民法第521条

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法学民事法民法コンメンタール民法第3編 債権

条文[編集]

(承諾の期間の定めのある申込み)

第521条
  1. 承諾の期間を定めてした契約の申込みは、撤回することができない。
  2. 申込者が前項の申込みに対して同項の期間内に承諾の通知を受けなかったときは、その申込みは、その効力を失う。

解説[編集]

承諾の期間を定めて契約の申込みをした場合の規律を定めた規定である。近年ではインターネットオークションなどによる取引が活発になっているが、その出品は多くの場合「承諾の期間の定めのある申込み」であり、本条によりその撤回はできない。しかしシステム上は出品自体を取り消すことができる場合が多く、出品者による一方的な取消が問題となる場合もある。

一方、「承諾の期間を定めてした契約の申込みは、撤回することができない」と言う条文を反対解釈すると、「承諾の期間を定めていない契約の申込みは、承諾の通知を受けない間は撤回することができる」となるが、単なる被申込者における承諾の意思表示の遅滞でなく、郵便等によってのみ意思表示の伝達が可能な場合においては、撤回について制限が設けられる(第524条)。

参照条文[編集]


前条:
民法第520条
(混同)
民法
第3編 債権
第2章 契約
第1節 総則
次条:
民法第522条
(承諾の通知の延着)
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