刑法第208条の2

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条文[編集]

凶器準備集合及び結集

第208条の2
  1. 2人以上の者が他人の生命、身体又は財産に対し共同して害を加える目的で集合した場合において、凶器を準備して又はその準備があることを知って集合した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
  2. 前項の場合において、凶器を準備して又はその準備があることを知って人を集合させた者は、3年以下の懲役に処する。

改正経緯[編集]

2013年改正[編集]

自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(平成25年11月27日法律第86号)が制定され、危険運転致死傷および自動車運転過失致死傷の規定は、同法第2条及び第3条に継承されたため「危険運転致死傷罪」に関する条項は削除され、第208条の3に定められていた「凶器準備集合罪」の条数が繰り上がった。

2001年改正[編集]

本改正以前は、自動車運転加害については、業務上過失致死傷罪(刑法第211条)が適用されていたが、飲酒運転などを原因とする事故などについて、刑が軽すぎるなどの批判があり、2001年法改正で以下の条項による「危険運転致死傷罪」を創設し、それまで、本条にあった凶器準備集合罪は第208条の3に繰り下がった。

  1. アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ、よって人を死傷させた者も、同様とする。
  2. 人又は車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転し、よって人を死傷させた者も、前項と同様とする。赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転し、よって人を死傷させた者も、同様とする。
    • 「赤色信号又はこれに相当する信号」の赤信号に相当する信号とは警察官の手信号があげられる。
(関係判例)

解説[編集]

参照条文[編集]

判例[編集]

前条:
刑法第208条
(暴行)
刑法
第2編 罪
第27章 傷害の罪
次条:
刑法第208条の3
削除
刑法第209条
(過失傷害)


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