刑事訴訟法第289条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学コンメンタールコンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂

条文[編集]

(必要的弁護)

第289条
  1. 死刑又は無期若しくは長期3年を超える拘禁刑に当たる事件を審理する場合には、弁護人がなければ開廷することはできない。
  2. 弁護人がなければ開廷することができない場合において、弁護人が出頭しないとき若しくは在廷しなくなったとき、又は弁護人がないときは、裁判長は、職権で弁護人を付さなければならない。
  3. 弁護人がなければ開廷することができない場合において、弁護人が出頭しないおそれがあるときは、裁判所は、職権で弁護人を付することができる。

改正経緯[編集]

以下のとおり改正。2025年6月1日施行。

(改正前)懲役若しくは禁錮にあたる事件
(改正後)拘禁刑に当たる事件

解説[編集]

参照条文[編集]

判例[編集]


前条:
第288条
(被告人の在廷義務・法廷警察権)
刑事訴訟法
第2編 第一審

第3章 公判

第1節 公判準備及び公判手続き
次条:
第290条
(任意的国選弁護)
このページ「刑事訴訟法第289条」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。