学習方法/高校英語

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教科書ガイドの購入をすべし[編集]

教科書ガイド買わなくても高校英語は勉強できるのですが、色々な理由により、教科書ガイドがあると効率的です。

英語教師のなかには低能な教員もいて、宿題などで、数学など他教科の予習復習の時間を無視して、毎週のように「辞書で教科書の英文の意味を調べてこい」などと、英語科目の事しか考えずに宿題を出す人がいます。

特に英語は、文系大学の志望でも理系大学の志望でも活用するため、教師がうぬぼれていて傲慢(ごうまん)な場合があります。

このような英語教師の場合でも、もし教科書ガイドを生徒が購入してあれば、辞書で調べる時間を、大幅に減らせることができます。教科書ガイドによって、空いた時間を活用することができ、単語の練習などの、より本質的な勉強ができるようになります。


英語勉強法マニアにならないように[編集]

ここに描かれた勉強法を覚えるよりも、まずは、とにかく、英単語の書き取りなどをすることのほうが重要です。勉強法マニアになっても、語学では価値がありません。勉強法を調べるよりも、実際に勉強してください。

とくに英語教育についての評論では、多くの評論家が英語教育を評論したがるし、また市販の英語教材などでも英語教育のノウハウをうたっている商品も多いですし、中には英語が苦手なのにウサンくさい勉強法(自称)を掲げる人も多くいるので、あまり勉強法そのものに深入りしないようにしてください。

勉強法に迷ったときにだけ、市販の参考書などに書かれた信頼できる勉強法などを参考にしてください。

単語[編集]

学習の優先順位[編集]

もしかしたら、英語の単語を覚える作業は文法等の勉強をすることよりも大切なことかもしれません。

文法など中学レベルの知識しかなくとも、単語の意味さえ分かればある程度の意味は取ることができます。逆に言うと、英文読解で、もし単語の意味が分からないと、せっかく文法の知識があっても、理解できない文も大学入試では多くあります。また大学入試では、暗記を要求される単語数が、ずいぶんと多くなります。

もっと言えば、単語という基礎があってこそ覚えた文の組み立て方が生きてくるのです。

しかしながら、英語教育の現場を見ていると単語理解の重要度の認識が低く思われます。

単語はいくら覚えても損はありません。学校で教えてもらう英単語だけで満足しないでください。近年では様々な出版社から英単語帳が出ています。何冊か買って、一通り単語と例文を書き取り練習してみるとよいでしょう。


英単語集の選び方[編集]

英単語集には、主に2パターンあって、

・ パターン1: 単語を分野別にまとめているパターン(たとえば「旅行」の意味の単語なら、trip と tour と travel をひとつのページにまとめていたりする)の英単語集

と、

・ パターン2: もうひとつのパターンとして、入試出題の頻度順に統計的に並べた英単語集

があります。

初めて高校英語を勉強する場合は、とりあえず、分野別に単語をまとめたパターンの参考書のほうが、使いやすいと思います。

なぜなら、分野別の単語集のほうが、類義語や対義語なども、まとめて勉強できるからです。

いっぽう、入試出題の頻度順に統計的に並べた単語集は、入試前の仕上げなどで用いるのが効果的でしょう。


さて、分野別に単語をまとめたパターンの英単語集で勉強する場合は、レベルが「中学3年〜高校初期」「高校必修」「センター」「二次試験」と何段階に分かれていたりしますが、とりあえず、高校1年の時点で、「高校必修」レベル(3000語レベル)と「センター」レベル(4500語レベル付近)の2冊を買ってしまってください。

高校必修レベルの単語集を買えば、その単語集で中学レベルの復習もしますので、わざわざ中学レベルの復習をふくむ単語集を買う必要はないのです。

自分で単語集を予習する際は、次のペースで予習します。

・ 高校1年: 「高校必修」レベル(3000語レベル)〜「センター試験」レベル(4500語レベル付近)の単語を高校1年の終わりまでに全部勉強する。
・ 高校2年: 「センター試験」レベル(4500〜5500語レベル)の単語を高校1年の終わりまでに全部勉強する。
・ 高校3年: 「二次試験」レベル(5500〜6000語レベル)の単語を高校1年の終わりまでに全部勉強する。

つまり、高校1年のあいだに、予習をして、「高校必修」(3000語レベル)およびレベルの単語集を、ひととおり書き写して、勉強してしまう必要があります。(覚えられるかどうかは別として。)

さらに、高校1年に「センター試験」レベル(4500語レベル)の勉強を始める理由は、実は「高校必修」レベル(3000語レベル)の単語のけっこう多くは、中学校で読みをならっていたりします。

たとえば senior(シニア、意味:年長の〜) という単語が、高校必修レベルであり、一見すると難しそうですが、実は、「高校」は英語で senior high school だと中学校で習うはずです。「中学校は英語で junior high school です。」などと中学校時代に習ったはずです。そのとき、高校は英語で「シニア ハイスクール」というと、授業で聞いたことがあるはずです。たとえ senior のつづりを書かせる問題が中学のテストでは出題しなくても、授業で「シニア」という単語を聞いたはずです。

このほか、外来語として日本語としても普及している単語が、多く、高校必修レベルの単語になっています。

高校必修レベルには、中学校できちんと5教科を勉強していれば、読みがある程度は身についているハズの単語が、多いのです。

なので、さっさと高校必修レベルをひととおり練習して終わらせてしまい、次ステップの「センター試験」レベルに時間を掛けたほうが得です。

なお、高校によっては、高校3年になっても、「センター試験」レベルの単語集までしか、高校3年の英語の授業では扱わない場合があります。

なので、授業とは別に、自分で単語集を予習する必要があります

では、なぜ、上記のスケジュール(「高校必修」レベルの単語を高校1年の終わりまでに全部勉強するスケジュール)のようにするのが合理的かいうと、最終的に高校卒業までに(つまり高校3年の終わりまでに)、「二次試験」レベルの単語集を終わらせる必要があるので、そこから逆算して、高校2年の終わりまでに「センター試験」レベルの単語集をとりあえず書き写して終わらせる必要があります。(覚えられるかどうかは別として。)

そして、高校2年の終わりまでに、「センター試験」レベルの単語集を終わらせるためには、高校1年の終わりまでに「高校必修」レベルの単語集を、ひととおり書き写して、勉強してしまう必要があります。(覚えられるかどうかは別として。)

そうするためには、普段からの予習も必要です。

なので、単語集を使う場合は、どんどんと単語と例文を書き写していき、その単語集の先のほうに進んでください。

また、もし「今読んでいる章を完全に覚えてから、次の章に進む」などというふうに勉強していると、特定の分野の単語ばかりを覚えることになってしまい、入試に対応できません。特に、学校で、このような分野別にまとめられた英単語を用いている場合に、気をつけましょう。

また、予習をしないと、たとえば学習ペースの配分ミスを起かしやすく、たとえば高校3年の終わりごろになって、やっと「センター」レベルにしか到達できずに、そのため高校3年終わりの時点では「二次試験」レベルに到達できずに、志望校に不合格になってしまうような、ペース配分の失敗を起こしやすい原因にも、なります。

なので、とにかく、予習をして、単語集の先のほうへと進んでいくのが、合理的な勉強法なのです。


単語の練習法の例[編集]

高校英語用の単語集を、何冊か買ってきて、英単語の書き取り練習、および例文の英文の書き取り練習をしてください。読むだけでは身に、つきません。同様に、聞くだけでは身につきません。話すだけでも身につきませんし、そもそも単語を覚えてないと話せません。必ず、まずは書き取り練習で、単語を練習するべきです。

単語の例文を勉強する際は、例文ごと書き写します。もし派生の単語などが単語集に書いてあれば、派生語ごと書き取り練習をします。

かといって、いきなり高校1年で入試対策レベルの単語集を使っても効率が悪いので、まずは基礎レベルから例文・単語の書き取りを始めるのが良いでしょう。

覚えきれなくても良いので、まずは各例文や各単語を1回ずつ書き写します。けっして、いっぺんに一つの単語を10回や20回も書いて覚えようとしないでください。高校の英単語では、中学での英単語の勉強方法とは、ノウハウが変わります。 単語集の例文を1冊丸ごと書き写すだけなら、休日を利用すれば、実は2週間くらいでも可能です。ですが実際の高校生では、他の科目の勉強もあるので、大変でしょう。ですが意外と単語の量は少ないので、とにかく各単語をひと通り、書き写してください。

読解練習よりも先に単語力を増やす練習が大事です。文法練習よりも先に単語力を増やす練習が大事です。 熟語集の暗記よりも先に単語集あるいは単語・熟語集の暗記を優先してください。


平均レベル・標準レベルの単語集の書き取りが終わったら、受験レベル・入試レベルなどの単語集も買っておいて、それを書き取り練習します。まだ、平均レベルの単語集を覚え切れて無くても構わないので、受験レベルの単語集を勉強します。

高校生には、文法など、まだ習ってない部分もあるだろうから、理解できない例文もあるかもしれませんが、とりあえず例文を書き写しておいてください。

もちろん、まだ単語をぜんぜん覚えきれていません。なので、これから、大学入学までに、何度も書き取りを復習します。

学生・受験生の勉強科目は、数学など、英語科目以外にもあるので、大変でしょう。ですが、うまくスケジュールを工夫して時間を作ってください。

単語だけでなく、文法とか、読解とかも練習しないといけませんが、とりあえずは、単語の書き取りを、こんな感じで、何度か繰り返します。

そして、まずは書き取り練習をする以外に、英語の単語を頭に入れる方法は無いのです。

そして、さらに単語を定着させるために、英文読解やリスニングなどの単語以外の他の練習もします。なので、まずは単語の書き取りを優先する必要があり、そのあとから読解練習などをする必要があるのです。


大学受験に必要な単語量について[編集]

一般に、大学受験で、難関な学校の英語を読み解くには4,000語程度を知っていることが望ましいといわれる。とはいえ、買うべき単語集は、それよりもやや多い5000語〜6000語の単語集までも買うほうが、安全である。(大は小を兼ねる。)

しかし、実際には近年センター試験でリスニングが導入されたことに代表される通り、英語の学習は、単に知識の量を問うよりも、より実践的な場面で言語能力を適用する方面の能力を重視するようになっている。

そのため、単純に単語数だけを増やすのではなく、覚えた単語の正確な発音や用法を覚えることに力を注ぐことが望ましい。

このため、頻度順に並べた単語集で勉強するよりも、まずは分野別にまとめた単語集のほうが用法も把握しやすいので、分野別の単語集のほうがオススメである。

具体的には、まずは3,000-4,500語程度を使いこなせることを目指すのがよいだろう。

英単語は、複数の例文を読み書きしないと、身につかない[編集]

英単語集を読むと、1つの単語につき、1つの例文しかないのが通例です。

ですが、ハッキリいって、たった1つの例文しか勉強しなかったら、その単語は身につきません。

よほど簡単な単語を除くと、複数の単語を読み書きして、やっと記憶に残ります。

例えば、意味が2通りある英単語なら、その2種類の例文を読んで、やっと記憶に残るのが普通です。

しかし困ったことに、英単語集では、単語の典型的な意味の1つの例文しか掲載されてないのが普通です。(それでも、例文すらない場合よりかはマシですが・・・)

たとえば単語 excahnge には「交換する」「両替」など複数の意味がありますが、しかし、例えば、ある単語集では「交換する」の場合の例文しか掲載されてなかったりします。

かといって、新しい単語を習うたびに毎回、英和辞典を調べたり、いろんな例文を調べるのもメンドウくさいです。「高校必修2500語レベル」とか宣言してる単語集を使うのに、いちいち辞書を2500回も引くのもメンドウです。

中学校の場合は、暗記対象の単語数が数百個ていどと少なかったし、しかも、そのうち多くは外来語(ペンpenとかバイクbikeとか)として定日本語でも着してたりするので、なんとか英和辞書で気になった難しめの単語だけを調べる方法が通用したかもしれません。しかし、高校では、数千個も英単語も覚えなくてはいけないので、いちいち辞書を調べるのは非効率です。

ハッキリいって、日本での英語教育には、すこし欠陥があります。

各自、うまく工夫して、英単語を勉強してください。

対策として、たとえば、複数の参考書出版社の単語集を組み合わせるとか(たとえば 桐原の単語集 + 文英堂の単語集 みたいに複数の参考書を併用するとか)、あるいは、英検などの単語集を活用するとか、・・・ともかく各自、工夫してください。また、単語の定着率を確かめるために、簡単な長文問題をときどき解くとか、工夫してください。

どっちみち、入試問題を出す大学は、たった1つの出版社の単語集には合わせてくれない。リクス分散も考えて、2つ以上の出版社の単語集を使おう。

塾・予備校などに通っている場合、地元の高校で使っている単語集とは別の単語集をつかう場合もありますので(塾が気をきかしたのか、それとも偶然か・・・)、もし運良く2種類の出版社の単語集を持っているなら、両方の単語集とも予習復習してしまいましょう。

裏を返すと、もし塾・予備校に通ってない人の場合は、学校の単語集とは別の出版社の単語集を、もう1冊購入しておいて、その第2の出版社の単語集も予習復習しておいたほうが安全でしょう。(どっちみち、入試問題を出す大学は、たった1つの出版社の単語集には合わせてくれない。)


単語の小テストばかりを受けても、復習しなければ単語力は身に付かない[編集]

学校や塾で、単語の小テストを受けさせられる場合もあるでしょう。「単語集の○○ページから△△ページまでを小テストで出すので、書き取り練習して覚えるように」という小テストです。

たいていの高校生の場合、予習はテスト前にしますが、いっぽうで復習をしているかどうかは、個人任せ(こじん まかせ)です。

ですが、小テストをいくら受けても、復習しなければ、単語力は増えません。

もし、単語の小テストを受けたままで、その後は復習せずに、ほったらかしにしてしまったら、何も単語力が伸びません。

単語テストは、テストを受けた後に、自分の未修得の単語を復習するために存在しているので、テスト後に復習をする必要があります。(もちろん、テスト前に予習も必要である。予習をしていれば、未修得の単語が減るので、復習の単語数が減る。)

要するに、小テストの使い方は、全国模試(ぜんこく もし)の使い方と同じです。

全国の高校や塾のうちの一部では、どうも、小テストの目的を忘れていて、「とにかく毎週、単語の小テストをすればいい」と安易に考えているような教育も、ある気がします。

この文を読んでいる読者高校生は、小テスト本来の目的を思い出して、小テスト後には復習と予習(次回の小テストのぶんも予習)をしましょう。

さて、たいていの高校や塾では、1週間に1回のペースで、単語20〜50語ほどの記憶をはかる小テストをしていると思います。

1週間ごとに50語ほどのペースで単語小テストをしていれば、充分にハイペースですので、それ以上は週あたりの単語数を増やす必要はありません。(英語が好きなら、さらに勝手に単語数のペースを増やせばいいが、それよりも数学などに力を入れたほうが良いだろう。)


裏を返せば、復習をしきれない量の単語小テストを毎回受けさせられても、非効率です。例えば、1週間ごとに300語の単語小テストを高校で受けたとしても、そんなに英単語ばかり復習しきれないでしょう。(数学など他教科の勉強もありますし。)

万が一、そういう高校や塾の場合(1週間に300語の単語小テストの場合)、その高校や塾の小テストは後回しにして、自分で単語を予習・復習しましょう。

ただし、定期試験や期末試験などで、今までの単語小テストの合計の数百語のなかから単語が出題される場合は、多くあるので、その復習はしましょう。つまり、学期内の小テストは、その学期中に復習し始めましょう。(どのみち、テスト後にも補習などがあるだろうが・・・)

夏休み明けや、冬休み明けに、前の学期の小テストの範囲内の単語が出題されたりしますので、休み中にも、復習しましょう。(予習も忘れずに。小テストは最終目的ではなく、入試合格などが、より本質的な目的なので。)

同様に、3学期の年度末の期末テストなら、1年間の小テスト範囲の合計1000語ちかくがテスト範囲に含まれる場合も多いので、その復習はしましょう。つまり、年度内の小テストは、その年度中に復習し始めましょう。(どのみち、テスト後にも補習などがあるが。)


文法[編集]

文法の学習は当然に必要ですし、入試にも良く出ます。しかし、文法の学習にばかり時間を掛けてはなりません。もっとも時間を掛けるべき学習対象は英単語です。

高校に入学すると、高校の範囲の文法事項を、おそらく学校や塾などで急に教わり始めるでしょう。それらの文法の新知識の学習も大事ですし、当然に学習するべき知識ですが、読者のみなさんは英単語の学習も欠かさないようにしてください。文法なんて覚えることも少ないし、大学受験をするなら最終的には大学受験のころにまで文法を覚えられれば良いのです。なので文法の難問を練習する時間があるなら、それよりも、まず先に単語を優先的に勉強して語彙(ごい)力を増やしたほうが効率的でしょう。

また、入試の文法問題も、文法の知識だけで解ける問題は少なく、単語の知識や語法の知識などと組み合わせないと解けない問題なども、入試では、よく出題されやすいです。なので、単語の知識が、大学受験対策では優先的に必要なのです。

リスニング[編集]

単語の記憶量が増えれば、聞き取り能力なども、自然と上達します。裏を返せば、どんなに英語の音声を聞いても、まず単語練習をしないと聞き取り能力は上達しません。入試ではリスニングそのものは、英文読解などよりも出題の比率が低めですが、しかしリスニング練習は語学の際に単語を覚えたりするのに有効な練習法ですし、リスニングも出題されうるので、リスニングを勉強をするのをオススメします。

さて聞き取り練習するなら、参考書で、音声CDつきの参考書が売ってますから、それを買ってください。けっして、まちがって 大人向けの英語CDなどの教材を買わないでください。高校生が買うべきは、あくまで、高校生向けの教材です。

べつに、英語ラジオのAFN(米軍放送網)などを聴く必要はありません。同様に、べつに英語のネット動画を見る必要もありません。テレビの国際放送とかの英語音声も聞く必要がありません。それらのメディアは、べつに、英語教育用には製作されていません。それらのメディアを英語のリスニング学習に流用しても、非効率です。


テレビのNHK教育の英語番組ですら、一般の大学受験を目指す高校生には非効率です。なぜならNHK教育は、学校の授業用に作られており、けっして大学受験対策には作られていません。

読解[編集]

読解練習をしたい場合は、まずは学校でのリーディングの教科書などをきちんと読むのは当然ですが、そのほかにも参考書があると便利かもしれません。

書店の参考書コーナーに、高校生用の英文読解の参考書などが置いてあるはずですから、それら高校生用の参考書で勉強してください。

大学入試の英文では、平均以上の難度の大学になると、単語の知識がないと、まったく内容が把握できないでしょう。なので、読解練習だけでなく単語の勉強もしてください。とりあえず単語集などで高校レベル・受験標準レベルの範囲の単語は、ひととおり学習してください。分からない単語がある場合、辞書を引く必要が生じますが、しかし辞書ばかり読んでも時間が掛かってしまい、他教科の学習時間をうばってしまいます。なので、読解練習よりも、できれば単語練習に時間を掛けてください。なので、英文読解よりも単語集などで単語の記憶量を増やす勉強が必要です。

学校や塾・予備校とかだと、過去問の英語長文などで、大量の英文読解の練習をさせられるかもしれません。学生が初級レベル~中堅レベルの、まだ英語長文を読みなれてない学生には有効な教育法でしょう。しかし、英語学科志望の学生ならともかく、他学部・他学科の志望者が、時間を英語学習ばかりに掛けられません。

なので、一通り、英文法と単語と読解スキルが脳内で結びついたら、勉強方法を切り替えて、単語中心の練習に変更する必要があります。、読解練習よりも単語力などを受験レベルにまで増やすほうが、受験には有効でしょう。英文の読解力の向上は英語教育の目的の一つですが、あまり英語学習の手段には、なりにくいです。英語の学習手段としては、長文読解よりも、まずは、とにかく単語力を、受験対策の参考書レベルまで増やしたほうが有効です。


  • 試験での読解問題の時間配分について

出題英文を読むのに時間が掛かりますから、試験中の時間の配分にも気をつけてください。まずは単語力を増やすと読解スピードも上がるので、普段の勉強では単語力を増やしてください。

試験中の配分の対策として、実際の入試では、たとえば、長文読解問題よりも先に、短時間で解けそうな単語問題・文法問題などを先に解くとかして、時間配分の対策をしてください。あるいは、設問の問題文を先に読んでおいて、検討をつけてから長文を読むなどという方法もあります。ここらへんの対策は、じっさいに過去問や想定問題などを解いて練習してください。基本的に、入試国語での現代文などでの読解問題対策などの際の時間配分と似ていると思います。

ただし、時間配分のテクニックばかりを磨いてもダメであり、単語力などを増やさないと、読解スピードも上がりません。

  • 学部と出題内容の関係

入試では、ときどき、志望先の学部の内容に関する記述が出る場合もあります。また、高校で習う教科に関する記述が出る場合もあります。もっとも、べつに必ずしも志望先学部と近い内容の英文が出題されるとは限らず、あまり関係のない内容の英文も出題される場合もあります。

どちらにせよ、合格後の人生も考えて、学生は、志望先学部に近い内容の高校教科の勉強もしておいたほうが安全でしょう。たとえば経済学部に進学志望なら高校政治経済などの参考書を読んでおくとか、あるいは理工学部に志望なら理科・数学の参考書を読んでおいたほうが安全でしょう。

発音・英会話など[編集]

基本的には、標準的な参考書でカバーでき、あとは単語の記憶量を増やす練習とか、リスニングの練習とかの対策でよいです。あとは参考書などの英会話文例や発音問題を覚えておけば、入試での、だいたいの発音や英会話の試験もカバーできます。

  • 入試の発音問題について

発音問題は、入試に英単語と発音記号を照らしあわせる問題は出ます。ですが、自分で発音することは、推薦入試などでの口答試験でもない限りは、入試には発音は出ません。

  • 入試での英会話について

大学入試では文章題などで、英会話の空欄を埋める問題などが出されるかもしれません。いっぽう、大学側が、一人ひとりと会話をする試験は、一般入試では出ないでしょう。なぜなら、大学側の時間的にも、受験生の一人ひとりとの英会話試験は無理です。ただし推薦入試などでは、語学系の学部なら、口答試験として英会話が出る可能性もあるかもしれません。

英会話は、教科書・参考書などに書いてある、基本的なあいさつ文など、基本的な決まり文句を覚えたら、それ以上は、あまり英会話に深入りしないほうが安全です。

本格的な英会話の能力とは、俗語やら、ある程度の専門的な会話とか、ジョークとか、そういうのも含めてしまいます。しかし、学生の時間的に、そこまでの学習は無理です。それに大学入試でもジョークとかは出ません。

ただし、いくら一般入試に会話が出にくいといっても、基本的な会話くらいは、せっかく高校で習うのですから、きちんと練習してください。そもそも建前上は、高校で習うことは、高校生は学習するべきということになっています。そして大学側だってバカじゃないんだから、なるべくきちんと勉強している受験生を優先的に合格させたいのです。

英作文は、後回し[編集]

英作文の練習よりも、まず先に単語の記憶量を増やす勉強を優先したほうが安全でしょう。単語の記憶量が増えて、文法や熟語なども覚えれば、英作文なども、自然と上達します。逆に言うと、英作文だけを勉強しようとしても、難しいです。なお、英作文の勉強では、あれこれ考えるよりも、文例を覚えたほうが良いでしょう。

あきらめるべき事[編集]

実用英語の学習は、あきらめるべし[編集]

高校の難関大学向けの英単語や語法の一部は、ハッキリいって、実用的な英語とは少しズレています。(しかし、さすがに高校必修レベルの英単語や語法では、さすがに実用性の高い単語・語法が選ばれているので、高校必修レベルの勉強では安心してよい。)

日本の難関大学向け英語の一部では、英米圏のネイティブですら、あまり使わないだろう単語などが、日本の受験英語には、ときどき、存在します。(もっとも、2017年の現代ではマシになったほうで、1990年代くらいの昔はもっと酷く、もっとマニアックな単語が多かった。なお、入試標準レベルの単語集を見たところ、あまりそういう単語の割合は多くないので、安心して入試標準レベルの単語集を勉強してよい。)

しかし、高校生には、どうしようもありません。なので高校生は、英語教育の責任は大人たちになすりつけて、高校生はどんどん受験英語を勉強しましょう。

第二外国語は、あきらめるべき[編集]

入試に第二外国語は出ないのが普通[編集]

高校によっては、一部の私立高校などでは、フランス語やドイツ語など第二外国語の授業を用意している高校もあります。しかし、大学受験では、中堅以上を目指す場合、第二外国語まで学習の手をのばすと、他教科の受験勉強の時間が足りなくなります。

第二外国語が入試に問われない大学も多いです。第二外国語は、大学入試には原則的に出ないでしょう。(例外として、「外国語学部」の「フランス語学科」みたいな、一部の外国語の学科をのぞく。)

特に理系学部では、まず入試科目には第二外国語がありません。

よって、かりにアナタが、せっかくフランス語やドイツ語を勉強したとしても、入試で第二外国語が問われにくいのです。

また、中国語を勉強しても、あまり国語の漢文の入試問題を解くのには役立ちません。

帰国子女とか、あるいは進路志望が語学関連の分野で無い限り、あまり第二外国語には手を伸ばさないほうが良いでしょう。


就職試験でも、あまり第二外国語は問われません。英語を就職試験に課す大企業は、いくつかありますが、ドイツ語やフランス語を課す企業は少ないでしょう。たとえ、企業で第二外国語の堪能な人材が必要になったとしても、その際には語学系の学部学科を卒業したような専門家を雇うでしょうから、だから他学部の人が第二外国語を熱心に勉強しても、あまり就職活動では報われません。

マンガ作品とかアニメ作品のいくつかの作品だと、作中でドイツ語の単語とかラテン語とかを出してカッコつけてるアニメ作品とかがあるのでドイツ語等はカッコイイかもしれませんが、しかし日本の実社会では、あんまり第二外国語を勉強しても報われません。

他教科と第二外国語[編集]

中学の国語の検定教科書で、外来語の説明で、ドイツ語由来の「カルテ」(病院とかで使うカルテ)と、ポルトガル語由来の「カルタ」(歌留多、いろはガルタ など)の意味のちがいを説明していたりします。しかし、もとの外国語の意味とは、日本の外来語は、意味が違っていますので、あまり第二外国語の知識が、外来語の理解には役立ちません。

また、高校音楽の教科書では、イタリア語やフランス語に由来する音楽用語を、イタリア語のつづり、フランス語のつづりで書いていたりしますが、しかし、高校の音楽は必修科目ではないし、科目「音楽」以外の芸術科目である「書道」科目や「美術」科目や「工芸」科目を選択した人たちを不利にあつかうわけにもいきません。

よって、第二外国語は、大学入試には原則的に出ないでしょう。(例外として、「外国語学部」の「フランス語学科」みたいな、一部の外国語の学科をのぞく。)

また、入試で、ドイツ語よりもフランス語を優遇するとかを、するわけにもいきません。フランス語を優遇したら、ドイツ語を学んだり、ロシア語を学んだりした人が、不利になってしまいます。

そもそも外国語のなかには、学習メリットの小さい言語もある[編集]

アラビア語のように、文字が複雑であり、習得に難度が高く、しかも、せっかく学んでも、(アラビア語の普及してる)中東がテロ多発地帯だ、という、日本の高校生にとっては学習メリットの小さい言語もあります。

また、韓国語は、基本的に、韓国と北朝鮮でしか、通用しません。

(いっぽう、フランス語は、国連などの国際機関の正式文書の言語としても利用されている。また、スペイン語やイタリア語の文法や単語が、フランス語に、そこそこ近い。)
(スペイン語は、南米諸国で共通語として利用されている。)
(ドイツ語の単語には、つづりが英語に近い単語が多いものが多く、そのため英語学習者にとってはドイツ語が学習しやすい言語になっている。なお、ドイツ語は、ドイツ国以外では、スイスやオーストリアなどのあたりの地域で利用されているぐらいの普及の言語である。)

韓国語のように、習得に難度が高い(ハングル文字を覚えるのが大変)わりには、一部の国でしか通用してない言語もあります。


また、外国によっては、いつまでたっても後進国のままでいる国もあり、政治改革をロクにせず、先進国からの援助をアテにしてばかりいて、自力で改革しようとしていない国のような、ダメな国もあります。

おまけに、そういうダメな国では、テロが頻発していたり、あるいは一党独裁だったり言論の自由がなかったり、あるいは信教の自由がなかったりする場合が多いので、日本の高校生にとっては、まったく、その地域の言語の学習メリットがありません。

また、人件費が安い国だったりする場合もあり、せっかく、その国の言語を学んで、出稼ぎ(でかせぎ)に行っても、やすい給料しか貰えない場合もあります。また、その人件費の(先進国との)格差を利用して貿易でもうけようとしても、そういう仕事につけるのは、英語が得意な人達です。

さらに、政治腐敗などをしているダメな国のなかだけど例外的に、がんばって政治改革や経済改革をしようとしている努力をしている人達は、英語が使えるのです。

なので、日本の高校生は、英語を学んだほうが、マシなのです。

考えてみれば、江戸時代の日本の幕末でも、福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)のような改革派の知識人たちは、オランダ語や英語を使えました。(オランダは、イギリスの近隣諸国のひとつ。イギリスとのあいだにドーバー海峡を挟んで、フランスの東北部があり、その東どなりにオランダがある。)


一般入試対策ではTOEIC対策などには手を出さないほうが安全[編集]

英語能力を測る国際的な試験のTOEFLやTOEICなどは、高校生の学習用には作られていません。そもそも日本人に内容を合わせていません。

それにTOEICとTOEFLのどちらとも、試験の目的が、日本の高校英語の教育目的とは違います。

TOEICとTOEFLのどちらも目的は、英米への留学や海外生活のためなどの語学が目的です。日本の大学入試や、日本の大学での英語論文読解などの目的には、TOEIC・TOEFLなどは合わせていません。TOEFLとかTOEICとかで、ハイスコアを目指すのは、大学受験対策とは目的がズレています。

なお、そもそもTOEICをつくったのは日本の通産省(当時)であり、通産省がアメリカの非営利テスト開発機関、ETS(Educational Testing Service)に依頼をして、日本がつくったテストです。

よって、TOEICの出題内容は、アメリカ国内での実用とは若干、ズレていますので、てっきり実用英語だとは勘違いしないようにしましょう。また、てっきりTOEICは(OECDあたりの)「国際機関のつくった試験である」などと勘違いしないようにしましょう。

さらに、TOEICの参考書などにある「高校生レベルは◯◯点」などの数値も、じゃっかん、疑わしいので、あまり鵜呑みにしないようにしましょう。

  • 平均点
なお、高校生のTOEICの平均点は、年度にもよりますが、2018年の時点では、高校生の平均点はおおよそ350~400点くらいです。なおTOEICの満点は990点です。
ネット上では、しばしば、英語の資格試験しかできない無能な大人が「中学生や高校生でも平均500点は取れる!」とかデタラメをほざいてたりしますが、そういうデタラメな大人は無視しましょう。
高校生には、数学などのほかの科目もあります。英語の勉強ですら、英語資格試験には出題されづらい英単語の書き取り練習や、英作文などもあります。なので、それら高校で学ぶべき教育課程をサボってまで、架空の中高生のTOEIC平均点500点(?)まで目指す必要なんて、まったくありません。
  • TOEICは事実上は文系向けの試験である
世の中には、文系の大人が多く、その影響で、学生でも理系科目をサボってまで英語の勉強をして、英語の成績を上げる人がいます。TOEICの平均点も、そういう文系の人間を基準に算出されてしまいます。
一般入試や国公立受験、理系の学部などを目指す人は、けっして、そういう文系の大人や、文系しかできない学生を多く含むTOEIC平均点を、参考にしてはいけません。
また、高専や工業高校の平均点といっても、たとえば高専の学生は、別に何でも知ってるわけではなく、社会科などの成績は低いし、専門科目ですら学科以外(たとえば機械工学科にとっての生物学)などは苦手です。そういう、専門以外の理科や社会科の科目が苦手な人の、英語平均点を信用しては、なりません。
また、文系科目ですら、社会科の教科書レベルの勉強をサボる口実として(大学入試でも2科目までしかでないので、受験科目以外の社会科をサボる人は多い)、どの大学でも入試に出る英語科目ばかりを勉強する人もいます。
また、受験英語をサボる口実として、大学入試英語とは出題傾向の違うTOEICなどの成績を上げて、私大の推薦などを貰おうとする学生もいます。
  • 4択問題と難易度
TOEICの各問題は基本的に4択問題ですので、デタラメに選択しても、990点満点(約1000点)中のうちの4分の1である約250点を取れます。(下記では計算の都合上、TOEIC満点を1000点に四捨五入する。)
そして、高校生のTOEIC平均点が350~400点ということは、 差し引き 350-250=100 ですので、じつは中学高校で6年間勉強しても、普通はTOEICの英語の得点力は100点しかあがりません。1000-250=750が残りですので、750点のうち100点しか上がらないのです。
TOEICとは、このように、けっこう難しい試験ですので、よほど英語が得意でないかぎり、あまり高得点を目指さないほうが安全です。

さらに、欧米で英米への留学希望者むけのテストなどとして知られている英語検定試験はTOEFLです。

TOEICは、日本と韓国で流行っている英語検定です。

また、英検は日本人用の試験ですが、しかし高校生用には試験が作られていません。中学生・高校生なども意識して英検は作られているでしょうが、しかし、中高生だけを意識してはいません。


  • 推薦入試などの評価事項になることも

ただし、推薦入試ではTOEICやTOEFL、英検などの成績が考慮される場合もあります。ですが、一般入試の英語と推薦入試の英語のどちらにせよ、まずは通常の高校生用の参考書および単語集などで英語を勉強したほうが、高校生には安全でしょう。

  • 難関大学への対策用としての場合

大学によっては、入試で高校レベルを超えた、かなり難しい英語を出す場合もあります。そういう大学に対応する場合、市販の受験参考書では太刀打ちできないかもしれません。このような場合、しかたなくTOEFL対策や英検1級対策などの参考書が必要な場合もあるかもしれません。しかし、高校生は英語ばかりを勉強するわけには、いきません。他の教科・科目の勉強もあります。

なので、他の教科・科目との学習時間との兼ね合いに、注意してください。

  • 就職活動でのTOEIC評価について

ただし、大学生の就職活動では、企業にTOEICなどの点数を聞かれることもあります。就職活動時のエントリーシート(という履歴書がわりの記入用紙がある)などに、最初からTOEICなど成績の記入欄がある場合もあります。また、外国大学への留学の際に、TOEICなどで一定以上の成績を修めることが必須の要件とされる場合も多いです。たとえ英語圏以外の国の大学への留学でも、TOEICやTOEFLなどの成績が必須要件として必要な場合があります。

なので高校生でも、TOEIC受験の機会があれば、受験をするのも良いでしょう。 ただし、TOEICの成績が良いからと言って、けっして、それだけで企業が「即・採用」をするなんて事はありません。大卒ですら、学校の成績だけでは採用してもらえません。また不況などの影響で、もはや学校などで習う知識だけでは就職しづらくなっています。そもそも、どんなに語学が達者でも、通訳・翻訳以外の職種志望だと、語学だけでは採用には結びつきません。


高校生の段階では、TOEICなどの語学検定については、もし受験できるなら、とりあえず視野を広げるような目的で検定を受けるのが良いでしょう。

英語の検定教科書にある時事や古典文学の勉強は不要だし、危険[編集]

中学高校の英語の検定教科書には、他の教科では説明しづらい時事なども、英文で掲載されていたりします。

また、古典文学などから一部の作品を選んで、検定教科書や、教科書会社販売のリーディング教材などで紹介していたりします。

例えば、最近の日本のアニメやマンガの、海外での人気について、英文で紹介していたり。

しかし、残念ながら、こういうのは入試に出ません。大学は、こういう知識を評価しません。

せっかくアナタが頑張って、時事についての表現を、高校レベルで拙い(つたない)ながら読み書きできるようになったところで、大学はまったく評価をしてくれませんし、大学入学後も評価を受ける機会がありません。

大学の英語教育では、英検やTOEFLと同様に、語学試験に出題しやすい知識だけを評価します。いわゆる「受験英語」です。

そして大学だけでなく、大企業もまた同様に、就活試験などの英語試験を行う場合は、英検やTOEFLと同様に、語学試験に出題しやすい知識だけを出題します。

なぜなら、大企業には既に、そういう、英語については受験英語や語学試験だけを勉強してきた人が選抜されて入社してるからです。(そもそも語学試験を重視しない大企業も多いが、そういう企業もまた学歴で採用を判断しており、そして日本の大学入試の英語の出題では、時事の読み書きとかをしてこなかったので、結局、時事の読み書きなどは評価されません。)

大学や企業だけでなく、官庁などの公務員も同様ですので、彼らに改革を期待しても無駄です。

なので、受験参考書に書いてあることばかりを勉強したほうが、安全でしょう。むしろ、受験英語以外の英語の勉強をするのは、教育制度の腐った日本では、たいへん不利であり、とても危険なのです。

被害妄想ではなく、既に90年代に高校生だった当時の若者たちが、口先だけの「英語教育改革」にダマサれてきたのです。90年代当時、「教育改革」などと政治家たちは主張してきて、英語教育では実用的な英語教育を目指すと言っておきながら、実際に入試で出題されてきたのは、従来どおりの実用性を無視してきた英語問題ばかり。結局、今まで通りに受験英語を勉強してきた人たちばかりが有名大学に入学し、そして卒業して有名企業や官公庁などに就職する。いっぽうで、英語教育改革を信じて、英会話の練習をしてきたり、受験英語以外の読み書きを練習してきた人は、受験に不利なため有名大学には進学できず、そして中小企業に就職していった・・・という事が、すでに日本では発生したのです。

そして、今の日本で、大企業や官公庁などに就職している中堅管理職は、すでに、英語の勉強では受験英語ばかりを勉強してきた人達なのです。だから、彼らに改革を期待しても無駄なのです。