をとるものの、MARCH志望早慶運試し組が得点できていないためと思われる。

国語(60分/60点) 難易度は早大の中でも比較的平易な問題で基本的な学習で対応する事が出来る。ただし2006年の試験から現古融合問題が姿を消し、純粋な古文が出題された。漢文の知識を問う問題も出題された為、出題傾向の変化には注意を払いたい。古文対策として古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておきたい。08年度入試では漢文の知識を問う問題は見られなかった。演習用として本学部以外に問題のレベルや設問形式が近い社会科学部や人間科学部の問題も解いてみよう。

英語、国語が平易な一方、選択科目の難易度は高い

日本史(60分/60点) 難易度が高い。短文論述や「選択肢に正解がない場合」「2つ選べ」等に対応するには、相当に丁寧な学習が必要とされる。英・国が易しく差が付きにくいため、日本史で手を抜いては合格出来ない。

世界史(60分/60点) 1~3番はマーク式の正誤問題が中心で、4番は文中の空欄にあてはまる語句を記述する問題であるが、文中にある単語または事件について説明する100字論述がある(2007年度は150字。ちなみに1900年代後半のかなり新しい設問が出題された為、きめ細かい学習を怠らないように)。正誤問題の難易度は相当高い為、世界史用語集の解説を熟読し、その中にある見出しにない用語も覚えるといった緻密な学習が必要である。そういった意味で「難問揃いのかつての早大世界史」を今なお保っているのが当学部の問題といえよう。

政治経済(60分/60点) 時事問題についての対策は当然必要である。しかしその当時の詳細な知識を時事問題が再び本番の入試において出題されたことは過去の傾向からほとんどなく、過去問演習する際にその当時の時事問題を間違えたからといってあまり気にする必要はない。また、試験前1週間で時事問題を詰め込むことなどは控えたほうが良い。商学部の問題は基本問題を中心に作られているので、そこで点を落としてしまったら話にならないからだ。10、11月から読み物感覚で時事問題をまとめた参考書を何周か読み、センター試験終了翌日から1週間で時事問題を総ざらいし、その後は模試の復習等で基本的な問題を1問たりとも落とさないようにすることが合格の最善策である。基本問題がほとんどのために、近年平均点が40点を超えている。成績標準化をされても合格ラインを割らないよう、具体的には8割を割らないよう学習するべきである。

数学(90分/60点) 90分3題で、大問1に答のみを求める小問集合、2と3は本格的な記述解答を求めるという構成。ひねられた問題が多いため、難易度は政治経済学部の数学よりも難しい(ただし、政治経済学部の場合、8割は取らないといけないが、商学部はそこまでではないため、実質的な難易度は同程度である)。参考書としては、「チャート式基礎からの数学 青」を薦めたい。この問題集の基本例題及び重要例題を全て解けるようになって欲しい。また、上記の参考書に出てくるいくつかの解法を組み合わせる問題が出題される事があるので、過去問を時間の許す限り解いて応用力を身につけて欲しい。早稲田の数学の特徴はその年だけでは全分野の力は試されないが、各年度を通してみると全分野にわたって問題が作成されていることだ。そのため、苦手分野をそのままにしてはならない。どの分野が出題されても満足に得点できる力が求められる。例年、記述問題として出題される数列や整数問題は難関大学の理系数学並みの思考力を要する出題である。多くの受験生が解けない問題であるが、この問題が解けるかどうかで周りに差をつけられるかどうかが決まるので、整数問題を取り扱った問題集にも取り組み対策すべきであろう。

センター試験利用方式[編集]

2005年度入試までは、センター試験の成績と二次試験の小論文試験の合計で合否が決せられていた。2006年度からセンター試験の点数のみで合否が決まる方式となった。必要な科目、配点は、外国語(英語の場合リスニングを含む)200点、国語 200点、数学IA、IIB 200点、理科100点、地歴公民100点の計800点で合否が決まる。合格最低ラインは90%程度である。

教育学部[編集]

学内併願で昔から「教育学部だけ落ちた」という声が多いように偏差値通りの結果とリンクし辛い学部である。教育学部の英語の問題は、早稲田の傾向を最も色濃く反映しているとされ、教育学部の英語を解くことで、早稲田の殆どの学部の英語対策に対応できるほど典型的な「早稲田の英語」と言われている。入試問題はかなり独特であり、問題の制限時間が厳しく早大の中でも非常にシビアな時間設定となっている為、過去問で問題演習を繰り返す事が必要となってくる。しかも問題傾向も数年毎に変化するので注意が必要である。文系(英語・国語・社会系学科)と理系(数学・理科系学科)の両方による受験が可能。英語英文学科・国語国文学科・数学科以外の学科・専修は各科目の配点が同じであるため、英語が苦手な場合でも英語の配点が高くなっている他学部とは違って合格の確率は向上する。理系併願の特徴として、意外に理工・人間科学部との併願関係が強い。これは理工・人間科学部受験者は一般入試で数学・理科受験できることに加え、理工・人間科学・教育学部ともに難関国立大受験者に併願しやすい問題レベル(英・数・理の3科目受験では私大最高峰)となっているためと考えられる。理系教育学部の教員は理工学研究科(大学院)の教員が兼担しており、理系学部生の多くが同研究科へ進学する。

一般入試[編集]

英語(90分/50点) 1985年以降すべて選択式による解答となり、86年からはマークシートが採用されている。長文4題に会話文1題の5題で、総語数は2000語を超える為、長文を確実かつ素早く処理していく能力が求められる。読解問題は1つの長文の語数が300語台から600語台のいわゆる「中文」レベルであるため、文中に下線や空欄が設けられ、細部にわたる理解が求められる。文系・理系共通問題であるので科学論が題材になることが文系他学部より多いので、文系の受験生は注意する必要がある。単独の文法・語法問題は1992年にいったん消滅し、2000年と2001年に復活したものの2002年以降は出題されていない。このため読解問題において文法や語法も問われる。会話問題は1986年以降出題されており、様々な形式がとられていたが、文法・語法、そして論理展開を意識することが重要。1988年に初出題された「あるだけ選べ」は90年代中盤まで非常に受験生泣かせとして有名だった。この形式は91年・94年・97~2000年は出題されておらず、2001年に突如復活するも2002年以降は消滅している。もし「あるだけ選べ」が出題された場合の対処法としては、品詞特定、自動詞・他動詞の違いなど語法で確実に落とせる選択肢を落とし、判断に迷った選択肢は選ばないことに尽きる。ただ近年は「あるだけ選べ」の消滅など、教育学部としての特徴的な設問形式はほとんどなく、かつてと比べるとオーソドックスになっており、あらゆる長文読解の問題集を解くことが有効になるといえる反面、傾向のつかみどころがないという点では対策がしづらい学部であるともいえる。いずれにせよ総合的な英語力を問われる教育学部の問題に慣れておくためには、なるべく多くの過去問をこなすことが最も重要であることはいうまでもない。

国語(90分/50点) 現代文2題及び古文・漢文1題の構成で一部記述式を採用している。漢文は基本的な句法を抑えておけば充分。現代文は05年度・06年度はかなりの難易度を誇っており、早稲田大学の中でも難しい部類に入りる。しかし07年度以降は徐々に易化している。日頃からそれなりの評論文などを読んで、難文に慣れておこう。古文も同様に確固とした文法力、読解力が必要となる。傍線部の前後から和歌の意図や登場人物の気持ちを推測させるような小説的読解力を問われる事に注意しておくべき。また、2008年度入試では今まで現代文あるいは古文との融合問題であった漢文が、過去のように一つの大問として出題された。難易度はやや易化し、基本句形をマスターすれば十分に満点が狙える程度である。

日本史(60分/50点) 難易度は早大の中では標準レベル。史料からの出題が多く、過去問を解いている時は問われ方に慣れるように意識して解くようにしよう。基本的な内容を問う問題も当然多くが出題されるが、史料を読み取る際の注意力不足で間違える事が考えられる。すなわち,その資料が何の歴史的事項の事を言っているのか解らずに,その設問を全て落とすと言ったような事態も起こりえる。それを防ぐためにも,教科書の隅々までしっかり読んで,頭に入れて問題演習を重ねるようにしよう。

世界史(60分/50点) 難易度は早大の中では標準レベル。しかし近年は難化の傾向を見せている。以前から中国史及びアジア史はマークでも記述でも他学部より難しい問題が出題されることが多い。大問は例年4題、全50問であり、記号・記述ともに各1点でその割合は1:4である。特に記号問題の難度が高く、他学部同様、山川の用語集の文章中に出てくる語句や話題からも多数出題されるので丸暗記するぐらいの気持ちで臨みたい。一方で、記述問題は基本的な問題も多く出題されるので取り溢さないように。例え難解な問題を落としても1点であるので基本問題を抑えれば7割以上も可能である。英語や日本史で出題実績のある「あるだけ選べ」形式が今後出題される可能性もあるので注意。

政治経済(60分/50点) 例年時事的出題が目立つ。一部において、政治・経済の範囲を明らかに逸脱していると判断される超難問が散見されるが、基本的な部分を確実に習熟しておくことが先決。実際、大問一つ全てが、即ち10点分が全く手が出ないと言う事がある。しかし、その手の問題をすべて落としたとしてもたいした問題はなく、合格への道が遠ざかるということは全くない。国際政治経済など現役生には手の届きにくい分野からの出題が多く、例えばEU(欧州連合)・ヨーロッパにかかわる問題はほぼ毎年のように出題され最近では08年度・05年度・02年度・00年度・98年度と10年で5回も大問丸々EU・ヨーロッパの問題などということもある。また国際貿易体制も頻出のテーマ。政治経済学部・法学部のような思考力等を問う問題は少なく、知識を問う問題がほとんど。 

地理(60分/50点) レベルはかなり基礎的であるから高得点が求められる。

数学(120分/50点) 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bから出題される。

理科(60分/50点) 「物理基礎、物理」、「化学基礎、化学」、「生物基礎、生物」、「地学基礎、地学」のうちから1科目選択する。

  • 教育学科初等教育学専攻、複合文化学科志願者は、文科系(A方式)または理科系(B方式)のどちらかを選択する。
  • 英語英文学科受験生の英語の得点は調整後の得点を1.5倍にする。
  • 国語国文学科受験生の国語の得点は調整後の得点を1.5倍にする。
  • 数学科受験者の数学の得点は調整後の得点を2.0倍にする。
  • 理学科地球科学専修志願者で、理科の地学選択者については、理学科60名のうち5名を「地学選択者募集枠」として理科の他の科目選択とは別枠で判定を行う。
  • 「数学B」は、「確率分布と統計的な推測」を除く。
  • 数学・理科については、新教育課程と旧教育課程の共通部分から出題される。

※当学部はセンター試験利用方式を採用していない。

国際教養学部[編集]

英語を中心に、その学生が本当にこの学部で勉強したいのか(また勉強できるのか)を問う問題になっていると言える。一般入試において倍率は他学部に比べ低いが、受験者全体のレベルが非常に高いので、入試レベルは早稲田大学文系学部の中では標準的である。科目別の傾向としては、国語、世界史・日本史、数学の問題は早大の中でも易しい方だと言われているが、その分英語の難易度は非常に高く、早大最高峰と言われている。帰国子女が多く、入学後は一年の留学が課される。尚、国際教養学部の学生は、留学中以外はずっと早稲田キャンパスで過ごすことになる。

一般入試[編集]

英語(英語85分、リスニング50分/100点) 難易度は非常に高い。長文2題、日本語要約、自由英作文、リスニング2題の構成になっている。当然、学部の性質もあるが早稲田大学の中で最も難易度が高い。日本語要約や自由英作文、リスニングが出題されるので、相応の対策が必要だ。05年度はリスニング・自由英作文を中心に難化。初年度の問題を標準的な難易度に抑えた結果、英語力が不十分な学生が少なからず入学して来た為だろう。07年度は更に難化、テスト用紙にリスニングの選択肢が印刷されなくなった。慣れてきたら慶應義塾大学SFCの超長文問題にも挑戦してみてはいかがだろうか。さらに、ここまで語彙力を身につけても、まだまだ分からない単語が存在するのが怖いところ。しかし、それに対応するためには、背景知識の獲得が最も有効である。具体的には、国際関係、社会、小説、科学、経済、思想など幅広い分野に対しての知見が求められる。いわゆる『教養』が試されている。これらは他の大学の多くの英文に触れて身につけてほしい。なお、リーディングの内容に関して、特に近年は小説が頻出となっており、国際教養学部の過去問を遡って解くなど、独特の形式に慣れておいた方がよい。論説文と比較すると抽象的な内容で、文章量が多く、慣れていないと時間内に解き終わらない。また読解だけではなく要約、英作文、リスニングと幅広く求められて大変ではあるが、入学後も絶対必要な能力なのだと思って地道に取り組むしかない。英検で言えば準一級レベルを求められていると言える。リスニングも難度が高く、十分に対策を行った方がよい。なお、大学が一部公開しているリスニング音源は、高校1,2年生を含めて早大の試験を紹介するために分かりやすくリメイクしたものであり、実際の試験とは異なる。実際の試験は、ナチュラルスピードに近い形で実施される。TOEFLや予備校のリスニング教材、リスニング対策CD等も活用して、より実践に近いリスニングの訓練を行った方がよい。また、リーディングに関しては、精読が出来るように単語、熟語、文法、構文を固めてほしい。速読は精読を心がけると自然と出来る様にになってくる。また、音読も効果的である。音読のメリットは、英文を直読直解(文の頭から、返り読みをせず、英文を読むこと)が出来る様にに成る事である。これは、聞く英語が決して巻き戻せないこと(CDなどで意図的にするのは別にして)からも納得がいくと思う。結果、直読直解ができると英文を速く読める。リスニング対策としては、ディクテーション(聞いて書き取ること)も効果的であるが、こちらは時間がかかるため、シャドウイングをメインにしつつ、平行して行うとよい。とにかくここは英語で決まる。

国語(60分/50点) オールマークシート式であり、難易度は早稲田の中では社学と並んで最も易しい部類に入る。早稲田の中では珍しく小説も出題され、問題の傾向もセンター試験に近く、古文の難易度も標準的。対策として古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておきたい。また評論、古文は各予備校の解答速報で正解に差異が見られることは滅多に無いのだが、小説においては各予備校間で若干の違いが見られる。よって評論、古典を得点する事、次に小説で各予備校間の正解にぶれの無かった、いわゆる正解が明快な問題を確実に解けるようにして欲しい。本学部は英語の配点が高いと言えども、難易度を考えたら国語を落とす訳にはいかないので、ミスに気をつけながら過去問演習にあたるべきである。

世界史(60分/50点) 早大の中でも比較的解きやすい問題が目立つ。

日本史(60分/50点) 早大の中では比較的解きやすい問題が目立つ。学部の特徴からか外交分野が頻出である。英文史料問題も特別な対策は不要で、一般的な日本史の知識で対応できる。奇問が散見されるが、そのような問題を無視しても基本的な問題が完答できれば合格点には十分届く。

数学(60分/50点) センター試験レベルの問題が解ければよいと言われている。参考書としては、「チャート式基礎からの数学 黄色」をお勧めしたい。こちらの問題集の基本例題及び重要例題を全て解けるようになれば、対策は万全だ。あとは、過去問を徹底的にやれば数学に関しては8割は取れるだろう。センター試験数学や上智大学経済学部の数学もやると良い。早稲田数学の共通の特徴は、その年だけでは全分野の力は試されないが、各年度を通してみると、全分野にわたって問題が作成されていることだ。そのため、苦手分野をそのままにしてはならない。どの分野が出題されても満足に得点できる力が求められる。

その他 赤本と本番の問題冊子は多少違うので、本番さながらの練習をしたい人は、予備校サイトなどが本番の問題を公開しているので、プリントして使うとよい。なお下記URLでは国際教養学部の一般入試の過去問が掲載されている(http://wasedasils.com )。

センター試験利用方式[編集]

国語(200)・数学(200)・理科(100)・英語(リスニング含む)(250)、地歴または公民(100)の5教科6科目850点満点である。合格するには90%以上得点することが必要。 東大などの難関国立大受験生でも90%以上取るのはなかなか難しいので、国際教養学部をセンターで合格したいのならセンターの勉強に力を注がなければならない。

社会科学部[編集]

政治・経済から法律、国際関係など学際的に学問に取り組むことができる学部。また試験日程上、倍率も非常に高い。難問・奇問の多い選択科目(日本史・世界史・政治経済)が出題される。英語では語彙レベルの高い英文が出題されるので速読英単語上級編等でボキャブラリーを増やすのが望ましい。合格最低点は07年85.5点・08年93.6点と近年は65~70%で安定していたが09年76.2点と大幅に下がった。これは英語・国語の平均点が前年に比べ10点近く下がったことに起因しており出題者が受験生の学力を正確に把握していないことが伺われる。社会科学部は2009年度より、完全昼間学部となり、他の学部と同様に一時限からの授業が基本となる。政治学、経済学、法学、商学、あるいは、社会学など、複数の科目を学ぶことができる、すなわち、学際的な研究に適した学部であるといえるが、一つのことを専門的に学ぶには難しい面もある。当局は、基本的な社会科学の知識に、一つの専門的な知識を身につけることを望んでいる。

一般入試[編集]

英語(90分/50点) 難易度は読解は標準、文法及び会話文はやや難~難。単語レベルは高いながらも構文の構造が比較的単純で、論旨が明確な時事英文(TIME、Reader's Digest、The Economistなどの英文雑誌の素材)から出題される。設問自体は人によって素直なものに感じたり癖の強いように感じたりするかもしれない。パラグラフリーディングなど、難しい単語が分からなくても本文の論旨を理解し常識を働かせて問題を解いてほしい。この傾向に沿った本学部独自の設問である「本文から推論できるものを選べ」は論旨の理解を試す良問である。問題構成は全五題(文法・語法または会話があわせて二題。長文読解問題が三題。)が近年の傾向であるが、これは1992年以前の出題とほぼ同じ構成である。1993年~2001年までは全四題の長文読解のみの出題だった(1994~99年までは内容把握のみの問題構成)。文法、語法、会話文問題は年度によって難易度が異なるので差がつく(つけられる)問題と言える。が年々会話文問題は難しくなっており、特に09年度の文法・会話文問題はかなり難易度が高く人間科学部の文法問題、教育学部の会話問題よりはるかに難しい。文法問題はNO ERRORという選択肢もあるため、難しいと感じる人が多いが注意深く文章を見れば容易に解ける問題も多い。ポイントとしては主語述語の関係・熟語・構文・文型・前置詞といったところがよく問われるということがある。会話問題は設問にかなり難しい熟語や不自然な構文も多いため、初めてやる人は戸惑ってしまうかもしれない。事前に過去問で演習してほしい。長文問題の傾向は安定しているのでここで高得点が取れるように対策するべき。選択肢が日本語である場合も多いのでそれをヒントにこの問題のトピックスは何なのか類推することが可能である。三教科の中では出来る人と出来ない人の差が最も出る試験であり、国語・数学と社会がともに点差が開きにくい試験であるので(前者はかなり易しく、後者はかなり難しいため)事実上英語の得点が社会科学部の合否を左右することを留意するべきである。

国語(60分/40点) 現代文と現古融合問題が一題ずつであり、こちらは標準的(すなわち早稲田大学受験者にしてみれば解けて当たり前)。商学部や人間科学部の問題と類似しているかつ、これらの問題の方が難易度がやや高いため演習に丁度良いので解いてみる事をお勧めする。三教科の中では失敗が許されず,合格するならば満点に近い点数を目指してほしい。国語の全受験者平均点(当然合格者平均点はもっと高いと思われる。)はかなり高いので,国語でつまづくようだと社会科学部の合格は非常に厳しくなる。それぐらいケアレスミスが許されない試験だと覚悟し、対策は万全にして本番に臨むべきである。古文の対策は古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておきたい。2007年では明らかな難化がみられたが、このような場合でも7割の得点が下限であると考えた方がよい。なお、08年は易化し、8割以上コンスタントに獲得できる難度に戻った。09年はあるだけ選べという問が多く出題され難化したものと思われる。

日本史(60分/40点) かなりの難易度を誇る。度の過ぎた難問奇問悪問のオンパレードで、通常の学習をしただけでは全く勝負にならない。非常に細かい正誤問題が特徴。徹底的かつ丁寧な学習に裏打ちされた深い知識が必要、と口で言うのは簡単だが、ここのレベルまで引き上げるのは非現実的・非効率的である。半分以上くらい取れれば良しとして、あまり難問・奇問に目を向けるのは避けよう。標準(教科書の脚注も含む)~やや難のレベルだけでもそれなりの点数は取れるのである。問題自体は政治経済学部及び教育学部と類似した事項も見られるので,そちらも演習用に利用するといいだろう。

世界史(60分/40点) マーク式の問題では全国トップレベルで早大の中でも毎年1、2を争う難度である。特に正誤問題の細かさは標準レベルの学習では歯が立たないであろう。社会科学部という学部の性質上、近代~現代の比重が高まっている。受験生が苦手とする戦後史は標準レベルで、中世以前は難易度が高い事が多い。難易度の高い正誤問題で合格点を取るためには、用語集の低頻度の語句にも注意を向ける必要がある。また早大世界史全般に言える事だが、他学部の過去問をなるべく多く解いて細かい知識の固定化を図りたい所である。難度は高いながらも早大受験生の世界史選択者は高得点を取る傾向にあり、当学部でも合格点は7割前後であると推定される。8割以上取る為の勉強をする事は効率上好ましくなく、その分の勉強は配点が高く素点換算の英語に回すべきである。

政治経済(60分/40点) 日本史や世界史と同様に大学入試における政治・経済の難易度は比較的高い。ただし、08年は例年に比べて大幅に易化し点数が取りやすくなった。合格を第一の目標とするならば、難度の高い問題は捨て、簡単な問題を確実に解く、ということが重要となる。英語の難度の高さを考慮し、また、日本史・世界史の難度の高さによる「標準化」を考慮するならば、政治・経済の為のコストは最小限にし、英語へのコストを拡大する事が合格への近道である。このような社会科学部の政治・経済の特性は、特に社会への学習が遅れている現役生を有利な方向へと導くかもしれない。計算問題が出題されるのでその類の問題演習をしておく必要がある。

数学(60分/40点) 標準的な数学I・II及びA・Bの知識があれば余裕を持った解答が可能である。しかし、問題が簡単な分標準化によって大きく得点調整されるので、9割~満点を取れなければ合格から遠のくことは留意すべきである。参考書としては、「チャート式基礎からの数学 黄」を進める(しかし、政治経済学部や商学部を併願受験する者は「チャート式基礎からの数学 青」の方がよい)。これらの問題集の基本例題及び重要例題を全て解けるようになれば対策は万全だ。記述でケアレスミスをしなければ、9割~満点を出せる実力はつく。早稲田数学の特徴は、その年だけでは全分野の力は試されないが、各年度を通してみると、全分野にわたって問題が作成されていることだ。そのため、苦手分野をそのままにしてはならない。どの分野が出題されても満足に得点できる力が求められる。しかし、08年は難化したので今後は注意が必要である。

※当学部はセンター試験利用方式を採用している。詳しくは早稲田大学ホームページで確認すること。

人間科学部[編集]

人間環境科学・健康福祉科学・人間情報科学の3学科を擁し、環境学や社会学、臨床心理学、人工知能(AI)、脳科学、プログラミングまでの多彩な(学際的に人間を科学する)学問に取り組める学部であり、慶應SFC(特に環境情報学部)に近い雰囲気を持っている。人間科学部の学生は4年間所沢キャンパスを本部とすることになる。なお、所属学科に関係なく講義を履修することができ、ゼミ選考においても2017年度より学科枠制度が廃止されたため、大学受験時における学科選択の意義には疑問が残る。そのため、合格最低点の最も低い学科を受験することを勧める。入試の特徴としては①文系・理系受験の両方が可能。②理系併願の特徴として意外に理工・教育学部との併願関係が強い。これは理工・教育学部受験者は一般入試で数学・理科受験できることに加え、理工・教育・人間科学部いずれも難関国立大受験者に併願しやすい問題レベル(英・数・理の3科目受験では私大最高峰)となっていることによるものと思われる。③どの科目も難易度は早大の中では標準的だが(しかし受験者レベルは高いため合格するにはどの教科でも高得点を獲得する必要がある。)問題の制限時間が厳しく、早大の中でも非常にシビアな時間設定となっているため、一科目でも取りこぼしがあると当学部の合格は難しい。

一般入試[編集]

全体 学科にもよるが合計7割あれば合格できるだろう。英語が難しく国語が平易で差がつかないため、選択科目で差をつける必要がある。

英語(90分/50点) 大問一が中文客観式問題8題、二は適当な前置詞を選択させ、三では文法的な誤りを五択で指摘させるというのが傾向である。現在の出題形態は1991年以降一貫しており今後も変化はないと思われる。問一(読解)は平易な反面、問二(前置詞)は対策がしづらく、入らない場合もあり、問三(正誤問題)は近年やや易化傾向にあるとはいえ訂正の必要無しの場合もある為、高得点を狙うことが難しい。勉強次第で読解は高得点を取ることもできるため、どうしても人間科学部に行きたい受験生は長文読解の勉強に重点を置き、問二はハイレベル熟語集の問題を確実にとれるようにすべきである。問三は対策に労力がかかる割に配点が低いので時間をかけてはいけない。従って大問一をいかに得点するかが合否の分かれ目となる。実際の合格者も読解で点を稼ぎ大問二、三は半分ぐらいしかとれていないという声が大半である。TOEFLの問題形式と非常に似ており、問題量が非常に多い(2000〜2500語)ので、速読力を養う必要もある。また、人間科学部という学際的な性質上、文理を問わずあらゆる分野の問題(医学系や生物系も多い)が出題されるので、語彙(特に名詞)の難易度は高い。また社会科学部の問題も時事英文から出題されるので受験しなくとも問題だけは解いてみるとよいであろう。成績標準化を考慮すると、36〜37点程取れると合格に近づくはずだ。

国語(60分/50点) 他の学部に比べると難易度はかなり平易なため、高得点が求められる。人科志望者ならば過去問を解いてみて、「これくらい楽勝」と思えるくらいの実力は要求される。人科合格者の決まり文句は「英語が難しくて、国語が超簡単だった。」である。国語が得意な人も苦手な人も、かなりの点数を稼げる。逆にいえば、国語で周囲と差をつけることは難しいが、簡単なミスをすると差をつけられてしまうということである。古文対策として古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておきたい。近年漢文も難化しているため、対策を怠ることは禁物である。おそらく合格点は8割くらいだろう。

日本史(60分/50点) 早大の中では標準レベル。NO ERRORや2つ選べのような独特の形式が出されるが、そういう問題は総じて教科書レベルなのでそこで立ち止まってはいけない。分野に関してはまんべんなく出されるが、一度出てきたところを数年間続けて出すという傾向がある。なお、最後のテーマ史はマイナーなものが多数出されるが、テレビの雑学や講師の雑談から的中される内容のものも多いので色々な話を知っておいた方がいいだろう。ちなみに50問を超える問題が出されることが多いが[(自分の点数/問題数)×X=自分の点数/50]という風に計算されている。

世界史(60分/50点) 早大の中では標準レベル。ということは早大対策をしっかりと行ったものには解きやすいが、それ以外にはかなり難しい内容だという事である。問題量は多い。2004年には大学入試では珍しい先史時代に関する出題があった。これは人間科学部という学部のポリシーからなされたのだろう。現代史の難易度もなかなかのもので、総じて教科書レベルでは歯が立たないというのが現状であろう。ただし平均点が高いので、高得点が必要である。

政経(60分/50点) 早大の中ではやや難レベル。常軌を逸した知識レベルを要求する奇問・珍問・悪問と、通常レベルの問題が同居する。世界史や日本史、地理の知識を必要とする問題がほとんどであるが、元来政経という教科に関して言えば、他学部を含めた早稲田大学の入試問題は教科書・用語集を覚えたからと言って解答出来るものではない。人間科学部は特にその傾向が顕著である。対策としては常日頃から国際関係、政治紛争、民族問題等のニュースをチェックすることが重要。また、その年の経済白書も是非目を通して頂きたい。過去には計算問題が出されたこともあるため、その対策も必要である。

数学(文系<A方式>・理系<B方式> 何れも60分/50点) 早大の中では標準的なレベルの問題が出題される。「チャート式基礎からの数学 青」レベルの網羅系参考書の基本例題及び重要例題を全て解けるようにし、補充用問題集として「大学への数学 一対一対応の演習」に取り組むのがよい。そのうえ過去問をじっくりやりこめば対策としては十分である。ここまでできれば見たことの無い問題は皆無またはほとんど皆無のレベルに達し、得点は8割をとれるようになる。早稲田数学の特徴は、その年だけでは全分野の力は試されないが、各年度を通してみると、全分野にわたって問題が作成されていることだ。そのため、苦手分野をそのままにしてはならない。どの分野が出題されても満足に得点できる力が求められる。尚、文系(A方式)は「三角関数」が頻出。理系(B方式)は「微分・積分」が頻出、数Ⅲ範囲の典型問題が中心となるが、回転体の求積や極限も頻出となっている。

物理(60分/50点) 例年、大問3題が出題されており、試験時間は60分で、全問選択肢の多いマーク式である。「力学」「電磁気学」が必出である。大学受験レベルとしては標準的な難易度で、理工学部と比較すると非常に平易な内容になっている。

化学(60分/50点) 大問6~7題と、制限時間60分に対し、問題量は多い。全問マーク式である。化学ⅠⅡの全範囲から標準的な難易度の問題が幅広く出題される。理工学部と比較すると非常に平易な内容になっている。

生物(60分/50点) 大問5題と、制限時間に対し、問題量は多い。 全問マーク式で、選択肢には、近接した数値が並んでいる。動物の反応、タンパク質と生物体、生物の集団、分類・進化の出題頻度が比較的高く、全体的にグラフを利用した問題や、正文・誤文選択問題、ヒトに関連する標準的な問題が多い。

センター試験利用方式[編集]

6科目のセンター試験の成績のみで判定する。因みに、2017年度入試のボーダーは88~90%である。

スポーツ科学部[編集]

2008年現在、小論文を除いて全教科でマークシート方式を採用している。一般入試科目は、英語+小論文+国語or数学である。尚、スポーツ科学部の学生は、人間科学部と共に所沢キャンパスで4年間を過ごす(一部の講義は東京都西東京市の東伏見キャンパス)ことになる。

一般入試[編集]

英語(90分/75点) 長文問題は他学部と比べると標準的な問題である。また、文法問題は人間科学部と理工学部の出題を踏襲したような形式である。よって本学部だけでなく、これらの学部の過去問も解いておくことをお勧めする。語法正誤指摘問題は人間科学部のものよりは易しいが、それでも難しい部類に入る。

国語(90分/75点) 現代文2題、古文1題(一部漢文も含まれる)が出題される。現代文では、スポーツや身体に関する文章だけでなく、様々な分野(政治や経済など)の文章が出題される。選択肢は早大らしいややこしいものが多い。ある程度の読解力が身についたら、どのように選択肢から解答を導き出すのかを過去問を使ってじっくり研究すること。古文(漢文)は、常識知識を知らないと解けない問題が数題出題されるため、古文常識・漢文常識はマスターすること。

数学(90分/75点) 早大の中では比較的簡単な方である。4題構成で全問マークシート方式である。人間科学部や国際教養学部の数学も同様に全問マークシート方式であり、問題の難易度に相違はないのでこれらの学部の過去問も解いて置くことをお勧めする。

小論文(90分/33点) スポーツや身体に関するものが多い。スポーツの話題がメインである為、新聞や雑誌等で、スポーツ業界の話題に目を通し、興味を示しておくことが大切である。課題文やグラフを読み取る上で、これらの知識が役立つはずである。小論文入試全体に言える事だが、小論文の実力は一朝一夕で身に付くものではない。原稿用紙に何度も文章を書いてみて、高校や予備校の先生に添削して貰うのが効果的である。

センター試験利用方式[編集]

当学部のセンター試験利用方式は様々な受験方式がある。センター試験4科目のみで選考を行う方式以外にも、センター3科目と競技歴で選考を行う方式、センター1科目と一般入試2科目で選考を行う方式もあるため、受験生は大学HPの受験情報をチェックすることをお勧めする。因みに、センター試験4科目の選考の合格ボーダーは85%以上である。

模試[編集]

早稲田大対応模試として、河合塾の早大・慶大オープン、SAPIX YOZEMI GROUPの早大入試プレがある(計2回)。これらの模試は大学の傾向を徹底分析し、精度の高い予想問題を作成しており、多くの早大志願者が受験する。その為、受験すれば本番入試に向けての大きな指針となり、本番の雰囲気に慣れることにもなるので、早大志願者は受験することをお勧めする。

かつては駿台予備学校の早大入試実戦模試、Z会の早大即応模試、早稲田予備校の早大模試、早稲田ゼミナールの早大合格直結模試等があったが、全学部を網羅する試験問題を作ることが不可能であること、そして本番さながらの受験者数を確保することが困難であるということから現在では上記の二つしかない。河合塾の模試も1999年から2003年までは早大オープンという早大受験者のみを対象とした試験であった。

模試では、判定も同時に出るが気にする必要は無い。というのは、全学部の志望者を同時に試験するため、多分に志望学部の出題傾向と異なるからである。しかし、不得意な分野についてはしっかりと復習をし、確実に身につける必要がある。判定が悪くても合格するためには、基礎の徹底を怠ってはならない。それには、一度解いたことのある問題を確実に解けるように復習するのが一番の近道である。多くのD・E判定者が逆転合格を果たしているのも事実であるが、判定が良い人ほど合格しやすいこともまた事実である。

以下で現在開催されている模試についてのメリット・デメリットについて記述する。

  • SAPIX YOZEMI GROUP 早大入試プレ
    • メリット
      • 早大受験者のみをターゲットにしているので、母集団のレベルが一般の模試よりも優れている。その為、一般模試より合否判定への信頼度が高い。
      • 国語の試験は特に本番の傾向に近い。
      • 模試を集めた問題集が市販されているので、過去問をやりつくした受験者もそれを活用することにより高レベルの演習が出来る。
      • 問題用紙・解答用紙のサイズ・様式が実際の試験に使用されるものに近い。
    • デメリット
      • 母集団のレベルは一般の模試より高いが、難関国立大学の受験者が受けていないため、本番ほどの母集団規模ではない。
      • 学部ごとの色が強いため、全学部の傾向をおさえた問題にはなっていない。
      • 社会・理科の問題集が市販されていない。
      • 第1志望の学部・学科のみの判定しか出ない。
      • 解説が簡略なので、中レベル以下の受験者の復習が大変。
  • 河合塾早大・慶大オープン
    • メリット
      • 併願者の多い慶大の判定も同時に出せる。
      • 早大・慶大志願者のみをターゲットにしているので、一般模試より母集団のレベルが優れている。
      • 代ゼミと異なり、複数学部の合否判定が出される。
      • 解答の解説が詳しいので復習がしやすい。
    • デメリット
      • 母集団のレベルは一般の模試より高いが、難関国立大学の受験者が受けていないため、本番ほどの母集団規模ではない。
      • 全学部の傾向をおさえた問題にはなっていない。
      • 問題が優れているのにも関わらず、問題集として市販しない。
      • そもそも早大と慶大では問題の傾向が大きく異なる。
      • 標準レベルの問題ばかりが出題されており、早大特有の難問はまず出題されない。

その他[編集]

私立大志望者へ

私立専願で早大に行きたい受験者は、早めに出願する学部を絞って過去問等から対策を決め、3科目のみに集中して勉強した方が良い。早大の問題は国立大学2次試験や他の私立大学とは出題形式・時間設定・難易度とも異なっており、相当の学力がある受験者でも独自の対策を取らないと合格は厳しい。一方で受験科目を絞り、十分な過去問演習を中軸に据えた問題処理能力の高い勉強をすれば、合格率は向上する。早大の場合は学部が異なっても出題傾向が似通っている場合が多いので、是非自分が受験する学部以外にも、演習用として他学部の問題にもチャレンジしてみよう。

国立大志望者へ

東大・京大や旧帝大等の難関国立大受験者が早大を併願する場合であっても、受験学部の過去問分析といった個別の対策をとらなければ合格することはなかなか困難であろう。特に政治経済学部、法学部、理工学部などを併願する場合には過去問に当たるなどの対策を講じないと、英語・国語・地歴公民or数学の3科目のみを勉強してきた私立専願のトップレベル受験者との戦いを勝ち抜くことは容易ではない。これは、早大の試験問題と国立大学の試験問題の質(出題形式・時間設定・難易度)が大きく異なるからである。難関国立大受験者は、国立大受験者が併願しやすい制度を採っている政治経済学部、法学部をはじめとするセンター利用方式で出願するのもスマートな併願方法といえる。

備考

河合塾が早大受験者向けに入試情報をまとめた早大塾というサイトを開設しているため、入試情報収集の際に利用すると良い。また受験についての各種関連記事や合格後の学生生活に対する話題については早稲田大学体験webサイト早稲田の杜・合格体験記にて【受験者応援特集】が定期的に組まれているため、参考にすると良いだろう。

関連リンク[編集]