民法第509条

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法学民事法コンメンタール民法第3編 債権 (コンメンタール民法)民法第509条

条文[編集]

不法行為により生じた債権を受働債権とする相殺の禁止)

第509条
債務が不法行為によって生じたときは、その債務者は、相殺をもって債権者に対抗することができない。

解説[編集]

相殺についての特則規定である。

損害賠償等、不法行為によって生じた債権を受動債権とする相殺を禁じている。不法行為の被害者に現実の弁済による損害の填補を受けさせることと、不法行為の誘発を防止することを目的としている。なお、反対解釈により、不法行為によって生じた債権を自働債権とする相殺は許容される。

参照条文[編集]

判例[編集]


前条:
民法第508条
(時効により消滅した債権を自働債権とする相殺)
民法
第3編 債権
第1章 総則
第5節 債権の消滅
次条:
民法第510条
(差押禁止債権を受働債権とする相殺の禁止)


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