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民法第184条

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法学民事法民法コンメンタール民法第2編 物権 (コンメンタール民法)

条文[編集]

(指図による占有移転)

第184条
代理人によって占有をする場合において、本人がその代理人に対して以後第三者のためにその物を占有することを命じ、その第三者がこれを承諾したときは、その第三者は、占有権を取得する。

解説[編集]

Wikipedia
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ウィキペディア指図による占有移転の記事があります。
民法上の引渡しの一類型。
現実の引渡の場合と違い、外観上占有形態は変わらないため、公示のための手続が必要となる。

参照条文[編集]

判例[編集]

  1. 所有権確認請求 (最高裁判決 昭和34年08月28日)民訴法566条
    仮処分の執行として執行吏の保管する有体動産に対しなされた指図による占有移転の効力。
    有体動産に対する占有権は、仮処分の執行として執行吏がこれを保管することによつて失われるものではないから、その動産の指図による占有移転は、仮処分債権者に対抗できないにとどまりその他のものに対する関係においては有効である。
  2. 第三者異議(最高裁判決 昭和57年09月07日)民法第192条商法第597条
    荷渡指図書に基づき倉庫業者の寄託者台張上の寄託者名義が変更され寄託の目的物の譲受人が指図による占有移転を受けた場合と民法192条の適用
    寄託者が倉庫業者に対して発行した荷渡指図書に基づき倉庫業者が寄託者台帳上の寄託者名義を変更して右寄託の目的物の譲受人が指図による占有移転を受けた場合には、即時取得の適用がある。

前条:
民法第183条
(占有改定)
民法
第2編 物権

第2章 占有権

第1節 占有権の取得
次条:
民法第185条
(占有の性質の変更)
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