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労働基準法施行規則第19条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

条文

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(割増賃金の基礎となる賃金の計算)

第19条  
  1. 法第37条第1項の規定による通常の労働時間又は通常の労働日の賃金の計算額は、次の各号の金額に法第33条若しくは法第36条第1項の規定によつて延長した労働時間数若しくは休日の労働時間数又は午後10時から午前5時(厚生労働大臣が必要であると認める場合には、その定める地域又は期間については午後11時から午前6時)までの労働時間数を乗じた金額とする。
    1. 時間によつて定められた賃金については、その金額
    2. 日によつて定められた賃金については、その金額を1日の所定労働時間数(日によつて所定労働時間数が異る場合には、1週間における1日平均所定労働時間数)で除した金額
    3. 週によつて定められた賃金については、その金額を週における所定労働時間数(週によつて所定労働時間数が異る場合には、4週間における1週平均所定労働時間数)で除した金額
    4. 月によつて定められた賃金については、その金額を月における所定労働時間数(月によつて所定労働時間数が異る場合には、1年間における1月平均所定労働時間数)で除した金額
    5. 月、週以外の一定の期間によつて定められた賃金については、前各号に準じて算定した金額
    6. 出来高払制その他の請負制によつて定められた賃金については、その賃金算定期間(賃金締切日がある場合には、賃金締切期間、以下同じ)において出来高払制その他の請負制によつて計算された賃金の総額を当該賃金算定期間における、総労働時間数で除した金額
    7. 労働者の受ける賃金が前各号の2以上の賃金よりなる場合には、その部分について各号によつてそれぞれ算定した金額の合計額
  2. 休日手当その他前項各号に含まれない賃金は、前項の計算においては、これを月によつて定められた賃金とみなす。

解説

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参照条文

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  • 法第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)
  • 法第33条(災害等による臨時の必要がある場合の時間外労働等)
  • 法第36条(時間外及び休日の労働)

判例

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前条:
第18条
(労働時間延長の制限業務)
労働基準法施行規則
次条:
第19条の2
(休日における労働の代替休暇及び割増賃金)
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