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刑事訴訟法第95条の4

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学コンメンタールコンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂

条文

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(保釈等をされている被告人に対する報告命令)

第95条の4
  1. 裁判所は、被告人の逃亡を防止し、又は公判期日への出頭を確保するため必要があると認めるときは、保釈を許す決定又は第95条第1項前段の決定を受けた被告人に対し、その住居、労働又は通学の状況、身分関係その他のその変更が被告人が逃亡すると疑うに足りる相当な理由の有無の判断に影響を及ぼす生活上又は身分上の事項として裁判所の定めるものについて、次に掲げるところに従つて報告をすることを命ずることができる。
    1. 裁判所の指定する時期に、当該時期における当該事項について報告をすること。
    2. 当該事項に変更が生じたときは、速やかに、その変更の内容について報告をすること。
  2. 裁判所は、前項の場合において、必要と認めるときは、同項の被告人に対し、同項の規定による報告を裁判所の指定する日時及び場所に出頭してすることを命ずることができる。
  3. 裁判所は、第1項の規定による報告があつたときはその旨及びその報告の内容を、同項(第1号に係る部分に限る。)の規定による報告がなかつたとき又は同項(第2号に係る部分に限る。)の規定による報告がなかつたことを知つたときはその旨及びその状況を、それぞれ速やかに検察官に通知しなければならない。

解説

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参照条文

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判例

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前条:
第95条の3
(保釈等をされた被告人の公判期日への不出頭罪)
刑事訴訟法
第1編 総則
第8章 被告人の召喚、勾引及び拘留
次条:
第96条
(保釈、勾留の執行停止の取消)
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