将棋/▲7六歩/△3四歩/▲2六歩/△8四歩

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2016年10月12日 (水) 19:02時点におけるU14269 (トーク | 投稿記録)による版

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お互いに角道を開け合い、飛車先を突き合う最も自然な出だし[1]


▲2五歩

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△8五歩

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▲2四歩は、△同歩▲同飛に△8八角成▲同銀△3三角の飛車銀両取りがある。その変化を避けるならば、▲7八金が無難である。


▲2四歩

詳細は「将棋/7手爆弾」を参照

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▲7八金

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△8六歩でも、△3二金でも合流する。


△8六歩
詳細は「将棋/ノーガード戦法」を参照
△3二金▲2四歩△同歩▲同飛

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△8六歩▲同歩△同飛と後手も飛車先を交換する手が自然である。


△8六歩▲同歩△同飛

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▲3四飛と飛車の横の歩を取る手が考えられる。


▲3四飛
詳細は「将棋/横歩取り」を参照

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△2三歩
詳細は「将棋/横歩取り△2三歩」を参照

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後手は△8六歩と行かず、△2三歩と角頭を守って歩を打つ手も考えられなくはない。

ここで▲3四飛と横歩を取れなければ、横歩取りの定跡は存在し得ないため、この局面の結論には重大な意義がある。

木村義雄以前はこの形を横歩取りといい、▲3四飛△8八角成▲同銀△2五角で先手不利とされたため、「横歩取り三年の患い」ともいわれた。現代では、△2五角に対して▲3六飛、▲3二飛成のいずれでも先手必勝が定説になっている。


△3二金

△8八角成

△8八角不成

▲7八金

▲4八銀

▲6六歩

▲2二角成

▲2二角不成

脚注

  1. ^ 長岡 2016、p. 12。

参考文献

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