民法第486条

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法学民事法コンメンタール民法第3編 債権 (コンメンタール民法)

条文[編集]

(受取証書の交付請求)

第486条
弁済をした者は、弁済を受領した者に対して受取証書の交付を請求することができる。

解説[編集]

弁済がなされると債権は消滅する。この際、弁済者は、二重払いの危険を避け、または第三者弁済の場合の求償権や代位の行使を円滑にするため、弁済をしたことの証拠が必要となる。そこで、弁済がなされた場合に、弁済者は受領者に対して受取証書の交付を請求できることとしている。

受取証書とは、弁済を受領した旨を記載した書面を指し、一般的には領収書やレシートなどが該当する。一部弁済の場合でも弁済した部分についての受取証書の交付を請求できる。また、判例では弁済と受取証書の交付は同時履行の関係にあるとされ、正当な理由なく受取証書の交付を拒否された場合、弁済の提供を拒否できる。

参照条文[編集]

判例[編集]


前条:
民法第485条
(弁済の費用)
民法
第3編 債権
第1章 総則
第5節 債権の消滅
次条:
民法第487条
(債権証書の返還請求)
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