民法第112条

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法学民事法民法コンメンタール民法第1編 総則

条文[編集]

(代理権消滅後の表見代理

第112条
  1.  代理権の消滅は、善意の第三者に対抗することができない。ただし、第三者が過失によってその事実を知らなかったときは、この限りでない。
  2.  他人に代理権を与えた者は、代理権の消滅後に、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間で行為をしたとすれば前項の規定によりその責任を負うべき場合において、その他人が第三者との間でその代理権の範囲外の行為をしたときは、第三者がその行為についてその他人の代理権があると信ずべき正当な理由があるときに限り、その行為についての責任を負う。

改正経緯[編集]

2017年改正前により、第2項を追加。

  • 第2項においては、代理権消滅による表見代理が成立する際、権限踰越が生じた場合の取り扱いについて定めた。

解説[編集]

表見代理についての規定群のひとつである。

参照条文[編集]

判例[編集]

  • 貸金(最高裁判例 平成5年01月21日)民法第117条民法第896条民法第898条
    無権代理人が本人を共同相続した場合には、共同相続人全員が共同して無権代理行為を追認しない限り、無権代理人の相続分に相当する部分においても、無権代理行為が当然に有効となるものではない。
  • [](最高裁判例 )

前条:
民法第111条
(代理権の消滅事由)
民法
第1編 総則

第5章 法律行為

第3節 代理
次条:
民法第113条
(無権代理)


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