「PHP/入門/テキスト表示とコメント」の版間の差分
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webサーバ上(たとえばapacheなど)にて、PHPでテキスト入力したい場合、例えば下記のようにHTMLにPHPを組み込むことになります。 |
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==コメントの入力== |
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PHPでコメントを入力するには、「//」を使いましょう。 |
PHPでコメントを入力するには、「//」を使いましょう。 |
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2022年6月9日 (木) 23:35時点における版
テキストの入力
webサーバ上(たとえばapacheなど)にて、PHPでテキスト入力したい場合、例えば下記のようにHTMLにPHPを組み込むことになります。
- コード例
<html>
<head>
<title>サンプル123</title>
</head>
<body>
<?php
print "Hello World!<br />";
print "こんにちは<br />";
?>
</body>
</html>
- 結果
Hello World! こんにちは
- 解説
PHPは <?php
と ?>
の間のコードを処理します。
print 関数で、文字列を書けます。正確にいうと、print関数は、PHPの生成したhtmlに、引数にしている文字列を代入する関数です。(echoも同様。)
なお、改行をするにはタグ <br /> が必要です。
もし文字列の文末でも、この改行タグ <br /> が無いと、標示の結果は文字を改行せずに次の文字を表示してしまいます。
つまり、
<?php
print "Hello World!";
print "こんにちは";
?>
だと、
Hello World!こんにちは
という、一続きの出力になってしまう。
さて、webブラウザで、上記のローカルホストのページを見に行きましょう。
webアドレスの末尾に「.php」とついているかもしれませんが、しかし、webブラウザが見ているのは実は html ファイルです。
サーバー側で既にhtmlファイルに変換されています。
ブラウザのソースコード閲覧機能を使ってソースコードを見ても
<html>
<head>
<title>サンプル123</title>
</head>
<body>
Hello World!<br />こんにちは<br />
</body>
</html>
というhtmlファイルのソースコードが表示されるだけです。
よくみると、サーバー側のPHPコードとは、微妙に内容が違います。
ブラウザ側のコードは、サーバー側のソースコードから <?php
と ?>
のタグの除去、およびその内側のPHPコードの命令群(print など)が除去された結果になっています。
ブラウザの「ファイル」>「名前をつけてページを保存」の機能を使って保存されるファイルも同様に、たとえファイル名に.phpとついていても、webブラウザで保存されるのは変換されたhtmlファイルです。
つまり、webブラウザで表示されるソースコードと、サーバー側のソースコードとは、たといもし同じファイル名であっても、実はコードが異なります。(もっとも、通常ブラウザ側のファイル名はtitleタグで命名されている名称なので、サーバー側のファイル名とは異なるのが通常であるが。)
html部分とprint関数の関係
さて、htmlでも文字列を書けるので、phpのprint 関数の文字列表示とは、どういう関係になっているのでしょうか?
論より証拠、実際に下記コードのphpプログラムを書いてアップロードしてみて、webブラウザで閲覧してみて確かめましょう。
<html> <head> <title>サンプル123</title> </head> <body> ここは、phpタグの外です。<br /> <?php print "ここからphpタグ内側<br />"; print "Hello World!<br />"; print "こんにちは<br />"; ?> phpタグを脱出。 </body> </html>
画面部分の表示結果は、下記のようになります
- 結果
ここは、phpタグの外です。 ここからphpタグ内側 Hello World! こんにちは phpタグを脱出。
です。
コメントの入力
PHPでコメントを入力するには、「//」を使いましょう。
<?php
print "こんにちは<br />"; // ここからコメント
// 各行で単独でコメントを使うこともできる
?>
- 結果
こんにちは
です。
このように、コメントアウトした内容は、非表示になります。
コメントアウトした内容は、htmlに変換される時点で、除去されています。 その証拠にwebブラウザのソースコード閲覧の機能を使っても、コメントアウトの内容は除去されています。
PHPでコメントアウトしても、けっしてhtmlの非表示タグ <!-- --> になるわけではないので、混同しないようにしましょう。