民法第705条

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法学民事法民法コンメンタール民法第3編 債権 (コンメンタール民法)

条文[編集]

債務の不存在を知ってした弁済)

第705条
債務の弁済として給付をした者は、その時において債務の存在しないことを知っていたときは、その給付したものの返還を請求することができない。

解説[編集]

債務が存在しない場合、その債務の弁済の対象として給付されたものを受領する資格はないため、それはw:不当利得となるので、一般原則に従い給付者は返還請求権を有するのが原則であるが、その弁済者が債務の不存在を知っていた場合は、公平の観点から返還請求権を有しないことを規定している。
判例(大判昭和16・4・19)によれば、過失により債務の不存在を知らなかった場合でも、給付者は返還を請求できる。

参照条文[編集]

判例[編集]


前条:
民法第704条
(悪意の受益者の返還義務等)
民法
第3編 債権
第4章 不当利得
次条:
民法第706条
(期限前の弁済)
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