ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/古代ローマの軍旗類
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カエサルの『ガリア戦記』や『内乱記』には、軍旗の類いが何度か言及されているが、理解の助けのために、ここで概観する。
おもなローマ軍の軍旗類
[編集]『ガリア戦記』や『内乱記』には、以下の単語がたびたび出て来る。
- Wiktionary
signum と signifer
[編集]- Signum militare:軍旗一般を指す言葉。
- Signum manipuli
- Signifer:軍旗を持つ旗手。
vexillum と vexillarius
[編集]- Vexillum (w:ウェクシルム) ・・・・・・ 『ガリア戦記』第2巻20節
- #signum militare(軍旗)の一種で、元来は軍団に属する騎兵の旗であったが、司令官の旗としても用いられ、退役兵や小部隊・分遣隊(Vexillatio、ウェクシッラティオ)の旗として用いられるようになったと考えられているが、詳細は不明なことが多い[1]。
- Vexillarius:vexillum(分遣隊旗)を持つ旗手のこと。
aquila と aquilifer
[編集]- Aquila ・・・・・・ 『ガリア戦記』第4巻25節
- Aquilifer
そのほか
[編集]draco と draconarius
[編集]imago と imaginifer
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