コンテンツにスキップ

会社法第735条の2

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学民事法商法コンメンタール会社法第4編 社債 (コンメンタール会社法)

条文

[編集]

(社債権者集会の決議の省略)

第735条の2
  1. 社債発行会社、社債管理者、社債管理補助者又は社債権者が社債権者集会の目的である事項について(社債管理補助者にあっては、第714条の7において準用する第711条第1項の社債権者集会の同意をすることについて)提案をした場合において、当該提案につき議決権者の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、当該提案を可決する旨の社債権者集会の決議があったものとみなす。
  2. 社債発行会社は、前項の規定により社債権者集会の決議があったものとみなされた日から10年間、同項の書面又は電磁的記録をその本店に備え置かなければならない。
  3. 社債管理者、社債管理補助者及び社債権者は、社債発行会社の営業時間内は、いつでも、次に掲げる請求をすることができる。
    一 前項の書面の閲覧又は謄写の請求
    二 前項の電磁的記録に記録された事項を法務省令で定める方法により表示したものの閲覧又は謄写の請求
  4. 第1項の規定により社債権者集会の決議があったものとみなされる場合には、第732条から前条まで(第734条第2項を除く。)の規定は、適用しない。

解説

[編集]

関連条文

[編集]

前条:
会社法第735条
(社債権者集会の決議の認可又は不認可の決定の公告)
会社法
第4編 社債
第3章 社債権者集会
次条:
会社法第736条
(代表社債権者の選任等)
このページ「会社法第735条の2」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。