民法第147条

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法学民事法民法コンメンタール民法第1編 総則 (コンメンタール民法)

条文[編集]

時効の中断事由)

第147条
時効は、次に掲げる事由によって中断する。
一  請求
二  差押え仮差押え又は仮処分
三  承認

解説[編集]

時効の中断事由のうち、自然中断でないもの(法定中断事由)を列挙している。

中断の効果[編集]

  • 中断事由が発生すると、時効期間の経過はクリアされ、中断の事由が終了した時又は裁判上の請求によって中断した時効は、判決が確定した時から、新たにその進行を始める(民法第157条)。

対比すべき制度[編集]

時効の停止
一定の事由の発生により、時効の進行を停止させる制度。停止させるべき事由が終了した後、停止前の経過時間に加えて時効が進行する。

法定時効中断の要件[編集]

請求[編集]

裁判上の請求であり、事実としての請求行為(いわゆる催告)ではない。但し、請求訴訟のみを意味せず、訴訟における実質的な請求で足りる(例.消極的確認訴訟(債権等が存在しないことを確認する訴訟)に対する応訴、訴訟物でない権利の主張)。

民事執行[編集]

差押、仮差押、仮処分

承認[編集]

時効を主張すべき者が、自らに権利がないこと、又は、債務が存在することを認めること。

時効期間経過後の承認の効果[編集]

関連条文[編集]

判例[編集]


前条:
民法第146条
(時効の利益の放棄)
民法

第1編 総則
第7章 時効
第1節 総則

次条:
民法第148条
(時効の中断の効力が及ぶ者の範囲)
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