学習方法/中学校全般

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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中学校の学習全般について、雑感として書きました。

ほとんどの科目は音声から[編集]

今日、オーディオブックや動画コンテンツなど音声で情報を得る手段が増えてきました。勉強の分野においても同じで、電車やバスの移動時間といったテキストでの学習が難しい場合でも音声を聞いて勉強が出来ます。特に、計算分野以外の暗記科目で効果を発揮します。

多くの暗記科目について、有志による音声学習コンテンツがYoutubeにアップロードされています。検索ワードを「一問一答」として自身の学習分野に合わせて探してみてください。


また、自分の勉強したい分野に合わせて音声を自作することも取りえる手段の一つです。個人でも、音声合成ソフトによって文章の朗読音声を作ることが可能で、前述したコンテンツの中にもこれを用いて作られたものが多く存在しています。

音声合成ソフトにはAi voiceやcevio aiといった有料のものから、棒読みちゃんやSofTalkといった使用無料のものまで幅広くあります。使い方に関しては公式ページや有志の情報をGoogle検索などで調べてみてください。

また、音声でなく動画をもちいて勉強したい場合にはゆっくりムービーメーカー4をおすすめします[1]。理由として、音声合成と動画編集がこのソフト一つで完結することが挙げられます。

なお、ここで作った音声や動画をインターネットなどで公開する際は各ソフトの利用規約・ライセンス情報を確認してください。例えば、Aques Talkという音声合成エンジンでは個人利用範囲は無料、商用利用の場合はライセンス購入が必要となります。

中学3年間で、暗記科目は高校分野まで手を出すのも手[編集]

中学3年くらいになったら、高校の範囲については、先取り学習するのも手です。高校生になると、数学・物理に非常に多くの予習・復習の時間を費やすようになり、暗記科目までは学習できないためです。高校受験において、マニアックな難問や参考書の細部を完璧にするくらいなら、高校範囲の暗記科目を先取り学習してしまう方が後に役立つこともあります。

  • 社会: 全般。歴史総合・日本史探究・世界史探究・地理探究・公共・政治経済・倫理など
  • 理科: 生物・地学・化学など暗記分野
  • 国語: 古文・漢文
  • 英語: 単語・イディオム

もちろん単語を中学段階で全部覚えるのは無理ですが、代表的なのをいくつか覚えるのなら、時間のあるときに可能だと思います。

ただし、1~2年のうちは部活動や委員会活動などもありますので、無理に先取り学習をしろとは言いません。内申点にも関係しますので、部活・委員会なども頑張ってください。

中学校の勉強は、やはり、小学校から比べると、発展を遂げたものになるだろう[編集]

中学生になったら[編集]

中学校の学習内容は、小学校と比べて、より難解で理屈っぽい課題になっていくと思います。

中学校の学習範囲が広すぎると感じるようなら、学習する範囲をやや選択して、方針を決めたうえで優先順位が高いと思われる内容を重点的に学習していくのがよいかもしれません。

例えば一番わかりやすい目標として,学校での成績を上げたいという事であれば、テストに出題される内容を重点的に学習する、という事になります。

あるいはそれ以外の視点をもって、勉強に取り組んでももちろんいいのですが、学校で授業を受ける際に、あらかじめ予習をしていくと、学習効果が高い。その場合、学校配布の教科書だけではなく、市販の参考書を用意して読んでおくと課題と授業の理解に有用です。[2][3]

市販の参考書は、初めて読んでも理解できるように分かりやすく説明されていますが、やはり授業ではまだ習っていない事なので、予習としては大雑把に概要をつかむ程度の学習でもいいでしょう。[2][3]

参考書の学習は、復習も効果的です。復習6:予習4 みたいに、復習をやや多めにするのが定番です。


教科書ガイドは国語と英語で有用[編集]

授業でノートをきれいにとる事ができれば、もうそのノートが有用な参考書になりますが、しかし実際には授業を聞きながらノートもきれいにとるというのは、かなり難しい課題でもあります。

例えば国語科では教科書では、読解する本文と、その文章に関する問いかけだけが書かれていることが多いです。いっぽう、中学国語の教科書ガイドには、読解のための具体的な解説を中心に、様々な有益な記述があります。

また、英語でも、例えば教科書には日本語が全く書かれていないものもありますし、ガイドでは理解や記憶のための有用な情報が多く掲載されているのは事実だと思います。


さて、中学校には内申点というちょっと面倒な成績、評価があるのですが、要するにこれは学期末の成績表に準ずる形で作られる成績評価で、基本的に高校入試の時に相手高校に送られ、選考の参考にされるものです。早い話この点数が高くつけられると、高校入試に有利という事で、高校入試を非常に重視して目的化して生活するなら、この点数は上げたいものだ、と、いう事になります。

ですから、この内申書の成績を上げたいと思うなら、提出物や授業態度、意欲などが良いこともいい評価につながりますが、一番重要なのは、定期テストの成績、という事になります[4]

そして、学校の定期テストは、授業を理解していることが一番重要でしょう。

そして、教科書ガイドを使うことで、授業の範囲を効率的に学習できます。


なお、公立高校の入試では、前述した内申点を選考結果に反映させる比率が高い[4]


ただし、上述の教科書ガイドの有用性の話は、あくまで中学レベルでの話です。高校では事情が異なりますので、高校生むけの勉強法の書籍を参考にしてください。


実技教科について[編集]

音楽科や保健体育科などの実技系の教科についての参考書は、科目ごとでは販売していない。

比較的に入手しやすいものとして、全教科をまとめて、「要点集」「単語集」みたいな、小さい書籍(ポケットサイズ)が書店に売ってるので、教科書に加えて参考書が欲しいなら、それを買うことになる。

そして実技系だけではないのですが、そこで使われる用語などは、ちゃんと漢字で覚えること[5]。実際、試験では漢字で書かないと減点されることも多いですし、もっと普遍的に日本人として、ある程度の漢字を自由自在に使いこなして使用することは、社会的に求められています。

中学の用語では、そんなに難しい漢字は用いてないはずです。ただし、これら実技の科目は、要点集を覚えることよりも、日々の授業で成果を出すことのほうが重要かもしれません。

要点集などは、授業を欠席してしまったり、あるいは高校受験直前の復習などのために、そういう書籍の存在を知っておくだけで、とりあえずは問題ないかもしれません。

なお、市販のワークブックが、科目ごとに売っている[6]と主張する書籍もあります。ですが、入手が困難かもしれません。編集者Sの地元書店ではそのようなワークは見つかりませんでした。

5教科全般[編集]

参考書について[編集]

学校の教科書は、出版社によって記述内容には多少の相違があります。例えば具体例として、社会科の地理では、ある教科書会社の教科書では、中国以外のアジアの国としてタイを取り上げて紹介していても、他社の教科書では中国以外の国ではインドを取り上げて紹介している、という事が事実としてあります。

しかしこれって逆に言えば、中学生にとっては、中国以外のアジアの国については、タイを知っていてもいいし、インドを知っていてもいい、という事です。

事実上、ふつうの参考書は教科書より記述は詳しい。今の例でいえば、タイについても、インドについても参考書では説明されている可能性が高い。


また、学校の教科書は、授業で使うことが前提なので、教科書は授業の導入に過ぎず、詳しい説明は授業に任せられている。

ですから、解説が完結している参考書は、予習の教材として、有益でしょう[2]。また、分からない事があった時に、辞書的にも使えて便利である[7]

参考書というのは受験対策として受験時に買うもの、という意見も世間にはあるかもしれませんが、実際には入学時や学年はじめに用意して大いに活用するのもいいと思います[7]

資料集[編集]

いくつかの科目で、資料集が配布されます(「便覧」などと名付けられているものもあります)。中学の場合、資料集は、その学科に関する参考資料を提示しつつ多くの場合、学習内容に関する解説も豊富です(科目にも寄る)。

中学では、学校にも寄りますが、学校配布の資料集からも定期テストの問題が出題されるので、資料集は読むのが当然です[8]。たとえ授業で習ってなくても、「テストに出るので、このページを読んでおいてね」と教師が言ったら、そこは出題範囲です[9]

高校での資料集
高校の資料集は、より資料の収集という側面が強くなって、あまり分かりやすい説明を書いてくれる事は無くなってきます。そのため、高校の資料集にはあまり参考書のような役割はありません。教科にもよりますが、高校の資料集は理科や社会科(高校では「地歴公民」という)の場合、説明画像の写真集、図版集のような内容です。


数学と英語から[編集]

数学と英語は、学習に時間が掛かります。一方、時間を掛ければ、数学と英語は、基本的には成績が上がりやすい科目でもあります。

このため、なるべく平常の学習では、数学と英語を優先するのが効率的です[10][11]

特に数学は、計算練習で時間が掛かるので、優先すべきです[12][13][14]。英語よりも数学をやや重視すると良いでしょう。


理科や社会科やその他の副教科(家庭科や保健体育など)は、中間・期末テスト前などに送る、または土日など[15]に送るのが効率的です。


学習塾などのカリキュラムも、普段は英語・数学・国語の3科目だけです(なおこの3科目は、私立高校入試の典型的な入試科目でもある)。


ほか、上記とは別の流儀で、得意科目を先に勉強するという流儀もあります。得意なことを先に勉強して、そこで培った勉強法や勉強意欲を苦手科目にも転用するという流儀です。

特にそういった勉強法(得意科目優先型)が必要でないなら、特にこだわりがないなら、数学・英語を先にやると効率的でしょう。


ただし、数学は復習を中心にすべきです[16]。数学は予習が困難な科目です。

一方、英語・国語は予習をしやすい科目です[17]

ただし、数学は授業での理解を確実にするために、短時間でも良いので授業前の前日などに予習をすると良いでしょう[18]

また、なるべく理解重視の科目から勉強したほうが効率的ですので、社会科と理科だったら、理科のほうを優先して勉強するなど、テクニックがあります[19]

復習[編集]

基本的に、予習と復習のどちらを重点的に時間を配分すべきかと言えば、復習のほうを中心に勉強すべきです[20][21]

予習は、どうせ授業であとで習うので、予習の段階では授業の理解度を上げる・確保するためのザックリとした予習でも十分です[22]

それ以上の予習をするよりも、復習のほうを重視したほうが効率的でしょう。


以前使った教科書や資料集[編集]

進級したり、自宅の掃除をするときなど、かつて使った教科書や資料集、そのほかの教材を捨ててしまおうと思うことがあるかもしれません。しかしこれらの書籍、資料は残しておくことを推奨します。

一時期世の中では「断捨離」(だんしゃり)などという造語(ぞうご)がはやって、いらないものはどんどん捨てて、身のまわりにものを置かない生活が理想だなんて言われたりしますが、これはどうなんでしょうね。

「断捨離」などという珍妙な言葉を使っている人はつまり、「私は復習もろくにしない馬鹿でーす」と自己紹介をしているような愚か者です。馬鹿向けに作られた流行語なんかに、おどらされないようにしましょう。「断捨離」なんて、世のインチキな人間達が考え生み出した、インチキ思想商売です。


とはいえ、家の本棚には限度があるので、一般的な家庭では、中学卒業時に中学教材を廃棄処分するか、あるいは様子見で高校1年の秋くらいに中学教材を捨てることになるかもしれません。

ですが、そうするよりも、高校で上位の科目が出てくるまでは、残しておくほうが良いかもしれません。

たとえば、高校1年でまだ世界史を習ってないなら、中学の歴史の教科書・参考書はしばらく残しておく、・・・みたいなのです。

※ なお、高校の普通科では、技術家庭科の技術分野が無くなるので、それだけは保管しておくとトクかもしれません。
※ ほか、進学先の高校で1年生で、まだ習わない科目については、参考書くらいは残しておくのも手です。


中学校で使った教材は内容もすぐれていて参考になるので、中学卒業後もしばらくは残しておいた方がいいでしょう。

例えば中学の社会科なんて、教科書、地図帳、資料集、どれも有用な書物です。なお、高校では社会科は、地理、歴史、公民、と科目が分かれますが、しかし「別の科目の情報を参照したい、した方が理解が深まる」という場合に中学生向けの教材は有益です。

なお、中学校で配布される資料集は、上の学年に進級した後も使い道は多いはずです。このことについてはもう少し後の項目でも、解説するかもしれません。

学校教科書について

慣習的に、一般の書店の店頭には検定教科書が並びません。(実際は各地域の教科書取扱店で小中高の検定教科書を注文して買える[23])。

法律的には、特に法規制はされてないようですが、実際は教科書会社などが自主規制をしており、各地の一部の取扱店などでしか注文・購入できません。資料集はさらに規制が厳しく、学校教員の許可が無いと注文・購入できない資料集も多くあるようです。


とはいえ、いちいち過去の学年の教材を家の倉庫などから出すのは面倒でしょう。そこで対策として、それぞれの学年の終わりまでに、授業での未習範囲も含めて、学校配布の教科書・資料集を読了しておくことを推奨します。

こうすれば、倉庫から過去の学年の教材を引っ張り出す機会が大幅に減り、現学年の勉強に集中できます。


裏を返すと、中学卒業後も、読み終わるまでは中学教材は捨てないほうが良いでしょう。中学レベルの教材の場合なら、文字数もそんなに多くなく、空き時間とかに読める短めの量の文章量です。その割に、内容が精選されています。読まずに捨てるなんて、もったいない。

記憶について[編集]

用語を覚える事[編集]

用語を覚えるときは、教科書で漢字で紹介されるものは、基本的に漢字で覚えることを推奨します。試験では、漢字で書かないと減点されたり不可になる事もあります。また、漢字で答えなさいと、問題で指定される場合もあります。

なお、 例えば、キリシタンなんかは、江戸時代後期から明治にかけて、日本語で「切支丹」と書きましたが、我々はどうしましょうかね。やはりカタカナですよね。基本的には教科書の表記に従っておけば大丈夫でしょう。

意味記憶[編集]

やみくもに暗記するのではなく、物事を筋道立てて理解することによって、記憶が定着しやすくなります。

無理やり言葉や事実だけを覚えるよりは、物事の背景や理解に基づいて覚える方が、勉強として正攻法です。

言葉で表現できる記憶を、陳述記憶というのですが、陳述記憶には言葉の意味の記憶、意味記憶と個人的体験や出来事に関する記憶、エピソード記憶の2種類があると考えられています。理解することによって物事を覚えるのは、意味記憶が働いていると言えます。

定期テスト[編集]

中学校の定期テストの出題範囲はほとんどが授業で習ったところから出題されます。

しかし、出題範囲は正確に言うと、授業で習ったところだけでなく、学校にも寄りますが、教科書と学校配布の資料集のうち、教師が「このページまでテストに出すよ」と言った範囲です[24]。とくに暗記系の科目で、このような傾向があります[25]

生徒のよくあるミスとして、教師のテスト出題範囲の予告の話を聞いておらず、授業で習ったところしか勉強しない、というミスもあります。「こんなの習ってないよ!」と解けなかった生徒がテスト後に文句を言っても、資料集のテスト範囲と宣言したところに載っていて、解ける生徒は解けているという結果になるので、そういう文句は通じないのが普通です[26]

中学のテストは、内申点などの制度の都合もあってテストでは生徒間に点差をつけないといけないので[27]、何割かは難しい問題も出す必要があるので、なので資料集など少しマニアックなところからも出題されるのです。だから資料集は読むのが当然です。

数問は授業以外からも出ることがあるかもしれません。しかし少なくとも教科書・資料集の内容(もっと言えば範囲のページ)を理解していれば解けるはずなので大丈夫です。教科書と授業以外の理解が問われることは、まずありません。


やはり学校に通って教育を受ける以上、授業の内容が一番の学習課題です。

漢字や英単語、化学記号などは、意識的に覚える必要があります。なんとなくで頭に入っていることもありますが、あいまいな記憶では思い出すのに時間がかかることも多いでしょう。

授業のノートをきれいにとることができれば、あとから見直して役立てることもできますが、しかし、ノートを綺麗にとっているという事は、逆の見方をすると、授業中話の理解やそれに基づいた考えはあまり発展していない、と、みなすことも、見方としては出来ると思います。ですから、必ずしもノートを綺麗にとることが、絶大に素晴らしい事ではない、と考えるwikibooks編集者たちもいます。

ノートを取るときは、なるべく考えて理解しながら取れることを目指しましょう。何も考えずにただ写すだけではただの紙くず同然です。提出点という意味はあるかも知れませんが。

そういう意味で教科書ガイドは授業の内容が本として書かれていて有用ですが、もちろん必ずしもそれぞれの授業で話されたことが全て、記述されているわけではありません。

あるいは教科書ガイドより、教科書準拠ワークブックのほうが有用だという意見もあります。

学習と試験[編集]

これは「勉強」、「学習」、「学問」とは何かという話になってしまいますが、多くの場合の一般通念として、勉強することは記憶する事だという考えがあります。

しかしwikibooks編集者たちの共通的な主張としては、勉強とは記憶する事ではなく、物事を理解して活用するためのノウハウを知ることだと思っています。記憶はそのための手段のひとつに過ぎません。


中学教育の目標も、理解や活用力を念頭にしているはずです(そもそも、文科省の指導要領の内容が、おおむねそのような方針です)。じっさい、中学校の教科書も、記憶する事よりも、物事や理を、読者に理解させたいという方針で書かれているはずです。


ただし、記憶をしなかったからといって思考力が上がるわけでもありません。なお、資格試験なども、記憶を問う問題が多くあります。

そういうツッコミと関係するかどうか知りませんが、事実上は高校入試(そのあとの大学入試も)でも知識を問う問題もあります。

中学校の試験では、物事を記憶できているかを求める問題の出題も多い傾向があります。


中学高校の定期テストでも、記述式の理解や発想、考えを問う問題は少ないでしょう。もっとも、昭和から平成になって記述問題などは増えましたが、しかし依然(いぜん)として記憶や知識を問う問題も多くあります。

試験の対策を中心に学習を考えるときには、やはり、物事を記憶するという視点は外すことができないようです。

テスト後の復習[編集]

テストが終わって返却されたら、解きっぱなしにするのではなく、分からなかったところを復習する必要があります[28]。ただし、自分から復習しなくても、返却日の授業では、テストで間違いの多かったところを授業中に復習および解説するだろうと思いますので、家庭などでの復習はそのあとからでも良いでしょう。

一般に、中学高校のテストの目的とは本来、分からないところを見つけ出すためのものです[29]。(本来は内申点のためではありません。内申点なんて1980年代までは無かったくらいです。)

授業ですべて解説されていれば、あとは習得していなかった単語の書き取り練習とか、公式の計算練習などを家庭ですれば、十分だと思います。


ただし、テスト期間終了日と返却日のあいだに1週間ほどの日数が空くかと思います[30]

せっかくテストで勉強脳になって集中力が高まっているのに、返却日まで遊んではもったいないので、テスト後にある程度は軽めに復習をしましょう。テストで苦手だった分野の教科書や参考書を読みなおす、くらいで大丈夫でしょうか。

問題練習などは、テスト返却後にしたほうが効率的だと思います。なぜならテストで正解した問題は練習する必要が無いので。

どうしても問題練習をするなら、教科書の復習はどうせ返却日に行うだろうし(学校にも寄る)、なら返却前の自主的な復習では参考書を中心に練習するほうが効率的かもしれません。

学校で後日に問題練習の時間が確保されてるものを、いちいち家庭で練習しても手間が重複してしまい、時間がもったいないからです。


テスト期間終了後に復習をして理解しても、もはやテストの点数は上がらないのですが、しかしそれでもテスト期間直後から復習をするべきなのです。

学校のテストに限らず、中3ころの模試(もし)などでも同様、期間終了の直後に復習をはじめると良いでしょう。模試の成績は上がりませんが、それでも復習をすべきです。

その他[編集]

自習はキリのいい所で終わらせない[編集]

学校の勉強に限らず、長期的な自習のスタイルを確立する際のコツなのですが、家庭学習などの自習では、キリの良いところで終わらせない、というのがコツです[31]

なぜなら、翌日などに再開するとき、時間がたってるので記憶が少しうすれている状況ですが、しかし途中まで出来上がってるので思い出しやすく、再開しやすいからです。

5教科の勉強に限らず、趣味で絵の練習をするときなどにも使える勉強テクニックです。

仕事のしかたとは違います。(仕事はキリのいいところで終わらせたほうが、他人と共同作業をしやすい。)

音楽は聴かないのが基本[編集]

音楽を使って興奮させる勉強法などを提唱する人もいますが、代わりに集中力が下がりますので[32][33]、特に理系科目や予習など思考力を使う勉強には向きません。特に歌詞がついていると、歌詞の内容に気を取られてしまうので、集中力が大きく下がります[34][35]

このように音楽の勉強への活用は難しいので、基本的には音楽は勉強では避けるのが安全です[36][37]

どうしても音楽を勉強に活用するなら、漢字や英単語の書き取りや用語の書き取りなどの暗記科目で頭を使わない部分で、歌詞なしの音楽を使いましょう[38][39]


ほか、音楽を使っていい場合とは、たとえば、別の音楽を消す場合などです。たとえば家族のテレビの音がうるさくて気が散るので、自分の携帯音楽プレーヤーで、聴きなれた曲を聴くとかの場合です。

実技教科の定期テスト[編集]

実技教科の定期テストでは、発想力や記述力が問われることはほとんどないので、用語をしっかり暗記して漢字などで正確に書けるようになればOKです[40]

上記はあくまで定期テストだけの話ですので、テストとは別に、提出物などの課題なども頑張ってください。

勉強は自分の努力が問われる[編集]

競争試験は、人を蹴落とすことが不可能です[41]。たとえば、Aさんがクラスで1位をとっても、Aさんは別にほかの生徒の邪魔をしていません[42]

読者は「当たり前じゃん?」と思うかもしれませんが、しかし教育学者のなかには、このような当たり前のことすら理解できない人も実在して、そのような教育学者でも大学教科書を執筆しています。そのような教育学者の珍説を決して読者の中学生は相手にしないようにしましょう。

2年終了前に地元の高校イベントの見学を開始しよう[編集]

中学生活とは関係ないのですが、高校受験のさい、中1~中2のうちにある程度の高校見学をしとかないと、人によっては高校進学後にイメージと違っていたりして不本意な結果になりかねません。

なので、志望校の多い人は、地元や近隣の高校の学校説明会や文化祭などの見学を、中1~中2のうちに開始したほうが良いと思います。学校説明会は受験を意識し始める中2が良いでしょうか。文化祭は中1から行っても大丈夫だと思います。

中3ではなく、なぜ中2の終わる前までかというと、もし3年生になってからだとスケジュール的に受験勉強などと重なって、行きづらいからです[43]

いっぽう、2年生はまだ受験勉強が本格化していないので、そのうちに、志望校のうち近所にある高校の文化祭などは見学してしまうと良いでしょう。(小学校の高学年で文化祭の見学を済ますという手もあります。実際、文化祭を見学すると、来客に小学生くらいの子どももいたりする)


ただし、あまり多くの高校に見学するのは、いくら中1~中2といえでもスケジュール的に無理なので、ある程度は数を絞りましょう。

気になってる高校が多い人は、2年生が終わる前に学校説明会や文化祭を見学しておくのが良いです[44]

中学の部活で文化部に入っていて、高校でも文化部を続けたい人などは、2年終了よりも前のうちに文化祭を見学すると効率的かもしれません。

なお、高校の体育祭は、中学生は見学できない高校が大半です(その高校の生徒の保護者くらいしか見学できないのが普通です)。


なお、中3では、本命上位のところだけイベントに見学に行くのが良いでしょう[45]

ただし、高校によっては文化祭を生徒の保護者・家族以外に公開していない場合もありますので、その場合は文化祭はあきらめて、学校説明会などで情報収集をしましょう。


もっとも、文化祭は体験しなくても、学校説明会で、大体は解決します。


睡眠と食事はとる[編集]

テスト前などに徹夜をする人がいますが、しかし翌日(夜明け後)の集中力が下がって非効率になるだけなので、徹夜せずに夜は寝てください[46]

ふだんも、真夜中になる前に寝ましょう[47]


食事も同様、取りましょう。食事を抜いて空腹になると、集中力が下がります[48]。ダイエットもやめましょう[49]

なお、テスト前は、おなかを壊さないように、刺身(さしみ)[50]や冷たいもの[51]は、さけましょう。

無駄な時間を減らす[編集]

書籍『中学生のためのすごい勉強法』が言うには、勉強と部活を両立するためには、無駄なことをする時間を減らす必要があります[52]

なにが「無駄」かは参考文献には書かれていないですが、たとえばテレビのスポーツ番組を見てもスポーツは基本、上達しないのが常識です。自分で体を動かしてスポーツの練習をしない限り、多くのスポーツは上達はしません。見るだけで上達するなら、いまごろテレビ視聴者の多くはプロスポーツ選手ですが、現実はそうなっていません。

アニメや漫画やそのほかのイラストを見ても、見るだけでは中学以降は画力はあまり上達しないでしょう。ストーリーづくりはどうか知りません。

楽器の演奏も同様で、いくら音楽を聴こうが、音楽番組で新曲を知ろうが、楽器の練習をしないかぎりは演奏は上達しないでしょう。作曲はどうか知りません。

まあ、料理を食べるだけでは、料理をつくるのは上手くならないのが普通なのと同様です。人生で初めて食べる料理なら別かもしれませんが。


人間は新しい人と出会ったことをきっかけに成長しますが(学友との出会いを思い出してください)、だからと言って、やみくもに都会で人通りの多いところを通行していても、あなたは何も成長しないのと同じことです。

それと同様、テレビやら雑誌で、やみくもに新しいだけの情報を仕入れても、それはたとえば混雑した街中で通行人をたくさん見たからといってコミュニケーション能力も磨かれてなければ人脈が増えてもいないのと似たことでしかなく、あなたの成長には役立たない場合が多いでしょう。

睡眠中に人体はホルモン分泌(ぶんぴつ)をして成長するからといって、朝から晩までずっと寝転がってばかりで何も勉強の本を読まずにスポーツの練習もしなければ絵や楽器や歌の練習もしない人は、なにも成長しないのと同様でしょう。

娯楽を消費してるだけで成長するという勘違いを辞めましょう。

塾の種類[編集]

ひとくちに「塾」(じゅく)、「学習塾」といっても、じつは種類があります。

学校の定期テスト対策や、習った範囲で分からないところや身についてないところを重点的に学ぶ「補習塾」と、

主に入試対策を行う「進学塾」があります[53]


中学の図書室の注意点[編集]

基本[編集]

学力をつける勉強の目的では、中学の図書室は、特に必要は無いです。学力をつけるには、検定教科書に加えて市販の参考書を読んで、問題集をこなさなければなりません。

中学の場合、図書室を使うとしたら、調べ学習で必要なときか、なにか気になったことがあって調べたいときだけ、図書室で本を借りれば十分でしょう。

よく、「国語の学習のために名作の小説を読め」とか言う大人がいますが、しかし、とりあえず年に1~2冊の短編でも読めば、国語の受験勉強のための読書としては十分です。高校受験は、近代小説とか読まなくても突破できます。そもそも、そういうのを読まないで済ますために中高の国語の教科書や参考書があるのです。なので、小説を読み漁ってるヒマがあるなら参考書を読んでください。

授業の小説と、読書感想文の宿題以外、小説を読む必要はありません。

理科や社会科なども同様、図書室は普段は使う必要がありません。そもそも図書室の本は内容の古いものも多いので、社会科の地理や公民の学習には適さないです。


検定教科書や資料集は、内容が毎年、更新され、その年の学生に新規に購入されます。しかし図書室の本は、そんなに頻繁には買い替えをされません。また、本の内容自体が、十数年ものあいだ更新されないのが普通です。場合によっては、一度も更新されない書籍も一般書にはあります。

こういう事情があるため、中学では図書室を中心にした学習は、あまりオススメできません。参考書を中心に学習してください。


低品質な一般書のまぎれる問題[編集]

ほか、図書室だけに限った話題ではないのですが、市販の書店などにもあるような一般書は、必ずしも内容が正しいとは限りません。マニアックな内容の書籍の場合で小中高で習わない内容を扱った書籍など、たとえば「東ヨーロッパの18世紀の△△文化」みたいに現代日本人にはなじみのうすい文化とかの話題を扱った書籍だと(別にヨーロッパでなくともアフリカ大陸の国家でも中央アジアでも何でも構いません)、書籍の内容の一部または多くが著者の勘違いなどにより、正しくない場合、もしくは正しさが出版社によって確認できていない場合もあります。日本の出版社の編集員は日本人ですので、ヨーロッパやアフリカなどの細かい話題は分かりません。あるいは、著者が悪質だと、そもそも内容が間違っているのを把握した上で、事実よりも読者ウケを重視しているような場合もあります。たとえそういう低品質な書籍であっても、学校図書室や市民図書館などに蔵書として置いてある場合もあります。日本国憲法には「言論の自由」があるので、低品質な書籍であっても出版禁止にできません。

著者が明らかに嘘をついている本はまあ論外としても、悪気が無くとも内容の一部が間違ってしまっている本もあるし、間違ってしまっている内容の本でも細かい活字でいかめしい装丁(そうてい)で、あたかも信ぴょう性の高そうな形状の出版物の場合もあります。マニアックすぎる分野だと、「この本の内容は間違っている」という批判が本当なのかをどうかすら確認するのも一苦労であり、著者の方針によっては批判に対する確認作業が行われない場合もあります。

こういった、正しさの確認できないマニアック一般書などの存在もあるので、なので普段の読書はできれば参考書を中心に行ったほうが良いでしょう。参考書ばかり読むのはガリ勉みたいで気が引けるかもしれませんが、しかし子供のころは現状では、参考書と学校教科書および副教材を中心に読書せざるを得ません。

また、どうしてもレポート課題などで、一般書を読む場合、あまりマニアックすぎるテーマを掲げないのが安全です(マニアックすぎると、信頼性の高い文献を見つけるのが困難になります)。あるていど文献の量が多い、複数の著者の意見を確認できそうな少し非マニアックなテーマを選びましょう。それぞれの著者の、複数の異なった研究手法で検証できるような、あるていどの非マニアックさのあるテーマを選ぶ必要があります(中学高校の段階では)。

文献を探す際、著者の肩書などで、その著者が大学研究者や公共機関(たとえば国立研究所や博物館員など)などの者かどうかなども確認する必要があります。少なくとも参考文献のひとつには、そういう信頼性の高い組織の肩書の著者がいるのが望ましいです。

完全には教育内容は全国共通ではない[編集]

副教科の地域差や男女差など[編集]

文部科学省の学習指導要領があるので、公立中学の教育内容の最低基準は全国共通ですが、実際にはそれ以外の部分の教育は公立中学といえども、必ずしも授業全部が全国共通ではありません。

高校入試とは関係ない科目ですが、特に保健体育、家庭科、技術科、美術、音楽、などの教科といった、いわゆる「副教科」、つまり一般の公立高校の入試に出ない教科では(つまり「国数英理社」以外)、教育内容に若干の地域差や学校間の差もあります。公立中学校どうしでも、隣町の中学とは微妙に教育内容が違うこともあります。

副教科では、座学だけなら時間は足りますが、しかし(座学ではなく)実習まで含めると、教科書・資料集に紹介されている実習をすべて授業で扱うのは授業時間的にも不可能ですし、予算もきびしいですし、教員にとっても過労になります。だからか公立中学校ごとに、「うちの中学ではどの単元を実習で扱って、どの単元を実習で扱わないか」などの取捨選択(しゅしゃせんたく)があります。

高校入試では、公立高校入試の共通テスト対策では、基本的には副教科の内容は出題されません。

ただし、理科の生物や、社会科の公民の分野などと関わる部分は、高校入試で間接的に問われる可能性があります。ですが対策としては、5教科の参考書を読んでおけば問題ありません。


というか、高校受験参考書にある発展的な内容の元ネタのひとつが、そういうのです。

なので、受験勉強では、もし難関高校などを受験する場合は、5教科の参考書を読みましょう。


ほか、もし美術科高校、音楽科高校、体育科高校などを受験する場合は、授業だけに頼らず部活などの機会も活用すると安全でしょうか。

選択授業[編集]

一部の中学校では、普通の一斉以外に、選択授業などで、希望に応じて、保健体育、家庭科、技術科、美術、音楽など副教科のうち1教科を選んで、週1で授業を受けられる場合もあり、2~3年生などにそういう選択授業があったりします。公立中学校でもある場合があります。

中学の選択授業の時点では、べつに選んだ選択教科によって進路が決まったりしないので、好きな授業を選んでください。(高校は少し別で、私大への指定校推薦などに関わるので、注意が必要。詳しくは高校側の学習方法ページで説明する。)

もっとも、なるべく志望の進路にあわせた授業を選択したほうが、練習機会とかも増えるので、受験対策としては志望にあった教科を選択するのが無難です。(しかし、も志望外を選んでも、視野を広げるのに役立つので、まったくの無駄にはなりません。とりえあえず中学の時点では。)


体育の領域選択

あるいは、たとえば体育など指導要領にある競技が多種多様なので、その中で好きな競技を選択する(ただし学校にある設備で可能な協議にかぎる)、と言うようなタイプ(「体育の領域選択」[54])の選択授業の場合もあります。

たとえば、体育館の中で出来る競技を、希望に応じて選ぶ、みたいな。バスケ、卓球、バトミントン、バレーボールなど体育館内の競技を選ぶ、みたいな事をしたりします。体育教師は体育館をときどき見に来る、的なヤツです(半分、部活みたいに自主練をする場合もある)。バスケ部員が先生代わりになって非バスケ部の生徒に教えるアレです。

なので、もしかしたら運動部の人で室内競技の人は、教師から領域を指定されるかもしれません。


卓球やバトミントンや(体育館ではないですが)テニスなどの一部の競技は、一度にプレイできる人数が限られているルールなので、共通の一斉授業では扱わずに選択授業でだけ扱うような場合もあります。

もしサッカーだったら本来はイレブン(11人)なので20人でまあ2倍くらいなら授業ではプレイしたりもできますが、しかし卓球とかテニスといった本来は2人(ダブルス)の競技を20人プレイはさすがに10倍なので無理ですので。

2023年現在、中学生の体育は男女共通になっています。これは、トランスジェンダーの生徒でも安心して授業をうけるようにするためです。しかし、女子はどうしても体力面で劣るので、男子が優勢になってしまいます[55]

語学

地域の実情によって、選択授業で中国語や韓国語など、公立中学でも選択授業があるかもしれませんが、しかし高校入試には出ない科目です。一般の高校入試に出る「外国語」の出題内容は、あくまで英語です。

高校受験でたとえ「国際科」や「外国語科」などを受験する場合でも、基本的には高校入試での「外国語」教科の出題内容は英語だけです。たとえその高校の国際科に第二外国語の授業があって、仏(フランス)・独(ドイツ)・中(チャイナ)・韓(コリア)の言語のうち1つを選択できても、しかし高校受験の時点では外国語はあくまで英語のみです。誤解しないように。


私立中学校によっては選択授業でフランス語など第二外国語を扱う場合がありますが[56]、しかし一般の高校入試には基本的にはフランス語などは出ないことに注意してください。公立中学の人は深入りしすぎないようにしてください。私立高校受験ですら、高校入試の外国語教科の出題は、基本的には英語だけです。

脚注[編集]

注釈[編集]

参考文献のうち書籍[編集]

  • 『行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書』、2020年3月21日 初版発行、KADOKAWA、
  • 『やる気を出したい人 成績を上げたい人のための 中学の勉強のトリセツ』、GAKKEN、2020年2月10日 第8版発行、
  • みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、
  • ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、
  • 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、
  • 坂本七郎 著『マンガでわかる! 中学生からの最強の勉強法』、ナツメ社、2023年5月10日 第9刷発行、
  • 石田勝紀 著『中学生の勉強法 ver2.0』、新興出版社、2023年2月1日 初版発行、
  • 梁川由香 著『勉強のトリセツ』、GAKKEN、2022年3月8日 改訂版 第1刷発行、
  • 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、

出典[編集]

  1. ^ 前編集者によるとゆっくりムービーメーカー3以前は動画編集作業に関しては他ソフトを使用しなければならず、こちらのバージョンのほうが便利であるとのこと。
  2. ^ 2.0 2.1 2.2 『行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書』、2020年3月21日 初版発行、KADOKAWA、(たぶん)32ページ(ページ数が書いてないページなので)、
  3. ^ 3.0 3.1 『やる気を出したい人 成績を上げたい人のための 中学の勉強のトリセツ』、GAKKEN、2020年2月10日 第8版発行、44ページ、
  4. ^ 4.0 4.1 『やる気を出したい人 成績を上げたい人のための 中学の勉強のトリセツ』、GAKKEN、2020年2月10日 第8版発行、28ページおよび29ページ、
  5. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P166
  6. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P166
  7. ^ 7.0 7.1 『行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書』、2020年3月21日 初版発行、KADOKAWA、(たぶん)33ページ
  8. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P82
  9. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P82
  10. ^ 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、P102、
  11. ^ 坂本七郎 著『マンガでわかる! 中学生からの最強の勉強法』、ナツメ社、2023年5月10日 第9刷発行、P53
  12. ^ 石田勝紀 著『中学生の勉強法 ver2.0』、新興出版社、2023年2月1日 初版発行、P69
  13. ^ 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、P102、
  14. ^ 坂本七郎 著『マンガでわかる! 中学生からの最強の勉強法』、ナツメ社、2023年5月10日 第9刷発行、P53
  15. ^ 坂本七郎 著『マンガでわかる! 中学生からの最強の勉強法』、ナツメ社、2023年5月10日 第9刷発行、P53
  16. ^ 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、P59、
  17. ^ 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、P61
  18. ^ 坂本七郎 著『マンガでわかる! 中学生からの最強の勉強法』、ナツメ社、2023年5月10日 第9刷発行、P77
  19. ^ 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、P103、
  20. ^ 梁川由香 著『勉強のトリセツ』、GAKKEN、2022年3月8日 改訂版 第1刷発行、P46
  21. ^ 國立拓治 著『くにたて式 中学勉強法』、大和出版、2023年4月28日 11刷発行、P5
  22. ^ 梁川由香 著『勉強のトリセツ』、GAKKEN、2022年3月8日 改訂版 第1刷発行、P46
  23. ^ 『教科書Q&A:文部科学省』 2020年8月22日に閲覧して確認.
  24. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P82
  25. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P83
  26. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P83
  27. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P83
  28. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P176
  29. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P180
  30. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.78
  31. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P82
  32. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P88
  33. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.134
  34. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P88
  35. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.134
  36. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P88
  37. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.134
  38. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P86
  39. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P88
  40. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P167
  41. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P188
  42. ^ みおりん 著『やる気も成績もぐんぐんアップ! 中学生のおうち勉強法入門』、2022年2月15日 初版 第1刷 発行、P188
  43. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P42
  44. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P43
  45. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P43
  46. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P94
  47. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P94
  48. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.134
  49. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.137
  50. ^ 葉一(はいち) 著『自宅学習の教科書』、2021年3月16日 8刷発行、P.134
  51. ^ みおりん 著『中学生のおうち高校受験勉強法』、2023年2月25日 初版 第1刷 発行、P172
  52. ^ ラオ 著『中学生のためのすごい勉強法』、2023年3月25日 初版 第1刷発行、P116
  53. ^ みおりん 著『中学生のおうち高校受験勉強法』、2023年2月25日 初版 第1刷 発行、P70
  54. ^ 『中学校「選択教科」拡大を考える (205 号 1992.3)』
  55. ^ 朝日新聞「中学体育の「男女共習」から3年目 7割の学校が「全種目で実施」」より
  56. ^ 慶應義塾中等部

関連項目[編集]