行政不服審査法第41条

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法学行政法コンメンタール行政不服審査法

条文[編集]

(審理手続の終結)

第41条
  1. 審理員は、必要な審理を終えたと認めるときは、審理手続を終結するものとする。
  2. 前項に定めるもののほか、審理員は、次の各号のいずれかに該当するときは、審理手続を終結することができる。
    一 次のイからホまでに掲げる規定の相当の期間内に、当該イからホまでに定める物件が提出されない場合において、更に一定の期間を示して、当該物件の提出を求めたにもかかわらず、当該提出期間内に当該物件が提出されなかったとき。
    イ 第29条第2項 弁明書
    ロ 第30条第1項後段 反論書
    ハ 第30条第2項後段 意見書
    ニ 第32条第3項 証拠書類若しくは証拠物又は書類その他の物件
    ホ 第33条前段 書類その他の物件
    二 申立人が、正当な理由なく、口頭意見陳述に出頭しないとき。
  3. 審理員が前二項の規定により審理手続を終結したときは、速やかに、審理関係人に対し、審理手続を終結した旨並びに次条第1項に規定する審理員意見書及び事件記録(審査請求書、弁明書その他審査請求に係る事件に関する書類その他の物件のうち政令で定めるものをいう。同条第2項及び第43条第2項において同じ。)を審査庁に提出する予定時期を通知するものとする。当該予定時期を変更したときも、同様とする。

解説[編集]

参照条文[編集]

判例[編集]


前条:
第40条
(審理員による執行停止の意見書の提出)
行政不服審査法
第2章 審査請求
第3節 審理手続
次条:
第42条
(審理員意見書)


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