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民事執行法第167条の8

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条文[編集]

(差押禁止債権の範囲の変更)

第167条の8
  1. 執行裁判所は、申立てにより、債務者及び債権者の生活の状況その他の事情を考慮して、差押処分の全部若しくは一部を取り消し、又は第167条の14第1項において準用する第152条の規定により差し押さえてはならない金銭債権の部分について差押処分をすべき旨を命ずることができる。
  2. 事情の変更があつたときは、執行裁判所は、申立てにより、前項の規定により差押処分が取り消された金銭債権について差押処分をすべき旨を命じ、又は同項の規定によりされた差押処分の全部若しくは一部を取り消すことができる。
  3. 第153条第3項から第5項までの規定は、前二項の申立てがあつた場合について準用する。この場合において、同条第4項中「差押命令」とあるのは、「差押処分」と読み替えるものとする。

改正経緯[編集]

2019年改正にて、第1項を以下のとおり改正。

(改正前)又は第167条の14において準用する
(改正後)又は第167条の14第1項において準用する

解説[編集]

参照条文[編集]


前条:
民事執行法第167条の7
(第三者異議の訴えの管轄裁判所)
民事執行法
第2章 強制執行

第2節 金銭の支払を目的とする債権についての強制執行
第4款 債権及びその他の財産権に対する強制執行

第2目 少額訴訟債権執行
次条:
民事執行法第167条の9
(配当要求)
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