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会社法第95条

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

法学民事法商法コンメンタール会社法第2編第1章 設立 (コンメンタール会社法)会社法第95条

条文

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(発起人による定款の変更の禁止)

第95条
第57条第1項の募集をする場合には、発起人は、第58条第1項第3号の期日又は同号の期間の初日のうち最も早い日以後は、第33条第9項並びに第37条第1項及び第2項の規定にかかわらず、定款の変更をすることができない。

解説

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発起設立において、定款は公証を得た後は、会社成立(登記)まで、定款を変更することはできない(第30条)、一方で、募集設立では、創立総会においては、定款変更を決議でき、本款において、その規準を定める。
発起設立において、例外的にみとめられていた、変態設立事項等に関する変更(第33条第9項)及び発行可能株式総数に関する変更(第37条第1項・第2項)も、募集引受人の出資の履行以後は、発起人による変更を禁じられ、創立総会決議事項となる。

前条:
会社法第94条
(設立時取締役等が発起人である場合の特則)
会社法
第2編 株式会社

第1章 設立

第9節 募集による設立
次条:
会社法第96条
(創立総会における定款の変更)
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