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都落ちしたはずだと思われていた薩摩守（さつまのかみ）忠度（ただのり）が、藤原俊成の屋敷に現れた。 藤原俊成が何事かと思うと、忠度には、なにやら大事な用があるらしい。なので、門を開けて対面した。 本文/現代語訳 語句（重要） ・さること - そういうこと。しかるべきこと。 ・苦しかるまじ - 差し支えあるまい。「まじ」は打消推量の助動詞。…

（浪人仲間が持ち合わせていた一両は合計から除いている。） 本文/現代語訳 語句（重要） ・それがし - 拙者（せっしゃ）。男性の自称。鎌倉時代以降に用いられた。 ・持つまじきにもあらず - 「まじき」は打消当然の助動詞「まじ」の連体形、「ず」は打消しの助動詞「じ」の連体形。二重否定によって、強い肯定を表している。…

は「べう」「まじう」「まほしう」「たう」となる場合がある。 促音便 「たり(断定)」「ず」が「き」の連体形・已然形に続くとき、「たつ(し＋か)」「ざつ(し＋か)」となることがある。 撥音便 「たり(完了)」「なり(断定)」「ず」「べし」「まじ…

と、中臣 (なかとみ) 鎌足 (かまたり) らが蘇我 (そが) 倉山 (くらやま) 田 (だ) 石川 (いしかわ) 麻呂 (まろ) らと謀り、645年に蘇我入鹿を殺害した。蝦夷はこの事件を知り自殺して、蘇我宗家は滅んだ。これを乙巳(いっし)の変という。 乙巳の変ののち、皇極天皇は…

藤原信頼。義朝とともに「平治の乱」を平治元年（1159年）に起こしたが、平清盛らによって滅ぼされた。 ・六波羅（ろくはら）の入道 - 平清盛のこと。「六波羅」とは、京都の地名の一つ。清盛の屋敷が六波羅にあった。現在でいう京都市の東山区の六波羅蜜寺の近く。清盛は1168年（仁安3年）に出家して入道になっていた。 本文/現代語訳…

３８。言　：（ゲン・ゴン）（い-う・こと） ね言（ねごと）、わけを言う（いう）、言葉（ことば）・・一人言（ひとりごと） ３９。原　：（ゲン）くん（はら・もと） 草原（そうげん）・高原（こうげん）・原っぱ（はらっぱ） ４０。戸　：（コ）くん（と、ど） ファイル:戸-bw.png 戸をしめる（とを しめる）　、雨戸（あまど）、…

漢文 孔子(こうし) ひらがな・カタカナ（かたかな） (2006-07-23) 漢字(かんじ) (2013-12-26) ローマ字(ろーまじ) (2013-12-26) 表現(ひょうげん) (2013-12-19) 作文(さくぶん) (2013-12-19) 俳句(はいく) 小学校書写(しょしゃ)…

じは、平行である。 これは、太陽からは、四方八方に光が発せられるのだが、豆電球の光とおなじように、太陽からは四方八方に光が発せられるのだが、太陽は、とても遠くにあるので、地球にとどく光は、太陽から発せられた光の一部なので、おなじ向きの光ばかりが、地球にとどくからである。 だから、日光は、ほぼ平行なのである。…

は「大国主」と書きます。この「大国」を「ダイコク」と読んで、「大黒(だいこく)様」としても信仰を集めています。 神話の舞台が、天上界である高天原(たかまがはら)から、実際に存在する出雲や因幡といった日本の地方になります。 出雲など山陰地方は、文明が早くからひらけた土地で、多くの古墳が造ら…

管鮑（かんぽう）の交わり（まじわり） 登場人物の管仲（かんちゅう）は、この文中の昔話の当時は商人であり、当時は政治家ではない。 管仲（かんちゅう）は、のちに斉（せい）の国の宰相（さいしょう）になったが、当時は商人である。文中に戦という文字が何度かあるが、最初の「戦」は、商売のことであり、実際の戦争ではない。…

届けて、うちへ帰って飯を食っていたら、古川が真赤(まっか)になって怒鳴(どな)り込んで来た。たしか罰金(ばっきん)を出して済んだようである。 　おやじはちっともおれを可愛(かわい)がってくれなかった。母は兄ばかり贔屓(ひいき)にしていた。この兄はやに色が白くって、芝居(しばい)の真似(まね)をして女…

がありました。邪馬台国で、代表的な地位にあった人物は、卑弥呼(ひみこ) という女性です。彼女(かのじょ)の政治は、まじないやうらないによるものだったようです。 邪馬台国の場所は、わかっていません。 邪馬台国は、魏(ぎ) に、外交の使いを送りました。 57年、日本は、魏(ぎ)の皇帝(こうてい)から、金印などを受け取りました。…

「かまへて」と「決して」が両方とも「て」で終わっているし字数が4字なので、それでコジツケて覚えましょう 例文 かようの物をば、かまへて調ずまじきなり。 訳 （キツネの話を聞いて）こういうものを、決して こらしめてはならないのだ。 三省堂・文英堂 「調ず」で「こらしめる」は分か…

震えるほどの凄まじさ。凄さに震える。 tremble　「震える」 tremendous 「凄まじい」 「〇〇の凄さに身震いする」とかも。 渋滞に「つかまる」 get caught in a traffic jam 数研リープ basic の単語 jam にある例文。 「風邪をひく」 catch a cold は…

らみずあみだどう）、九州に富貴寺大堂（ふきじ おおどう）などが建てられた。 （これらの建築物の分布からも推測できるように、）この時代には、日本全国の各地に仏教や浄土教が普及していった、と考えらている。 また、平家が厳島神社（いつくしまじんじゃ）に納経した『平家納経』にも、絵画が描かれている。…

ファイル:賞-bw.png ※ 宮城県（みやぎけん）、山城（やまじろ）、城下町（じょうかまち） ※ 沖縄県（おきなわけん）、｛ジョウ｝ ファイル:縄-bw.png 臣（シン）・臣下（しんか）・大臣（だいじん）。家臣（かしん）。 ファイル:臣-bw.png…

今は昔、竹取の翁（おきな）と[いふ]ものありけり。 野山にまじりて竹をとりつつ、[よろづ]のことに[使ひ]けり。 []で囲んだ部分が歴史的仮名遣い、または旧かなづかいですね。古文はこの仮名遣いで書かれます。今現在の仮名の書き方、現代仮名遣いに直すと、 いふ→いう よろづ→よろず 使ひ→つかい…

国産み・神産み神話 男神イザナギと女神イザナミは結婚して、日本の国土の島々を産み、また、さまざまな物事に関するたくさんの神々を産みました。 高天原(たかまがはら)神話 イザナギの子である太陽の女神アマテラスは、神々の土地である高天原(たかまがはら)をおさめますが、弟の男神スサノオが暴れるので、天…

はしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまじらひたまふ。 父の大納言は亡くなりて、母北の方なむいにしへの人のよしあるにて、親うち具し、さしあたりて世のおぼえはなやかなる御方がたにもいたう劣らず、なにごとの儀式をももてなしたまひけれど、とりたててはか…

（かんぽう の まじわり）:十八史略 (※ 高校国語「古文B」漢文を読んだほうが早い。 リンク: ウィキブックス『高等学校古典B』 ) 思想 法家(ほうか) 高等学校古典B/漢文/侵官之害 (しんかん の がい) 　: 韓非子(かんびし) 高等学校古典B/漢文/人之性悪 (ひとのせい は あく なり)…